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2007年7月26日号 第4392号  

7月26日号 一主なニュース一

○海水浴場の安全確保など 一民間ボランティア組織一
 一MPS・マリン・パトロール・ステーション壱岐設立一


 水上オートバイの普及に伴う事故や海水浴客とのトラブルが各地で発生しているが、壱岐マリンスポーツ連絡協議会はこのほど、壱岐海上保安署の支援を受けて海水浴場の安全活動を行う民間ボランティア組織「MPS壱岐」(末永勝也代表、十三人)を発足、二十日に石田町、筒城浜海水浴場で開所式が行われた。

○初心者も歓迎! 一初級古文書解読講習会一

 市教委主催の古文書解読講習会(初級)が八月二日午前九時から午後四時まで、郷ノ浦町、文化ホール大会議室で開かれる。
 申し込みなど詳しくは、市立郷ノ浦図書館(電話47一0255)、壱岐郷土館(同47一4141)へ。

○9競技に227人が出場 一“力戦奮闘”を誓い合う一
 一県中総体(28~30日)壱岐選手団結団式一


 本年度県中学校総合体育大会(28日~30日)の本市選手団(団長・田嶋憲治石田校長、227人)の結団式が24日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。
 選手団は大会前日の27日と28日に出発し、陸上、軟式野球、バレーボールなど9競技に出場することになっている。


決意表明をする選手たち

〇考古ファンら60人が見学 一復元建物5棟を一般公開一
一市・原の辻プロジェクト室一




 市・原の辻プロジェクト室は二十日、現在、同遺跡丘陵部に復元している大型竪穴住居など復元建物の見学会を開いた。
 今回一般公開されたのは、昨年度から丘陵部の西側に新たに復元された大型竪穴住居や高床建物など西側に位置する五棟で、一般公開は昨年夏に三棟が公開されて以来、二回目。

〇捕鯨史料約3千冊をデータ化 一九大・宮崎克則助教授ら一

 九州大学総合研究博物館で、捕鯨の歴史を研究する同大学助教授、宮崎克則文学博士が十七日、本市に来島し、郷ノ浦町、壱岐郷土館所蔵の捕鯨に関する歴史書物をパソコンに取り込んだ。
  宮崎助教授は、「捕鯨について史料が大量に眠っていた。分析して壱岐の捕鯨がどのようなものだったのか明らかにしたい。壱岐には約五万冊の史料があると考えられる。また来島したい」などと語った。


※写真は、文献を専門の機材で写し取る学生。

○社説 一あなたの一票を大切に!
 一第21回参院選一


 第二十一回参議院議員通常選挙=参院選=もいよいよこの日曜日・二十九日に投開票される。今月十二日に公示されて以来、有権者はそろそろ、どの候補者、政党を選ぶかを最後の判断を下すころとなり、選挙運動期間も残すところ三日間となった。
 新聞やテレビの報道では特別企画や番組のコーナーなどが設けられ、連日、この参院選の争点や各政党の主張、各候補の政策に対する考えがふんだんに報道されている。この壱岐市でも、各候補者、各政党がそれぞれに選挙運動を展開、有権者に支持をアピールしている。
 今回の参院選は、安倍晋三内閣が昨年十月にスタートして以来、初の大型選挙であり、年金、憲法改正、消費税を含む税制改正、地域間など格差、教育、政治とカネなどの問題と、「戦後レジーム(対制)からの脱却」を掲げて推進する安倍内閣の「信」を問う選挙であり、与野党逆転に挑む小沢一郎民主党代表が率いる民主党にとっても、目指す政権交代への確かな結果を得られるかどうか、まさにどちらも”正念場”の参院選である。
 この選挙では公示されて以来、改選百二十一議席(選挙区七十三、比例代表四十八)に対し、選挙区で二百十八人、比例代表は十一の政党・政治団体の百五十九人の合計三百七十七人が手続きを済ませ、長期安定政権への一歩としたい自民、公明の与党、与党を過半数割れに追い込み、政権交代に向けた総選挙の早期実現を目指す野党という構図の中で、熱い選挙戦が全国で展開されており、本県選挙区では、改選一議席をめぐり、届け出順に▽小嶺忠敏候補(62)=自民党公認、公明推薦=▽渕瀬栄子候補(51)=共産党公認=▽大久保潔重候補(41)=民主党公認、国民新党推薦=の新人三人が、まさに熱い戦いを繰り広げている。
 投票日の二十九日には、その候補者の中から一人を選ぶ選挙区(投票用紙・うす黄色)、候補者名か政党名のいずれかを書いて投票する比例代表(同白色)があり、どの候補者、政党・政治団体を選べばよいのか少々難しそうではあるが、有権者が属する各戸へ最近配布された選挙公報が、選挙区では候補者の簡単なプロフィール、政策への考え提案などが紹介されており、比例代表でも各政党・政治団体、候補者の政策や政治理念などが示されている。大いに資料として役立て、必ず投票をしよう。
 壱岐のように、少子高齢化が進み、様々な状況の中で、未だ明るさを感じられない地方の声、実情を中央に届け示すためにも、自分の一票を大切にして、このチャンスを活かしたい。

