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2007年8月27日号 第4398号  

8月27日号 一主なニュース一

○飲酒運転の根絶を宣言 一市内の自治組織で初芦辺町瀬戸浦々会一

 いまだに後を絶たない飲酒運転の根絶に向けた地域による取り組みの一環として、芦辺町瀬戸浦々会(大久保泰征会長、四百八十一世帯)は二十四日、壱岐警察署で「飲酒運転根絶宣言」を行った。自治組織による宣言は本市初。

○本県と佐賀が「不良」 一7月末、本年産米収穫予想一

 本市でも早期米の刈り取りが始まった=写真=が、東京都の民間調査会社・米穀データバンクはこのほど、二〇〇七年産水稲の作柄予想を発表した。
 発表によると、七月三十一日現在、全国の作況指数は九九(平年作=一〇〇)で「平年並み」の予想となっている。本県は九四以下の「不良」。

○本市は2010年に2万人台 一シンクながさき県内2005~2030人口推計一

 県下市町村と民間団体の出資により、平成十四年に業務を開始した(財)シンクながさきがまとめた県内の将来人口推計によると、本市の人口は、三年後の二〇一〇年には三万人を割り、二万九千二百五人となることがわかった。

○壱岐選抜が堂々の連覇 =国土交通大臣杯= 一第3回離島交流少年野球大会一

 国土交通大臣杯・第3回離島交流少年野球大会(同実行委員会など主催)が17日から19日までの3日間、対馬市、美津島総合公園野球場など2会場で開かれ、本市選抜チーム(松永利孝監督、20人)が優勝、見事昨年に続き2連覇を飾った。


優勝した本市選抜チーム

○いよいよ9月1日開催 一多くの観戦、応援を!一
 一第10回一支國幼児相撲大会一


 毎年島内外から参加があり、大人顔負けの迫力ある取り組みが繰り広げられる第10回一支國幼児相撲大会が今年は9月1日午前9時半から、芦辺町、離島センター全天候型多目的広場で開かれる。

○ 優勝は83キロで山口凌央奈くん 一郷ノ浦町庄北部青年部一
一第5回 カボチャ収穫祭一


郷ノ浦町庄北部青年部・育成部は二十六日、同地区公民館近くのカボチャ農園で栽培したカボチャ約百個を収穫する第五回カボチャ収穫祭を開いた。
地域の子どもたちが、自然に親しみ生命を育む体験を通して、豊かな心を育む一助に一と行われ、午前中には近くの道路の清掃活動も行った。
収穫祭では、大切に子どもたちが育てたカボチャ大小約百個が会場に運び込まれ、重さを競うコンテストで山口凌央奈くん(5つ)が育てたカボチャが八十三キロで優勝した。二位の重量は四十八キロ、三位は四十六キロ。


大カボチャと記念写真に収まる子どもたち

〇 優勝はチーム海藍(福岡市) 一KBC武内アナ43・4キロのシロカジキをゲット一 
一第11回玄海灘ビルフィッシュトーナメント一

 
第十一回玄海灘ビルフィッシュトーナメント(西福岡マリーナ・マリノア主催)が二十五日と二十六日の両日、本島北西部の玄界灘で開かれた。
 初日は勝本町湯ノ本湾を基地港に壱岐市長杯をかけて行われ、チーム海藍(福岡市)で、九州文化放送(KBC)の深夜番組「ドォーモ」のロケで参加した同局アナウンサー、武内裕之さん(39)が二メートル二十一センチ、四十三・四キロのシロカジキを三十ポンドの太さのラインで釣り上げ優勝を飾った。
 一部始終は九月四日に放送される予定という(変更の場合もある)。


写真中央で竿を手にするKBC・武内アナウンサー

○社説 飲酒運転根絶宣言

 全国的に飲酒運転事故が後を絶たないが、昨年八月二十五日、福岡市東区の橋で、当時、福岡市職員だった男性が飲酒運転をして、家族五人が乗った自家用車に追突、車は欄干から海に転落し、一家の幼児三人が犠牲となる事故が発生して一年が過ぎた。
 この事件を機に、国民に飲酒運転の撲滅と厳罰化への機運が高まり、罰金の大幅な増額、悪質な運転の罰則を強めた自動車運転過失致死傷罪が施行され、企業や団体、個人と真摯な取り組みが展開される一方で、全国各地で飲酒運転が原因とされる事故は後を絶たず、数日前にも福岡市職員による事故が起きている。
 そうした中で、地域での取り組みの一環として、芦辺町瀬戸浦々会が自治組織として本市では初めて「飲酒運転根絶宣言」を、壱岐署の檀浦栄造署長を前に行い、地域住民の総意として「安全で住みよい町を目指し▽酒を飲んだら運転しない▽運転前には酒を飲まない▽運転手に酒を出さない一飲酒運転三ない運動を推進し、飲酒運転根絶宣言をする」と宣言、事故のない安全で快適な地域社会の実現を目指すことを誓ったことは意義深い。
 はたして、先日も堂々と缶ビールを飲んだ後に軽トラックを運転、空き缶をほうり投げて走り去る男性ドライバーを見掛けたが、これだけ飲酒運転根絶への機運が高まり、午前零時以後は飲酒しない運転者が増える中で、そんな運転者を見ると非常に残念に思うが、数日前テレビ番組で、飲酒運転をするドライバーはほぼ常習者であり、アルコール依存症になっている場合が多い一ということをアピールしていた。飲酒運転をやめられない人は、その点もチェックしておくことが望まれよう。
 飲酒運転をすることは、自他共に重大な事故に巻き込む可能性が非常に高く、見方を変えると殺人にも等しい行為であろう。壱岐署管内では今年、今のところ飲酒による死亡事故は発生していないが、今月二十四日現在で十二人が検挙されており、罰金が高額ということもあってか、昨年同期に比べて大幅に減っているが、この検挙数も氷山の一角であり、本市の交通社会も未だ大きな危険をはらんでいる。
 事故は、起こした本人、その家族だけでなく、相手があるなら被害者とその家族を巻き込んで非常に悲惨な現実が目の前で展開される。毎年の慰霊祭に参加する遺族の悲しみは、取材する我々にも強く伝わり、自分が担う交通安全の責任の重さが痛感される。市民皆で飲酒運転根絶はもちろん、交通安全宣言をして、安全で明るいまちづくりを推進しよう。