○ひとしずく

本市など北部九州地方が梅雨明けしたと見られる一と気象庁が二十三日に発表して以来、猛暑と言いたくなるような暑い日が続いている▼先日も「これこそ熱帯夜」というような暑い夜となり、涼みがてらドライブでも一と、新設された岳ノ辻西側展望所に出かけてみた。ちょうど一台、カップルで来ていた車が停車中で、少々、申し訳ない気がしたが、車を停めて外に出て、案外冷たい風にしばらく吹かれた▼月が半月ぐらいの大きさで柔らかな光りを放ち、星が無数に輝く素晴らしい夜空が広がり、芭蕉の「手をうてば木魂(こだま)に明る夏の月」一と、手を打ってみようかな?と思ったが、日頃の自分の有り様に、木魂は応えないだろうと、想像しながら、とてもリラックスした時間を過ごすことができ、これは木魂のプレゼント?などと一人りニヤニヤと運転しながら帰宅した▼月や星も見事であったが、漁船の漁り火も美しく、少し靄(もや)がかかっているように見える海上に、遠く浮かび上がるように見え、何か幻想的なイメージが浮かんできそうな光景でもあった。久しぶりに夜のドライブで、ちょっぴり得をしたような心持ちで、我が家に向かった▼「晴れた夜空の日、時には一人りでドライブに出掛けてみるのも、案外いいかも!」と、妙に涼しげな気分を味わいながら、島の環境の素晴らしさに感謝しながら眠りに…。

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2007年7月20日号 第4391号 

7月20日号 一主なニュース一

○情報の共有など連携強化 一『壱岐多重債務問題研究会』設立一

 法テラス壱岐法律事務所(所長・浦崎寛泰弁護士)は一日、多重債務対策として石田町、大桑啓雅司法書士と共同で「壱岐多重債務問題研究会」を立ち上げ、十八日に同法律事務所で記者会見を開き、設立に到った経緯など説明した。
  同研究会はそのため、多重債務の顕在化、さらにはヤミ金被害の増加が懸念されることから、債務者に対する相談体制を強化する目的で設立されたもので、十三日には設立後初となる過払金返還請求一斉提訴を実施しており、浦崎弁護士は金融業者延べ十三社に対し九件約千五百二十二万円、大桑司法書士は四件約二百二万円の返還を求めている。

○今年は猿岩周辺で開催 一島の科学研究会・植物観察会など一

 壱岐島の科学研究会(山内正志会長)主催の夏休み恒例「小・中学生、保護者、一般の方のための植物観察及び名前つけ会」が今年は八月四日午前九時から、郷ノ浦町、黒崎半島、猿岩周辺の海岸コースで開かれる。
 問い合わせなど詳しくは、同研究会・山内正志会長(電話・FAX47一2414)へ。

○頑張れよ!応援するぞ!の声 一“本番”を前に練習成果報告会一
 一壱岐商業高校・壱州荒海太鼓部一


 島根県松江市など七市一町を会場に今月二十九日から八月二日の五日間にわたって開かれ、全国から約二万人の高校生が参加する「全国高等学校総合文化祭」(文化庁など主催)に本県代表として出場する壱岐商業高校・壱州荒海太鼓部(顧問・岩國峰明教諭、二十二人)は本番を前に十七日夜、勝本町、文化センターで「練習成果報告会」を開き、これまで練習を重ねてきた成果を披露した。


見事なバチさばきで、迫力ある
       演奏をする壱州荒海太鼓部のメンバー

〇タイ、クロダイ、エイなど 一今夏も筒城浜海水浴場に放流一
 =石田町観光協会=


 本島を代表するビーチ、石田町、筒城浜海水浴場で、「筒城浜で魚と一緒に泳ごう」と題して、毎年恒例の同町観光協会と地元漁師らによる魚の放流が十九日、同浜で行われた。

〇上映は来春に 壱岐ロケ終える 一映画「奈緒子」一



 六月末からスタートした映画「奈緒子」の本市での撮影が十九日、最終日を迎えた。
 撮影は、郷ノ浦トンネル、三島フェリー発着所、猿岩周辺、小牧崎、勝本漁協周辺、天ヶ原など市内各地の様々な場所で行われ、市民エキストラには合わせて百五十人が参加、本島がモデルになっている作品だけに、その市民たちの活躍が目立った。今後、長崎市に撮影場所が移され、映画の公開は来春の予定となっている。

〇 子どもと一緒に楽しめて素敵! 一43人が参加、壱岐おりがみクラブ一



 日本折紙協会、日本折紙学会認定講師・宮本真理子さん=郷ノ浦町在住=が主催する壱岐おりがみクラブの講習会が十五日、同町、文化ホール大会議室で、幼児から高齢者まで四十三人が参加して開かれた。
 折り紙を通した交流を主に、季節の作品、つくってみたい・習いたい作品づくりなど目的に設立された同クラブの初の講習で、当日は宮本さんを講師に、▽ヒマワリ▽コマ▽入れものの三点を製作。
 母子二人で参加した竹下美月ちゃん(五つ)は、「難しかったけどうまくできた。折り紙は大好き、とっても楽しかった」、おかあさんの千恵子さんは「子どもの頃から折り紙は大好き。子どもと一緒に楽しむことができるのはとても素敵なことですね。あっという間に時間が過ぎてしまいました」などと、二人とも笑顔で話してくれた。講師の宮本さんは、来春には皆の作品を集めた折り紙展を開きたい考え。