○ひとしずく

今夏で六回目となる佐世保市、アルカス佐世保で、日本を代表するバイオリニスト、コンサートマスターであり本市でも六回の演奏会を行っている豊嶋泰嗣さんのソロと合奏のレッスンが二十日から四日間開かれ、最終日の二十四日に出かけた▼レッスンには今回も東京、福岡、長崎市などの小学五年生からプロの演奏家まで六人が受講、受講者たちはバロック音楽からロマン派、十九世紀から二十世紀前半に活躍した偉大なバイオリニストが作曲した作品を取り上げ、発表直前のリハーサルでも豊嶋さんが伝えようとする技術的、音楽的なニュアンスを何とか身につけよう一と頑張っていた▼発表会では全員が期間中で一番の演奏を、会場に足を運んだ音楽ファンに披露し、合奏では豊嶋さんをコンサートマスターに、合奏の楽しさを十分に体験したようだった。指揮をした豊嶋さんの伴奏者・藤田雅さんをはじめ、受講者たちからは、コンサートマスターの重要性を再認識する言葉が聞かれた▼この発表会、リハーサルを聴いて、特にクラシック音楽を学ぶ上で、常日ごろから自分が習っている曲はもちろん、多くの作品を録音されたものでも、聴いていることの大切さを痛感した。そのニュアンスを感じ取り理解する上でも、演奏する曲を自分なりに表現する際にも同様で、”常日ごろから音楽を聴く”ということの大きさが意識された。

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2007年8月21日号 第4397号  

8月21日号 一主なニュース一

○ホールに響く爽やかな歌声 一5団体、延べ113人が参加一
 一第1回『壱岐市・市民合唱祭』一


 市内でそれぞれに活動を展開するコーラスグループが一堂に会し、合同合唱やそれぞれのグループによる合唱を聴かせる本市初の「壱岐市市民合唱祭」(同合唱祭実行委員会主催、市・市教委後援)が十九日午後、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。


オープニングで市歌・壱岐洋々を披露するコールリーベ、壱岐混声、さわやか混声の3合唱団

○男子佐世保大塔、女子曽根葛原がV =島外から18チームが参加=
 一NECレッドロケッツ杯バレーボール大会一


 第3回NECレッドロケッツ杯小学生バレーボール大会(同実行委員会主催)が18日と19日の両日、石田スポーツセンターをメイン会場に5会場で開かれ、どの会場でも選手たちのファインプレーが、大会ムードを大いに盛り上げた。
 同大会には、男子の部に佐世保大塔クラブ(佐世保市)、江川ジュニア(北九州市)、盈科、石田の4チーム、女子の部に市内全18チームと福岡市、対馬市、佐賀県多久市など島外18チームの合わせて36チームが出場、そのうち島外からは選手とその保護者約350人が来島。市内外の様々なユニホームの選手が一堂に会し、2日間の日程で対戦、交流した。