○社説 一夏休み きら星のような感動の体験を一

 いよいよ子どもたち待望の夏休みが明日二十一日からスタートする。幼・小・中・高校、そして大学まで長期の休みに入るだけではあるが、その機会を利用して、観光や帰省で島の人口はとたんに膨らみ出し、車、交通量も増えて、そのことで夏休みに入ったことを毎年実感する。
 鹿児島方面、九州南部地方は、平年より五日遅く十八日に梅雨明けしたが、壱岐地方など北部九州は、まだ前線が朝鮮半島と九州の間にあり、昨年と同様に二十六日頃になるのであろうか。我が社周辺では、暑い夏を演出するクマゼミの鳴き声もまだあまり聞かれないし、一日も早くあのギラつく太陽の夏が来ないものかと、今は思う。まさに、これでこそ夏休みというような日一である。
 最近は、進む温暖化のためか、巡る季節のスピードが変わってきているように感じられるが、九州管区気象台が発表した、北部九州地方の七月から九月までの三か月予報によると、七月は、後半は晴れの日が多く、気温は平年並みか高い確率四〇%、八月・晴れの日が多く、曇りや雷雨となる時期もあり、気温は七月と同じく、平年並みか高い確率四〇%一となっており、やっとこれから八月は晴れの日が多いようで、ジリジリと照りつける強い日差しの、スッキリと晴れる日が多くなるのであろう。
 子どもたちの夏休み期間はまた、自然に親しむことを通じ、心身の健康を増進し、自然に対する関心と理解を養うことが目的の、環境省主唱の「自然に親しむ運動」(二十一日から八月二十日までの一か月間)とも重なり、海外を含め各地の自然公園や景勝地などへ家族で旅行したり、まだまだ豊かに残っているとされる本島の自然、身近な自然を、親子で一緒に見つめてみる。
 例えば、島の科学研究会恒例の植物観察・採集、名前つけ会(八月四日午前九時、猿岩駐車場集合)に親子で参加し、わずかでも島の自然に直接触れてみることは素晴らしいことで、身の回りの自然や環境について考えてみる機会ともなろう。この期間を素敵な思い出づくりの期間としたい。
 さらにこの期間は、盆に向けて、日本列島は”民族の大移動”の時期に当たり、先にも記したが、この壱岐でも人、車がドッと増えるだけに、交通安全には十二分に注意し、マリンスポーツの時期でもあり水難事故防止にも努め、この期間を安全、無事故で、心身が過労状態に陥らぬよう心掛け、夏特有の解放感にも溺れることなく、無事故で元気に過ごし、家族や子どもらと共有するきら星のような感動の体験を、心に深く刻んでほしい。

○ひとしずく

釣友が経営している居酒屋で、刻んだ青唐辛子で刺身を食べた。どうも”大当たり”のようで非常に辛く、それ以来、注意しながらこわごわ使っている▼本来、辛味には強い方だと思っていたが、どうも最近は、逆のような気がして、先日は壱岐名産の豆腐の冷や奴(やっこ)も、青唐辛子=青胡椒=がうまいと思っているものの、ワサビをつけて食べた。背切りやたたきで食べる旬のアジなども、青唐辛子が一番と思っているが…▼暑さの中で、あの独特の清涼感のあるシャープな香りが、何とも爽快感があって素晴らしい。が、もう少し辛味が和らげばいいと思う。好きな人たちには、あのビリビリとした辛さが格別なのであり、吹き出す汗やその辛さを、生ビールやロックの焼酎で、グッと流し込むのが、またよいのである▼自然農法で農業をしている友人から毎春、プランターでもいいから、野菜を育てて収穫して食べてみろ一と言われ、そのたびにトマトやキュウリ、ネギか唐辛子を栽培してみようと思うのだが、すぐに忘れてしまう。それは、以前からどうも土いじりが苦手で、植物をうまく栽培した経験がないせいかもしれない▼しかし、本当は、友人や知人がつくった青胡椒をはじめ、野菜がやってくるの待ち、あてにして口を開けて待っている一ためでもある。中でも青胡椒は、冷凍して晩秋の頃、鍋料理の薬味を使ってもいいので一。

2007年7月16日号 第4390号  

7月16日号 一主なニュース一

○小嶺・渕瀬・大久保3氏が立候補 一29日投開票、第21回参院選一

 年金、憲法改正、多様な格差、税制改正、政治とカネ、教育などの問題を争点に、安倍内閣の「信」を問う選挙とされる第二十一回参議院選挙が十二日に公示され、二十九日の投票に向け、十七日間の選挙戦に突入した。
 長崎選挙区(改選数一)には▽元国見高校サッカー部総監督・小嶺忠敏氏(62)=自民党公認、公明党推薦=▽元西彼大瀬戸町議・渕瀬栄子氏(51)=共産党公認=▽元県議・大久保潔重氏(41)=民主党公認、国民新党推薦=の新人三人が立候補(以上、届け出順)。

○保護者の賛成28%、反対39% 一市中学校統廃合に関する懇話会一

 市中学校統廃合に関する懇話会の第一回会合が十一日、市芦辺支所で開かれた。
 初回会合では、本年四月に市内全中学校(保護者、二・三年生、教員が対象)で実施された統廃合に関するアンケートの結果が公表された。
 アンケート結果によると、保護者は賛成が二八%、どちらとも言えないが三三%、反対が三九%、同様に生徒が二二%、二六%、五二%、教員が三九%、三九%、二二%で、具体的な案やメリット・デメリットなどを明確にしない時点でのアンケートなので、回答が難しいとの意見もあったという。

○4百メートルで優勝、8百メートルで3位 一石田3年、平田大智くん一
 一第53回県中学校通信陸上一


 長崎陸上競技協会など主催の第53回県中学校通信陸上大会が7日と8日の両日、諫早運動公園陸上競技場で開かれ、本市石田3年、平田大智くんが共通男子400メートルで見事優勝、同800メートルでも3位に入賞する活躍をみせた。