元気いっぱい、厳しい残暑を吹き飛ばすような選手たちのプレーが光った大会

○社説 キィーワードは「育てる」地域文化、壱岐市づくりも

 残暑が厳しい毎日が続いているが先の日曜日、郷ノ浦町、文化ホールで、市内のコールリーベ女声合唱団、壱岐混声合唱団、さわやか混声合唱団、コーラスグループ卑弥呼、壱岐文化ホールジュニア合唱団の五グループが一堂に会し、第一回壱岐市市民合唱祭(同合唱祭実行委員会主催)が市、市教育委員会の後援を受けて開かれ、その歌声は、猛暑と呼ばれる暑い日々の中で、涼しく心地好い風となり、この体・心を吹き抜けていったようだった。
 本市初のこの市民合唱祭は、島内の旧四町が合併して市になったこともあり、コーラスを愛する者同志で組織された市内5合唱団が、それぞれの活動を展開する中で、一つに心を合わせて本格的なジョイント活動を実施し、この合唱祭のステージをきっかけに、これまで以上に各合唱団が連携を深める一方で、それぞれの活動をより充実させよう一と、各合唱団が協力し合い開かれたという。
 今回実行委員長を務めた山内和子さんは、”歌声”とは癒し癒されるものであり、この市民合唱祭を機に、各合唱団がつながり、切磋琢磨しながら、壱岐独特の雰囲気があり、夏がくるたび市民皆に思い出してもらえる市民合唱祭に一などと開会のあいさつで述べた通り、初の市民合唱祭は、百人を超える五グループの団員が、一つのステージを創るというテーマの下で心合わせた取り組みであり、三グループによるジョイント、各グループそれぞれの発表と、四部構成のプログラムもよく、”大成功”といってもよいものであった。
 それにしても、こうした音楽の分野に関する市民の関心が薄いのか、この日は今夏を送るようなイベントが筒城浜海水浴場とツインズビーチで開かれたためか、聴衆の少なさは驚くべきものだった。こうした文化を育ててゆくことを合唱団のメンバーたちや様々に活動する人たちに委ねるだけでなく、もっと多くの市民に来場してもらい、一足早い”芸術の秋”の香りを、出演者たちと一緒に楽しむといった形で、合唱祭はもちろん、様々な文化行事にも参加してほしい。聴き手、観客のいないステージは成立しないし、その数は出演者を激励するものである。つまり、市民一人ひとりが、ここでも主役一舞台を構成する重要な存在なのである。
 何においても、本市では”育てる”という言葉はキィーワードで、多くの難しさを有しており、例えば、後方からの人たちを信じて様々な局面を任せ、責任は自分にという形を求められる。が、育てなければめぐりくるそのツケは重く、文化面でも同様であり、希望一壱岐市づくりにも大きな意味を持っていよう。

○ひとしずく

このところ高校野球=夏の甲子園=から目が離せない▼今大会では、前大会のように極端な人気をつかむスター選手は見られないが、有名な全国区のチームを相手にミラクルと言っても過言ではない戦いぶりで、開幕戦、再試合、サヨナラと、粘りで勝利を手にしてきた佐賀北(佐賀県)▼紹介するテレビ局の報道などからは、とても考えられないような戦いぶり、試合ごとにたくましさを増しながらチームワークで勝ち上がり、ベスト4入りを果たした長崎日大の活躍が気になり、その他にも、それは熱い感動の試合を展開する選手たちの姿が観たいからである▼長崎日大の夏の甲子園4強入りは、県勢としては本市出身の酒井圭一投手(元ヤクルト)を擁した一九七六年の海星以来三十一年ぶりの快挙という。そんな長崎日大と佐賀北が大会十四日目、きょう二十一日午後一時半(予定)から、決勝進出をかけて激突する。どちらも勝たせてやりたいと思うのは人情であろうか…。どんなドラマが生まれるのか▼その準決勝の第一試合は、春の甲子園で優勝した春夏連覇を目指す常葉菊川(静岡県)と広島の強豪、広陵が対戦する。どちらも見事な戦いぶりで勝ち抜いてきたチームだけに厳しいゲームが予想される。好ゲームを期待したい▼今大会も二十二日に終わる。地方予戦からここまで、大会を支えた全球児たちに”感謝”。

2007年8月16日号 第4396号 

8月16日号 一主なニュース一

○本市牛10頭が県代表に 一全国和牛能力共進会・県代表牛選考会一

「ながさき和牛」能力向上推進協議会(会長・吉野誠治本市農協組合長)主催の第九回全国和牛能力共進会・長崎県代表牛選考会が八日、平戸市、JAながさき西海・平戸口中央家畜市場で開かれ、本県代表牛二十六頭が決定した。
当日は生産者や農業関係団体、市町、県などから約千二百人が参加。本市からは七月三日に壱岐家畜市場で行われた選考会を通過した十五頭が出場、県代表牛二十六頭のうち、本市からの出場牛が十頭入り、「壱岐牛」の質の高さが伺われる結果となった。

○今年も壱岐空港で「空の日」イベント

 来月九月二十日は「空の日」で、同日を前に今年も壱岐空港「空の日」イベント二〇〇七(同実行委員会主催)が来月二日午前十時から午後一時まで、石田町、壱岐空港で開催される。

○国際コンペに出品も =本市でオールロケ= 一短編映画『閃光』(仮題)

 滋賀県出身でフランス在住の映画監督・河村勇樹氏(27)による短編映画「閃光」(仮題)の撮影が今月一日から八日まで、市内各地で行われたが九日、市役所地下会議室で製作記者会見が開かれた。
 作品は、河村監督の実体験に基づく内容で「自然、いのち、希望」をテーマに、子どもが母親の死を受け入れる様子を、希望とともに本市の自然を舞台に描いた。