○9競技に826人が出場 一石田町、立石真佑さんが選手宣誓一
 一第55回市民体育大会・夏季大会一


 第55回市民体育大会・夏季大会(壱岐体育協会主催)が台風4号が九州を通過した15日、9競技に826人が出場して開かれた。
 石田スポーツセンターで開かれた開会式では、同協会・松永裕一会長が、「平成26年には本県で国体が開催されることになっており、選手の育成など目指し、皆さんとともに大会を成功させたい」などとあいさつ、選手を代表してバスケットに出場する石田町、立石真佑さんが選手宣誓し、自己ベストを目指した全力プレーを誓った。
※大会の主な結果は次号に掲載。


石田町スポーツセンターでの開会式

〇“夏本番”前に各種プランPR 一壱岐体験紀行予約センター一

 気象庁の三か月予報で、今夏の気温は高くなる見込み一と発表されるなど、レジャーをはじめ、夏の観光シーズンへ向けて機運が高まっているが、壱岐観光協会内壱岐体験型受入協議会・壱岐体験紀行はこのほど、マリンスポーツを中心にした「夏ワクワクパック」と岳の辻から夜景を眺める「漁火と満点の星空、夏の夕涼みプラン」を企画、PRしている。

〇市民を対象に現地説明会 一原の辻遺跡復元建物一

 芦辺町深江鶴亀触、原の辻遺跡丘陵部に高床建物など五棟が復元されているが、夏の一般公開を前に二十日午後六時から、市民を対象にした現地説明会が開かれる。
 今回公開されるのは、大型竪穴住居、高床建物、竪穴住居二棟、大型壁立建物の五棟。工事途中のため、雨で足元が悪い場合は長靴を持参する。集合場所は午後五時五十分に原の辻展示館となっている.

〇産廃処理事業の計画中止で声明 一壱岐島への産廃持ち込みに反対する住民連合一

 (株)地球(前田宋一代表取締役)が二日、市に産業廃棄物処理事業の計画中止を発表したことを受け十一日、壱岐島への産廃持ち込みに反対する住民連合(東谷伸代表ら共同代表)が「産廃『地球』の撤退を喜び、新条例制定による永遠のストップを求めます」とする声明を出した

○社説 「美しさ」への活動を 一「海」は壱岐の原点一

 白砂青松、美しい砂浜に真夏の抜けるような青空を映す澄んだ水一この週末から今日十六日までは「海の日」の連休で、単身赴任の転勤族の中には、その連休を利用して家族が、海のレジャーを楽しみにやってくるという人もあった。台風の影響さえ受けなければ、よい連休になったのではないか。
 はたして壱岐の夏といえば、やはり海のレジャーやスポーツを中心にしたシーズンである。そのシーズン入りを前に、郷ノ浦町、ツインズビーチ・小水浜海水浴場では、本社が東京にある企業の九州事業所から、社員四十人数人が社員研修で来島、海辺の清掃を初の取り組みとして実施した。
 その企業は、ある意味、経済活動という環境保護とは逆の位置にある事業を展開している以上、その環境に配慮した会社としての前向きな取り組みがない企業の未来は厳しい一と、全社員がマイはし・水筒・エコバックを必携とし、各事業所や営業所で出るゴミの計量を毎日するという徹底ぶりで、全国七か所の事業所ごとに植林にも取り組み、地元の行政や住民、環境保護への運動を展開するNPOとの連携、広がりを持つ事業所もあり、今回、九州では壱岐が社員アンケートで選ばれ、その取り組みにつながったという。
 人々の身体や精神、心はもちろん、地球全体の自然・環境にも大きな影響を与え続けている海の大切さ、尊さなど、国民の祝日となったこの日を機に、国民皆が「海」を再度見直して、認識も新たにその環境保全に対して取り組むための基点となる日一として平成八年に改正され施行されているのが、十六日の「海の日」である。
 離島=しま=の壱岐にとって、海は比較的に穏やかな気候、人・物・歴史・文化・各種産業に至るまで、恵み多き海・自然はまさにその中心であり、市としての歴史を刻み始めた壱岐の島にとって、様々な課題、方向性の原点として「海」を捉えると、無限に打ち返す波のように、時に人々を癒すように優しく、時に人々の心を打つように激しく押し寄せ、市民一人ひとりの成長へのチャレンジを、より豊かにサポートする力・原動力ともなろう。まさにその大いなる力、恩恵に感謝。
 さて、今週末には子どもたちの待望の夏休みに入る。夏の太陽の輝きが、澄んだブルーの海にきらめき、光の帯となってゆらめく浅瀬、波紋も美しい砂一と、これが壱岐の海辺の美しさと伝え続けたいものである。「海の日」を機に、島民それぞれが、島の財産・「海」への前向きな取り組みをスタートさせよう。

○ひとしずく

大型で非常に強い台風4号は十四日午後、鹿児島県大隅半島に上陸、宮崎県沖の日向灘に抜け、各地でその爪跡を残しながら、太平洋を日本列島に添うように進み、太平洋の遙か東海上へと遠ざかった▼壱岐では、強風によるシケでフェリーや高速船、飛行機と交通の便がマヒしたものの、極端な被害などなくホッとした。これがもしコースが北部九州や壱岐水道、対馬海峡を通過するようなものだったらと思うと恐ろしいが、十五日の午後には晴れ間も出て、夕方には心地好い風が吹き抜け、梅雨明けを思わせるような爽やかな好天となった▼ラニーニャ現象の年には早まる傾向がある一とされる梅雨明けは、気象庁は全国的に平年並みの七月十八日頃としていたが、もうそろそろではないかと思う。その十八日の予想天気図を、パソコンで見てみると、前線が鹿児島県の下に東西に伸びており、昨年と同様に下旬になるかも…と、急に気が重くなってきた▼これからも豪雨や長雨、台風による自然災害が心配される期間で、最近は、極地の氷や氷河が温暖現象により溶け出し、数十年前の景色と一変するような、異常な気象が続いているだけに、まだまだ九月十一日の二百二十日が過ぎる頃、十月までは油断できない▼とにかく災害では予想もつかない事態が発生する。市民も行政も注意を怠らぬように心掛けよう。

2007年7月11日号 第4389号  

7月11日号 一主なニュース一

○本市でも九日、10人が命の尊さなど訴える 一最優秀賞に鯨伏3年、松田祐樹くん一
 一社明運動・中学生弁論大会一




 壱岐地区保護司会(白石政司会長)主催の第五十七回・社明運動・中学生弁論大会が九日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、同町内の武生水、沼津、渡良、初山中学校の生徒はじめ、保護者や市民約三百人が来場して、本市の次代を担う中学生たちが、日常生活から感じることをテーマにした意見に耳を傾けた。
審査の結果、最優秀賞には、「家族の絆」と題して、親と子どもの間のコミュニケーションの大切さを訴えた鯨伏・松田祐樹くん(三年)が選ばれ、八月一日に佐世保市で行われる県中学校弁論大会への出場を決めた。

○計画中止の決定を市に連絡 一産廃処理めぐる事業で(株)地球一

 産業廃棄物処理施設の建設事業を芦辺町国分の採石場跡地に展開しようと計画した(株)地球(前田宋一代表取締役)から市に二日、事業計画の中止を決定した一とする旨の連絡があったことがわかった。
 同社の文書によると、「事業計画については、先般『当面、凍結』とする連絡をしていたが、基本的に大きな変化がなく、今後とも好転の兆しも期待できないと判断し、中間処理施設(固形燃料製造施設)、安定型最終処分場について、事業計画を中止することと決定した。十分な理解が得られない状況下で、事業計画の中止はやむを得ないという判断に至った」としている。
 また、計画地となっていた採石場跡地については、「有用な水資源があり、その水質、量において大変貴重で、有効活用を図ることがベストと考えている。これまでの経緯に拘泥することなく、市との間で、その買い取りについて協議、検討させていただけないかと考えている。価格、支払い方法などについては希望に応えられるよう柔軟に対応させていただきたい」とした。
 市は議会とも相談しながら進めたいとしている。

○梅雨空を吹き飛ばす熱戦 一剣道、柔道、空手道に206選手出場一
 一第24回市青少年武道大会一


 市防犯協会連合会、壱岐警察署主催の第24回・市青少年武道大会が8日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、選手たちは梅雨を吹き飛ばすような気合のこもった熱戦を展開した。
 昨年度から空手道が加わり、日本を代表する国技の剣道、柔道、空手道の3競技で個人戦が行われ、剣道・市内7クラブと壱岐高校の109人、柔道・郷ノ浦少年柔道クラブと壱岐、壱岐商業両高校の35人、空手道・市内4スポーツ少年団と壱岐高校空手愛好会の62人の合わせて206人が一堂に会し、道場の先生や多くの保護者が見守る中、日々の鍛錬の成果を披露した。


熱い戦いを繰り広げる柔道の部の選手

〇社員研修で海辺清掃 一九州事業部の46人が参加一
一境活動に力を入れるザ・パック(株)一




 品物を様々に包装、パッケージするための商品を製造、販売するザ・パック(株)九州事業部(本社・大阪市、木村義一社長)の社員四十六人が七日に社員研修のため来島、翌日八日、郷ノ浦町、ツインズビーチ・小水浜海水浴場で海辺清掃を行った。
 同社は、再生紙やケナフ=紙製品や生地、食品にも利用されるようになっている熱帯性の一年草=など非木材を使い製造された商品の売り上げから、〇・五%を基金として積みたて、全国七カ所で植林を実施、社長以下全社員で▽マイはし・水筒▽エコバック運動に取り組むなど、社会・生活の中で、皆ができることを一と、環境活動を展開している。

〇壱岐焼酎がモンドセレクション金賞など 一金子知事に17日、受賞を報告一

 国際的食品コンテスト・本年度モンドセレクションの選考がこのほど行われ、本市から壱岐焼酎協業組合(篠崎修理事長)の「十酔伝説」が金賞に選ばれた。
 モンドセレクションは世界の食品オリンピックとも言われ、出品食品ごとに衛生、味覚、包装、原材料などの項目で審査が行われる。同コンテストでは、「十酔伝説」のほかに、同組合の「壱岐っ娘」が銀賞に選ばれた。
 また、ヨーロッパ各国のトップシェフやソムリエの味覚評価による国際的飲食品品評会・iTQiでも(株)壱岐の華(長田浩義代表取締役)の「尋ね鳥」が三つ星に、同協業組合の「柚子小町」が二つ星に選ばれた。