記者会見であいさつする濱裕子さん(写真左)と
          河村勇樹監督(前列左から4番目)ら

○第1回壱岐市民合唱祭 一文化ホールで19日14:00開演一

 本市の壱岐混声合唱団、さわやか混声合唱団、コールリーベ壱岐女声合唱団を中心に十九日(日)午後二時から、郷ノ浦町、文化ホールで、第一回壱岐市民合唱祭が開かれる。

○社説 一残暑を無事で元気に一

 二十四節気の一つで、暦の上では、この日から秋が始まるという「立秋」が八日に過ぎて盆もその期間も終えたが、まったく残暑が厳しい毎日で、自分はこの二十年間で一番暑い日が続いているように感じているが、十四日には日本列島は猛暑に覆われ、岩手、秋田、山形、福島、鳥取各県の合計二十一地点で、タイ記録を含め気温が観測史上最高を記録したという。残暑お見舞い申し上げます。
 ここ壱岐でも最高気温が三十度を超える日が続いている。これまであまり”夏バテ”なる言葉を意識したことはないが、年齢や体形も一役買っているのか、からだが少しそうした状態にあるように感じられることもある。それだけこの夏は暑いということか一と思いながら、パソコンの天気情報をのぞいてみると、北海道札幌市でも最高気温が三十三度(十五日)あり、壱岐を一度以上上回っているのには驚かされ、このままでは次の季節・秋の足音が、足早に遠ざかってゆくようで、気が気でない。
 それでも、そろそろ早期米の稲刈りが始まる頃となり、先日深夜にペルセウス流星群を観に行った際、一瞬、秋を思わせる風が吹いたような気もしたが…。この暑い八月は「食品衛生月間」で、食品の衛生管理を徹底し食中毒を予防しよう一と毎年実施されているが、この暑さのためか、よく食中毒に関する報道を目にし、耳にする。食品購入後は賞味期限など参考に、できるだけ早目の調理や手洗いの励行、冷蔵(凍)庫を過信せずに上手に使い、調理器具は清潔に保ち、加熱する食品は十分に加熱する。調理済みの食品も、室内に長く置いたりせず、早目に食べるように心掛け、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」の食中毒予防の三原則を徹底し、残暑、この暑い期間、食中毒を予防したい。
 子どもたち待望の一と始まった夏休みも残すところ二週間余りとなった。二学期がスタートする九月は、一日が「防災の日」で、台風の襲来が多い頃とされる「二百十日」でもある。いよいよ台風シーズンが本番となる。今夏はすでに二つの台風が鹿児島県方面に上陸したものの、壱岐は極端な事態に陥らずに済んでいるが、台風はもちろん大雨や集中豪雨、強風や高波など、自然災害には十分な注意が必要な期間であり、安全に配慮した生活を一で、水難事故にも注意しよう。
 全国的にこの暑さによる熱中症の患者が増え、中には死亡する人もあり、壱岐消防署も市民に、帽子をかぶったり、水分の補給などで予防に努めるよう訴えている。健康には十二分に気を配って、この時季を無事で元気に過ごそう。

○ひとしずく

最近、人気沸騰中のテノール歌手・秋川雅史さんが歌う「千の風になって」のシングルの売り上げが、クラシック系では初めて百万枚を超え、ミリオンセラーを達成したという▼福岡で十年ぐらい前に知り合った友人の妻がその当時、末期ガンで痛みを抑える治療を受けながら小学校で教壇に立ち、いよいよ最期の時期が近づいてからは、自分の体験から入院中の病院で、若い患者たちを励まし勇気づける、というような闘病生活を送り、見事に今回の人生を卒業し旅立った▼とても明るく優しい女性で、会うたびに僕の無茶な食生活を改めるよう注意してくれ、主催した友人の後援会にも顔を見せてくれたりしたが、いよいよの時期が近づいた頃、夫の友人に葬式の方法は音楽葬で、花で葬儀場をいっぱいにして、香典返しには一冊の本・「あとに残された人へ 1000の風」(B6版、三十二ページ、三五館)を配って一と、進行を考え、その友人曰く「妻は僕に最期の夢を託して笑顔で逝った」と▼その本は、とても美しい風景写真の横に、詩の一説が添えられているような形で製作されており、訳はCDと異なり南風椎という人によるもので、音楽で聞いてイメージするのとも違い、言葉を入れたページの空白、横の写真で一層リアルにふくらむイメージがよい▼父が昨年正月に旅立ったが、この本、その歌はずい分と心身にしみいって…。

2007年8月10日号 第4395号  

8月10日号 一主なニュース一

○核兵器廃絶への決意新た 一第62回『長崎原爆の日』一

 今年で六十二回目となる「長崎原爆の日」の九日、爆心地に近い平和公園で、「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」(長崎市主催)が午前十時四十分から、被爆者や慰族、安倍晋三首相ら、約五千五百人が参列して行われ、核兵器の廃絶、平和に向けた決意を新ためて確認した。
 壱岐でも原爆が投下された午前十一時二分に市役所のサイレンが鳴らされ、一分間、原爆の犠牲者に黙祷が捧げられ、市内の小、中、高校各校で平和集会(学習)があり、長崎の悲劇を二度と繰り返すことがないよう誓い、平和への思いを新たにした


県壱岐地方局前に平成8年5月15日に植樹された被爆カキの木二世

○119人が暑さ吹き飛ばす熱戦 =最優秀選手に西田朗くん(盈科4)=
 一第21回全壱岐少年少女空手道大会一


 第21回全壱岐少年少女空手道大会(読売新聞西部本社主催)が5日、石田スポーツセンターで開かれ、暑さを吹き飛ばすような気合のこもった熱戦を展開した。
 同大会には、市内4空手道スポーツ少年団から、幼稚園児から中学生までの119人が出場し、型と組手の2種目で鍛錬の成果を披露し、最優秀選手には型上級、組手4年生以下でいずれも2位に輝いた盈科4年、西田朗くんが選ばれた。