○社説 一中学生弁論大会を聞いて一

 毎年楽しみにしているイベントの一つに、法務省の社会を明るくする運動=社明運動=にちなんだ中学生の弁論大会がある。その弁論大会が九日に文化ホールで開かれた。
 社明運動は今月いっぱい、「防ごう犯罪と非行、助けよう立ち直り」を全国統一標語に、各地で様々な取り組みが実施され、壱岐では毎年その一環として、壱岐地区保護司会主催の中学生弁論大会が開かれており、今年で五十七回を数える。毎回市内の各中学校から各一人、十人が登壇して、家庭や学校での生活で体験した喜びや悲しみ、感動、憤り、受け入れ難い出来事、新たな出会いや発見、気づき、学びを通し、その時直面していた困難を乗り越えながら、歩み行く自分の姿などテーマに発表する。
 今年の発表者十人の演題は▽命の重さ▽「命の重み」を考えて▽涙が教えてくれたこと▽父の姿が教える一人前への生き方▽家族の絆▽二人の”小夏”▽背番号10▽命の輝き▽家族のためにできること▽夢一で、これらの演題を読むだけで、その中学生たちが、命、生きるということ、死、自他共に重要で多様なコミュニケイションなど、現在の”大人社会の今”をも反映させながらの発表であろうことが強く意識される。
 発表からも▽とても大切な家族とのコミュニケイション▽思いやり、優しさ、支え合う心に夢を実現して応えたい▽心を開く時にコミュニケイションが始まる▽生まれることは命の自己主張▽命は多くの人から受け継がれ、自分も大切に受け継いでゆく▽死の恐怖にさらされることのない我々、生きることの素晴らしさを音楽を通して伝えたい一など、共鳴し、考えさせられるフレーズが多かった。
 特に今回の弁論大会では命、家族、死、コミュニケイションがポイントの発表が多く、会場で発表を聞いていた中学生たちも、共感できる一節が多いものとなったのではないか。ニュースなど見聞きする際、思想や主義主張の違いはもちろん、日常で何かが異なる存在、馴じまない存在を、自らの不安を排除しようとする激しい衝動が、時に人を死に追いやるほどの多様な暴力となっていないかどうか、そのポイントを鍵に見つめ直してほしい。そうしたことを防ぐためにも一である。
 はたして、人々がそれぞれに忙しさを募らせる中、自分や人生、周囲や国内外の出来事など、ゆっくりと考え、語り合う時間などなかなか持てないとは思うが、大人も子どももそうした時間を一日の内にわずかでも持ち共有し、若者たちが新たな力を存分に発揮できる場を、市勢振興のためにもできるだけ多く設けたいものである。


○ひとしずく

これからの市政の発展には”教育”が鍵。新しい行政スタイルを学ぶための研修や視察がどれだけ大切なのか、もっと理解してそうした予算を削らないでほしい▼様々な課を巡りオールマイティーな職員が必要なことも理解できるが、もう少し時間を使って育ててからの異動でもよくはないか。中にはスペシャリストをつくることも重要で、その部分が、今強く望まれていると思う▼退職者の嘱託に依らなくてもいいように、現有の能力を育てることが、目には見えず投資も未知数だが重要一などと、男性三人が語り合っている場に出くわした。聞かぬふりをして耳を象のようにして、その三人の話しの行方を追いながら、ついついうなずいていた▼市政の在り方には、市長の諮問委員会があり、様々な方向性が打ち出されているが、この三人の話していた▽教育の重要性▽学ぶ機会を減らさない▽異動期間の延長▽スペシャリストの養成一という考え方にはおおむね賛成で、その必要性が今後高まるのではないかと思うし、前向きに行動力を発揮できる人たちには、思い切った予算をつけて学ばせ、その結果を大いに発揮してほしいものである▼この島にとって、人材を育てることは行政だけでなく、多様な分野で以前から望まれている。それには思い切った挑戦と失敗は分析して次に活かす一の姿勢が、”今こそ”である。

2007年7月6日号 第4388号  

7月6日号 一主なニュース一

○県知事賞に渡良末永さん『さくら』号 =全共壱岐代表牛決まる=
 一第3回市和牛共進会一


 第三回市和牛共進会(同壱岐地区推進協議会主催)が三日、芦辺町、壱岐家畜市場で開かれた。
 当日は組合員や地元住民約五百人が詰め掛け見守る中、出品者は丹精こめて育てた牛を連れ入場、審査委員らは牛の肉付き、姿勢、艶など審査基準を一頭ずつ見て回り、審査の結果、本年度県知事賞=グランドチャンピオンに渡良地区、末永廣光さん(65)が出品した「さくら」(月齢十五か月)が選ばれた。


県知事賞のさくら号と末永さん夫妻

○ビデオ・フォトコン作品募集! 一県、半島地域魅力発見委一
 一しまの魅力発信映像祭一


 県、半島地域魅力発見委員会主催のビデオ・フォトコンテスト「しまの魅力発信映像祭」の募集が一日から始まった。
 応募はプロ・アマを問わず無料。▽ビデオコンテストの部・一分以内に収録した映像をDVDに録画し提出する。アニメーション、CG、テロップなどの挿入も可▽フォトコンテストの部・デジタル、フィルムカメラのどちらでも可。四つ切サイズ(ワイド可)とし、A4サイズのデジタルプリントでもよい。合成や事実を変えるような加工、日付の入った写真は不可。いずれも自作品で未発表のものに限り、一人何点でも応募できる。
 コンテストについて問い合わせなど詳しくは、県地域政策課離島・半島振興班(電話095一895一2247)へ。

○ボランティア、参加者を募集中 一壱岐リハ研サマーキャンプ一

 壱岐島リハビリテーション研究会(小金丸敬仁会長)、同実行委員会主催のサマーキャンプ「このゆびとまれ!」が八月五日午前九時半(雨天決行)から、石田町、筒城浜海水浴場と同ふれあいセンターで開かれるが、同研究会は参加者とボランティアを募集している。
 申し込み問い合わせなど、知的障害者通所授産施設「結」・三浦さん(電話48一1771、FAX47一5002)へ。