熱戦!小学生組手の部

○無人島の自然を満喫 一=約1000人が上陸=一

第15回 辰ノ島フェスティバル
 環境省の海水浴場百選に選ばれ、蛇ヶ谷など本市を代表する景勝地がある勝本町、辰ノ島海水浴場で五日、今年も「無人島王国・辰ノ島フェスティバル」(同実行委員会主催)が開かれ、無人島の夏、海、自然を存分に楽しんだ。


美しい辰の島海水浴場で夏の一日を楽しむ市民や観光客

〇松永翁の写真展示室完成 一松永記念館一

 石田町出身で“電力の鬼”と称され、日本の電力の普及と振興に努め、経済発展の基礎を築いた先覚者・松永安左エ門翁(一八七五~一九七一)の偉業を後世に伝える目的で、生家跡に建てられた松永記念館・二階展示室のリニューアルがこのほど終わり、記念式典が七日に行われた。
 リニューアルは、写真家・杉山吉良氏が晩年の松永翁を撮影した写真約百枚を有効活用する目的で、六月に九州電力(株)が展示室整備費百七十五万円を寄付、また同社は写真の劣化を防ぎ後世に残そう一とオリジナル写真百枚のうち特徴のある二十枚をデジタル化し保存することにした。


記念式典でのテープカット

〇今夏も筒城野外舞台で 一「壱岐大々神楽」公演一



 壱岐神楽保存会主催の「壱岐大大神楽」公演が今夏も四日夕方から、石田町、筒城ふれあい広場野外ステージで行われ、集まった多くの市民、観光客らが神楽の音、舞いを楽しんだ。

○社説 一『8月』に一

 今月六日は広島平和記念日、昨日九日は長崎原爆の日、そして十五日の終戦記念日と、「八月」は不戦、核兵器の廃絶、平和、生命、愛、環境、地球一と、人々がそれぞれにとって非常に大切な「何か」について、静かにじっくり、深々と、そうした言葉をキィーワードに考え、自分の新たなる行動に連動させてゆくための出発点とすべき「月」なのかもしれない。
 「壱岐市退職女性教職員の会」はこのほど、「戦後六十年を経て 戦争を語りつぐために」と題する冊子(A4版、七十二ページ)を刊行した。冊子は、▽巻頭言▽学徒動員▽戦中戦後の教育・暮らし▽引き揚げ▽亡き人を偲んで▽ふり返って思うこと▽足音(あのと)創刊・二号▽戦中戦後五十年をしのぶ▽いのちの花▽戦中戦後の証言記録集「忘れまじ戦争の記憶」と題した十章から編集されている。
 巻頭言では「一一あの忌まわしい当時を想起している時、段々と昔の軍靴の足音が近づいてきた感じがします。一一再び、過去の惨事を繰り返さないために、私達は戦争に加担することを阻止しなければなりません。ここに掲載されている会員の貴重な記録は、戦争を知らない後世のためにも残し、語り継いで欲しいと願っています」と書かれ、様々に情報が封鎖されることの恐ろしさ、現在、子どもたちの自殺など悲しい事件が耐えず心が痛む。なすべきことは、あの悲惨な戦争を二度と繰り返さず、いつの世までも平和の尊さ、と命の大切さを語り継ぐこと。世界平和は今後の人類の課題では一などとある。
 自分は戦争を知らない世代であるが、平和について想う時、次の文章が思い出される。それは「人は、目の前の命ある存在に対し、自分と同じ命が存在していることを見出せるまで、上下や善悪などをつけて見比べたり、その命を奪うことにすら何の抵抗も意識できず、自分だけでなく、特別な自分たちというかばい合える領域を創出し、異なるもの、理解し難いもの、受け入れたくないもの、そして自分たちの利益につながらないもの、考えを、それらの領域の正義により駆逐しようとする。つまり、自分の命について理解し、その命の尊さを向かう相手に見るまでは、そうした争い、奪い合いを止めることはできない」。
 その一節を思い出すたび平和への遠さが意識され、悲観的な思いに捕らわれそうになるが、今、長崎をはじめ、あちこちで若い世代による平和への活動が芽吹き、そのうねりを高めてきている。そうした若者たちの希望に皆で心を合わせ、その「環」を広げてゆきたいものである。

○ひとしずく

高校球児たちの夢・憧れの大会、第八十九回全国高校野球選手権大会=夏の甲子園=が八日、甲子園球場で始まった▼今大会の第一日目・開幕試合は、七年ぶり二度目の出場・佐賀北(佐賀県)と三年連続で夏の甲子園出場となる福井商(福井県)が対戦、大会の初戦らしく緊張感のある引き締まった好ゲームとなり、佐賀勢が四年ぶりに勝利を収めた▼最近、日本のプロ野球への関心はだいぶ薄れてきたが、春、夏の甲子園は、高校球児たちの直向きなプレー・感動と、テレビ観戦はもちろん、球場に行って”生”で観戦したいとも思うし、もし、親類縁者の中に甲子園に出場するような子どもが現れたら是非とも出掛け、あのスタンドから応援してみたいものである▼読者の方から、四度目の出場となる山口県、岩国に一人、同じく四度目の福岡県、福岡東に二人の三人の選手が、壱岐に縁のある選手たちと連絡があった。岩国はキャプテン・立場川大征選手(三年)、東福岡は吉野和貴選手(三年)、飯田浩平選手(二年)▼試合は東福岡があす十一日の第三試合(13:30~)で富山県、桜井と、岩国は十二日第二試合(12:00~)で福島県、聖光学院と対戦、その次の第三試合に本県、長崎日大が登場、石川県、星稜と当たる▼どの選手たちにも精一杯、悔いの残らないプレーを一と思う。

2007年8月6日号 第4394号  

8月6日号 一主なニュース一

○血統が揃い良い結果に 一総平均格価約53万円、8月子牛市一

 市農協の八月子牛市が一日と二日の両日、芦辺町、壱岐家畜市場で開かれ、平均価格約五十三万二千八百円と前回六月市を約二万八千八百円上回り好調に取引され、販売額は七百四十頭で三億九千四百二十八万七千六百円。

○本市分約88億6,365万円 一平成19年度・普通交付税一

 平成十九年度の普通交付税の県分と市町分の配分額がこのほど決定した。
 本市分は、約八十八億六千三百六十五万円(同一・四%減)で、臨時財政対策債を含めると約九十三億八千二百三十六万円(同一・九%減)で、県内二十三市町では雲仙市に次いで八位。

○記念式典後に一般公開 一松永記念館土蔵展示室一

 九州電力(株)福岡支店からの寄付を受け、改修工事が行われていた石田町、松永記念館の土蔵二階展示室リニューアル記念式典があす七日午前十時から行われる。一般への公開は式典後から予定されており、市民多くの来場、見学が望まれている。

○壱岐勢大いに健闘 一平田大智くん(石田)が全国大会へ一
 =本年度・県中総体=


 本年度県中学校総合体育大会が7月28日から3日間、佐世保市など3会場で開かれたが、本市選手団(団長・田嶋憲治石田校長、227人)は自己ベストを目指し大いに健闘した。
 陸上競技では、石田の平田大智くんが共通男子400メートルで52秒50のタイムで優勝、九州大会への出場を決めたほか、同800メートルでは2分4秒78のタイムで3位に入ったが、予選で2分1秒99のタイムを出し標準記録を突破し全国大会への出場権を得た。
 また、渡良の豊永優さんが共通女子砲丸投げで11メートル16センチで4位に入り、武生水の本田志穂さんが同走り高跳びで1メートル45センチを記録し同じく4位に入賞した。田河の辻川智啓くんは3年男子100メートルで11秒66(市中学新記録)で5位、共通男子走り幅跳びでは6メートル2センチで6位入賞を果たす活躍をみせ、勝本の雨海光毅くんは1年男子1500メートルで4分43秒75のタイムを出し7位に入り来年、再来年の活躍が期待される結果を残した。
 ソフトテニスでは、団体男子で初山が3位に入賞、個人戦では同じく初山の札元俊策・竹藤雅則ペアが準優勝し九州大会への出場を決めた。剣道では、団体男子で石田がベスト8、個人戦では同じく石田の下條祥平くんが3位に入りこちらも九州大会への出場を決める活躍をみせた。ソフトボールでは勝本がベスト8に入った。

○ 新会長に山口銀矢氏 一市社協役員改選一

 市社会福祉協議会の任期満了に伴う役員改選がこのほど行われ、松嶋惣一会長が退任、新たに山口銀矢氏が会長に選ばれた。任期は二年。

〇 鯨伏区地婦人会に道路愛護団体表彰 一緑化推進など道路愛護貢献で一

 八月は国土交通省主唱の「道路ふれあい月間」で、道路の役割や重要性を再認識するための愛護思想の普及活動が全国で展開されているが、同活動の一環として行われている道路愛護団体表彰の同省大臣表彰に本市から鯨伏地区婦人会(殿川八千子会長、九十二人)が選ばれた。そのほか(社)日本道路協会表彰も受賞した。

〇 復元建物8棟を一般公開 一市原の辻プロジェクト室一

 市原の辻プロジェクト室(米倉勇次室長)は二日から、同遺跡保存整備事業で遺跡丘陵部西側に復元されている建物の一般公開を始めた。
 公開されているのは、現在までに復元された八棟で、時間は午前九時から午後四時まで、期間は九月三十日まで。ただし、本年度整備工事の着手状況により公開期間を短縮する場合がある。
 見学資料は同展示館受付で希望者に配布されることになっており、整備事業に活かすためのアンケートもある。
 問い合わせなど詳しくは、同プロジェクト室(電話45-1111)へ。