〇 演目は「ヘンゼルとグレーテル」 一児童がステージで共演一
 一箱崎小学校でオペラ鑑賞会一


県が進めている「長崎っ子の心を見つめる教育週間」(6~7月中の一週間)の一環として、箱崎小学校(馬場昭洋校長、七十七人)で五日、オペラ鑑賞会「ヘンゼルとグレーテル」が開かれた。


ステージに上がりオペラに参加する子どもたち

○社説 一夏の交通安全県民運動一

 今年の夏の交通安全県民運動が十日から十日間、「油断せず いつも心に 初心者マーク」をスローガンに、▽飲酒運転の根絶▽高齢者の交通事故防止の二点を運動重点に、▽夕暮れ時における早目の点灯、雨天・曇天時の点灯を特別広報として一斉に実施される。
 県交通安全推進県民会議主唱の今回の交通安全運動は▽十日・広報活動強化の日▽十二日・高齢者保護誘導活動強化の日▽十三日・飲酒運転根絶の日▽十七日・街頭指導強化の日一とし、歩行者やドライバーに交通安全運動への積極的な参加や啓発活動の推進がアピールされ、特に飲酒運転の追放に関して「今日のハンドルキーパーさんは?」と、友人や仲間と飲食する際、酒を飲まずに自動車を運転し、そのメンバーを家に送る人を決めることを呼びかけている。
 壱岐警察署管内の六月末日現在の交通事故発生件数は▼人傷▽発生二十二件(昨年同期七件減)▽傷者二十九人(同三人減)▼物損百二十五件(二件増)一となっており、主な原因として、わき見、前方不注視、安全不確認があげられ、過労による事故も発生している。飲酒運転の検挙数は十件で、高齢者による事故も多いという。今回の交通安全運動の重点とも符合していて興味深い。事故の要因は、ドライバーとしてはまったく初歩的なもので、心してハンドルを握りたい。 市内に在籍するドライバーの数は▽大型千六百七十八人(男千六百五十七人、女二十一人)▽大型特殊五百二十二人(同四百九十三人、女二十九人)▽普通一万四千八百七十八人(七千二百三十六人、七千六百四十二人)▽二輪百十五人(九十四人、二十一人)▽原付九百六十一人(四百七十九人、四百八十二人)▽小型特殊百三十人(六十八人、六十二人)▽合計一万八千二百八十四人(一万二十七人、八千二百五十七人)と、先日開かれた壱岐地区交通安全協会の総会資料にあった。
 壱岐の島はこれから、マリンレジャーや帰省などで、人口も自動車の数も多くなる。先に記した免許取得者数がそのままドライバー数ではないが、自動車の保有台数は一家に二台から三台の時代一と言われるだけに、ドライバーに十分な注意が望まれ、歩行者にもルールを守り、マナーの向上が求められることは言うまでもないし、双方に余裕、思いやりの心が必要となる。
 今夏は暑い日が多い一との予報が出ていたが、注意が散漫になる過労にも気を付け、飲酒の機会も何かと増える時期ではあるが、体調にも配慮して、皆で安全・安心のまちづくりを目指そう。

○ひとしずく

公務員らのボーナスも支給され、いよいよ中元の売り出し、セールの足音が近づいてきた。先日、テレビで贈答用に「平成長崎俵物」の利用を呼びかけるCMを見た▼平成長崎俵物とは、県が消費者サイドに立ち、使用禁止の添加物、素材の産地などに厳しい基準を設け、長崎らしさを生かした製品づくりへのこだわり、厳格な品質管理のもとでつくられた、高い信頼性を有した他には真似できない水産加工品▼壱岐からは郷ノ浦町漁協のヤリイカをすぐ刺身などにできるよう処理した「玄海美剣」と「壱岐粒うに」が認定されているが、本市にはこの他、特産の焼酎や壱岐牛肉、果物や野菜類などの農産物、新鮮な魚の干物など水産加工品と、贈る側の個性や予算に応じて様々にあり、是非、生産者の顔が見えるような地元の商品を利用してもらいたい▼今夏は七輪とベランダ用のテーブルを購入し、我が家のベランダでアジの開きでも焼きながら、ロックの壱岐焼酎を楽しみたい一と企画中で、自称”炎の達人”の友人の協力を得て、そうした機会をつくりたいと思っている。少し中元の話しからはそれたが、島内外、少し広めのベランダや庭のある方たちには”お薦め”で、七輪を囲みビールケースを並べて…結婚前の頃のスタイルが思い出される▼中元でも、そうしたふくらむ懐かしさは一級の味付けであろうか。

2007年7月2日号 第4387号  

7月2日号 一主なニュース一

○9月末に提言書を提出へ 一一支国博物館(仮称)等整備推進協一

 二年後の二〇〇九年に開館予定の一支国博物館の運営、活用策を検討、協議する一支国博物館(仮称)等整備推進協議会(会長・山西實一支國研究会副会長)の第三回会合が二十八日、石田町、改善センターで開かれた。
 同協議会は七月、八月中に各部会を開催し、九月中に各部会の意見をまとめ、長田徹市長に提言書を提出することにしている。