○社説 一夏休み期間を元気で無事に一

 本年度の第三十二回子ども自転車県大会に、本市から初山小学校の六人が出場し、団体と個人で準優勝した。初山小学校の出場は二十六年連続で、市内には他に競り合うチームがないにもかかわらず、毎年の児童たちの頑張りは見事なものである。
 自転車はこの二十年余り、乗用車に乗るようになってからほとんど乗っていないが、都会などでは駐輪や歩道を走る自転車が人とぶつかり、痛ましい事故が起きるなど問題になってきているようだが、最近、市内でマナーの悪い運転をする人をあまり見掛けなくなってきたが、子どもたちの夏休みも中盤に入り、いよいよ帰省などで人も車も増える時期となるだけに、今一度、交通ルールの遵守とマナーアップを見直し、徹底してこの期間を無事に過ごしたいものである。
 今夏も先月十日から十九日までの十日間、夏の交通安全県民運動が「油断せずいつも心に初心者マーク」をスローガンに、(1)飲酒運転の根絶(2)高齢者の交通事故防止の二点を重点に実施され、夏季の過労などによる交通事故の防止、夏休みの子どもらの事故防止、交通安全ルールの徹底なども加えて行われた。交通事故の記事を書くたびに、普段から交通安全について、もう少し意識を向けてさえいれば一と思う。
 事故は起きてからでは遅いということは、誰もが理解しているはずであるが、当事者、関係者にならないと、なかなか難しいことなのであろうか。もう四十年近く前、小さな妹が、横断歩道を渡り終える直前で事故に遭い、ケガは直っても心の傷がしばらく癒えず、パトカー、消防車、救急車のサイレンを聞くたびに脅え、激しく泣いていた当時の様子が今でも思い出されるし、毎年の慰霊祭の取材でも参列した遺族の痛みの深さが心をつき、何とか悲惨な事故を無くしたいものと痛感し、前向きに取り組んでゆかねばと思う。
 今年の本市の交通事故発生件数(人傷)は七月末日現在、▽発生二十六件(昨年同期十件減)▽傷者三十一人(同八人減)一となっており、今後この統計が増えることがないように、ドライバーはもちろん、自転車に乗る際や歩行者である時も、他の人に自分の安全を預けることなどないよう、自らの「安全」に対しては、より積極的でなければならない。これはまさに、安全で住みよいまちづくりへの一歩であり、出発点でもある。
 夏休みは様々に子どもたちとふれあう機会が多くなる期間、家庭や地域の行事など、機会をとらえて交通安全、交通事故防止について話し合うなどして、この期間を元気で無事に過ごそう。

○ひとしずく

「あれが土星、この天体望遠鏡で衛星が並んで見えるよ」「月もはっきり見えるでしょう」▼先月下旬、原の辻遺跡展示館横で、一支國子どもクラブの星空観察会が開かれ、夕暮れの頃から出掛けてみると、まず夕方の明るさが徐々に失われ、夜の闇が濃さを増してくる頃の辺りの美しさは何とも素晴らしい一などと、わずかな時間ではあったが、見入ってしまった▼原の辻遺跡の新たな魅力を見つけたような気に浸っていると、子どもたちがやってきて、指導を受けながら天体望遠鏡をのぞいたり、「それが白鳥座のデネブで、こと座のベガはあれ。あそこにあるのがわし座のアルタイル、それを結ぶと夏の大三角」などと、夜空を指し示しながら歓声を上げる子どもたちがいた▼ずい分、勉強になったつもりで数日後、星空をゆっくりと眺めてみたが、はっきりとは確認できず、もっとしっかり教えてもらっておけば…と後悔した。が、星や星座の名前がはっきりとわからなくても、星空をただ眺めているのもいいもので、いつか書いたように、あれが○○座、この星が○○星と、思いをめぐらしてみるだけでも、何か落ち着くような懐かしささえ意識されて…▼さて、十二日の夜半から十三日の明け方をピークに、北東の方角に「ペルセウス流星群」が見られるという。今からとても楽しみな夜である。

2007年8月1日号 第4393号  

8月1日号 一主なニュース一

○大久保潔重氏民主が初当選 一第21回参院選・長崎選挙区一

 安倍内閣が昨年十月にスタートして以来、初の国政選挙となった第二十一回参議院議員通常選挙=参院選=は二十九日に投開票が行われた。
 長崎選挙区では、自民党公認、公明党推薦で、元国見高校サッカー部総監督の小嶺忠敏氏(62)、共産党公認で元西彼大瀬戸町議の渕瀬栄子氏(51)、民主党公認、国民新党推薦で元県議の大久保潔重氏(41)の新人三人による選挙戦となり、大久保氏が、年金や政治とカネの問題、久間章生前防衛相の原爆投下に対する問題発言などで追い風に乗り、三十五万二千九百五十三票(本市七千八百二十七票)を獲得して、小嶺、渕瀬両氏を破り初当選を果たした。

○地元住民約400人が参加 一夏休みの健康づくりの一助に一
 一石田小PTA・地域ラジオ体操一


 市内各地で早朝の町にラジオ体操のメロディーが響き、夏休みの到来を感じさせているが、石田小学校PTA(川山英樹会長)主催の「地域ラジオ体操」が27日早朝、同校グラウンドで開かれた。


石田小学校グラウンドで開かれた地域ラジオ体操

○高総体前に壱岐合宿 一東京実践学園女子バスケット部一

 全国高等学校総合体育大会=高総体=「青春・佐賀総体」(全国高体連など主催)が28日から8月20日まで、10市10町73会場で開かれるが、東京320校の代表として女子バスケットボールに出場する名門・東京都中央区、実践学園高校女子バスケットボール部(村松啓三監督、15人)が25日、直前合宿を本市で行うため来島した。同部のインターハイ出場は13年連続15回目。


さすがに練習でも迫力の競り合い見せる選手たち

○4流、子ども山が勇壮に 一270年の伝統郷ノ浦祇園山笠一

二百七十年の伝統を誇る本市の代表的な夏祭り「郷ノ浦祇園山笠」(同山笠振興会主催)の勇壮かき山競演が二十九日、同町街部を中心に行われた。

〇今夏も筒城で上演 一4日 「壱岐大大神楽」一

国指定重要無形文化財・「壱岐大大神楽公演」(壱岐神楽保存会主催)が今夏も八月四日午後六時から、石田町、筒城ふれあい広場の屋外ステージ(雨天の時は同体育館)で開かれる。市民多くの来場、鑑賞が望まれている。

〇「瀧泉」に国際優秀品質賞 一「海の王都」もゴールドメダル受賞一
 一本年度モンド・セレクションで玄海酒造一




 玄海酒造株式会社(山内賢明代表取締役社長)のむぎ焼酎壱岐の「瀧泉」と「海の王都」(いずれもアルコール度数二十七度)が本年度モンド・セレクションでゴールドメダルをそれぞれ受賞した。
 瀧泉は創業時の銘柄を復刻した「かめ貯蔵」の古酒で、今回の受賞で三年連続の受賞で。三年連続受賞に贈られる国際優秀品質賞を受賞した=写真=。

○社説 一8月1日「しまの日」に一

 県は以前、きょう八月一日の「8」と「1」から「ハッピー」「アイランド」をイメージし、八月一日を「しまの日」としたように思うが、その季節は、しまが最も輝く季節・夏とも重なり、なかなかよい指定ではないかと思う。
 この日から、観光が人々の生きがいや潤い、明日への活力など生み出し、国際友好親善にも重要な役割を果たしており、国民に観光に関する正しい概念、道徳の普及と観光資源の保全など図ることを目的に、内閣府、都道府県などが主催する「観光週間」が実施される。
 その観光週間では▽観光の意義や重要性の啓発と普及▽観光資源の保護▽地域の魅力に対する自信と誇り▽観光マナー、もてなし心など意識の喚起▽観光地の美化▽連続休暇の意義と普及一の6項目を目標に行われるが、この週間は県統計協会発行の県民手帳にあるものの、「しまの日」は掲載されていなかった。この日は観光週間、県の「ハッピーアイランドウィーク」の初日でもあり、もっとアピールしてしまへの関心をより高めてほしいものである。
 本県のしまと言えば、壱岐・対馬・五島がその代表格で、それぞれに独自性に富んだ歴史や文化、自然を有しており、特に今の時季は、夏の太陽の輝きと紺碧の海、壱岐では照葉樹林の深い緑、水田を吹き抜ける風、白砂青松と、生命力、躍動感に満ちた期間でもある。本市の基本理念「海とみどり、歴史を活かす癒しのしま、壱岐」に、よくマッチしており、この言葉が実感できるようになることは、そこに暮らす住民、島外から訪れる観光にとっても大きくプラスになるものである。
 そのためにも、歴史・文化面では、古代人が、様々に弱った人々の癒しの場として利用したという猿岩横の岩場、鬼の足跡などや、大陸文化の中継地点、国づくりの基となった原の辻遺跡や月読神社、そして海山の自然の恵みと、やはりその要となる点の掘り起こしに共鳴してくれる島内外の専門家らと一緒に、多くの市民がそのポイントを新しい視点で見つめ直し、そこへ行くと自由で心地好く、何かインスピレーションが湧いてくるような感覚が得られ、癒される一というような方向性、ストーリーをまとめたい。
 壱岐も子どもたちの夏休みが始まり、しまならではのレジャーを楽しみに、来島する人々、帰省客らで少しずつ活気が出てきているようである。しまの住民も観光客も、幸せな気分を味わえる元気な島「ハッピーアイランド」づくりを、官民一体となって取り組みたい。

○ひとしずく

アジア名・USAGI(ウサギ)の台風5号が日本の南海上を北上し、九州上陸を狙って進路を取っているようで、少々不気味な感じがする▼その台風5号は、水温の高い海上を進み勢力を強め、三日には九州に上陸か近づくものと見られ、この時期の台風は迷走することもあり、気象情報に注意する必要がある▼今年も世界各地で、温暖化によるものとされる大規模な自然災害が発生しているという。日本ではこれから、台風シーズン?”本番”となり、本市でも十分な注意が市民に呼びかけられ、その注意を怠ってはならない▼先日、レンタルビデオ店で、温暖化による世界的異常気象の事実を、アメリカのゴア元副大統領の解説と映像で見せるドキュメンタリー「不都合な真実」のDVDを借りた。驚くべき真実の連続で、知らないことの恐ろしさを思い知らされ、「私たちが地球のためにできる小さな一歩がここから始まります」の言葉が、今も様々に頭をめぐっている▼石田町改善センターで四日午後一時から、県・地球温暖化防止活動推進員研修が開かれ、地球温暖化の知見の講演やグループワークなどある。参加は無料(一般市民の参加可)で、詳しくはNPO・環境カウンセリング協会長崎(電話095一818一3305、ファックス095一826一3693)へ。

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