○壱岐焼酎の歌・歌詞決まる 一7月1日が『壱岐焼酎の日』に一
 一地理的表示産地指定10周年で壱岐酒造組合一


 壱岐酒造組合(山内賢明理事長)は壱岐焼酎の世界貿易機関(WTO)の「地理的表示」の産地指定十周年を記念して壱岐焼酎の歌詞を募集していたが、本年度の総会(五月二十四日)で、入賞した二人の表彰を行った。 同十周年記念事業・壱岐焼酎・歌詞募集で採用が決まったのは郷ノ浦町、藤本健人さんと芦辺町、山本明さんで、この二人には表彰状と金一封、島内七メーカーの焼酎が各一本(一・八リットル入り)が贈られた。

○小説「捨てられた江戸娘」出版 一郷ノ浦町出身 真海恭子さん



 本市郷ノ浦町出身の真海恭子さんがこのほど、小説「捨てられた江戸娘」(A五版、二百三十ページ、東洋出版)を出版した。
 同小説は古き良き時代の人間性、風情を描いた時代小説。定価税込み千五百円。
 真海さんは、武蔵野美術大学洋画科を卒業後、フランスに渡り、パリの美術大学「エコール・デ・ボーザール」に入学、約三十年間のパリ生活の後、ドイツの国立劇場で舞台装置、衣装を手がけるなど活躍している。

○県青少年劇場で狂言を鑑賞 一郷ノ浦、芦辺両町内小中学生一

 本年度県青少年劇場・「狂言」鑑賞会が二十九日、郷ノ浦町、文化ホールと芦辺町離島センターで開かれた。
 優れた芸術を直接鑑賞し、美しい人間形成の一助に一と、県の補助事業で毎年行われている同芸術鑑賞会では、(財)日本青少年文化センターの協力を得て、東京の大蔵流山本会から当主・山本東次郎さんら三人の狂言師を招き、伝統の狂言が披露された。


文化ホールのステージで狂言の技術を習う児童生徒

○社説 一2007年の後半スタート一

「何か大きな一つのまとまり、つながり、ネットワークというか、新たな段階の社会へと向おうとするものの働き、兆しが、ほんのわずかであっても感じられる年に一と思う」「その力、兆しに通じる言葉として自然、環境、食、自然な心・精神、愛などがあげられると思う」「今、伸び始めた芽を枯らすことなく育てていくことも、大人と言われる社会の住人にとっては、望まれる重要な責務である」などと動き出した本紙の二〇〇七年。
 その一年も早いもので半年が過ぎ、昨日一日から後半がスタートした。前半には何と言っても統一地方選挙の県議選があり、現職の山口壮三県議が再選を果たした。壱岐市民の代表として、透明感のある政治、その姿勢を徹底し、何より県政とのパイプ役として、「活力あふれる島づくり」「誠実・実行・対話・即戦力」という選挙時のアピール、農・漁業、商工業などへも大きな波及効果が見込める観光業の振興、雇用の場の創出、「いきいきと活力ある島づくり」を目指したい一とした通り、いまだに明るさが感じられないような現状の中で、これまで以上に初心を忘れることなく邁進していただきたい。
 今年は選挙の年で、特に今月は、公示日・十二日、投票日・二十九日の日程で参院選が実施される。本選挙区(改選数一)には今のところ、自民党・新人で元高校校長の小嶺忠敏氏(62)、民主党・新人で元県議の大久保潔重氏(41)、共産党の新人で党県委員・渕瀬栄子氏(51)と三氏の出馬が予想されており、知名度は小嶺氏が国見高校サッカー部元総監督ということで一歩リードとされているが、年金問題や久間章生防衛相(衆院長崎二区)の原爆投下に関する発言で逆風が強まっているという。
 この選挙が終わると、長田市政の一期目の真価が問われることになる市長選(四月予定)に向け、様々な動きが出るものと思われるが、前回の衆院選の年に「市」へと移行し、いまだに変化したシステムの中で、より前向きな新たなる一歩を実感できず、社会の否定的な局面ばかりが注目される流れを、良しとするような社会の風潮の中で、不安を強く感じている市民も多く、まちづくりに対する確かな信念の足音を、かすかにでも、確実に響かせることが望まれていよう。
 はたして、今の壱岐の現状の延長線上に、北海道の夕張市のような状況を置くわけにはいかない。これまで以上に壱岐の素質、能力の本質を探りながら活用し、市政の主役である市民一人ひとりが、市づくりに参画して変化を起こしていく必要があろう。

○ひとしずく

例えば遺伝子組み換えの種ではない、国産の種を使い育て、収穫後は、ナノハナであれば、搾油した油を学校給食などで使ってもらい、使用済の油は回収してトラクターの燃料に。役目を終えた葉や茎は、他の野菜や野草と刻んでその畑の土に戻す▼こうした循環型の農法を「農産物は命なんだ。単なる商品ではない。農は脳を生かす」などと実践する千葉県旭市、大松農場の米、野菜、タマゴなどをたべさせる店を、福岡県大牟田市のカメラ店の店主が店の三分の二を使いスタート、最近は「懐かしい味」と評判で、近くの高校生たちも友人を誘って来店するなど、人気のスポットになっているという▼本紙四面で連載中の「古代倭人からの教え」を著し、先月二十九日に来島、講演会を開いた山田智之さんも講演で「遺伝子レベルで食に関する情報を破壊したり、脳がだまされるような遺伝子組み換えの野菜、化学薬品をたっぷり使い危険をごまかし、脳がストレスでアレルギー反応を起こさせるような食品をできるだけ口にしないよう心掛けて」などと話し、「地域、国産の旬の食材を食べ、脳の活性を高めたい」「壱岐は、まだそれを育む自然が豊か」とも▼先日、友人から旬のナスをいただいた。そのナスは、心が振るえるほどの力があり、きっと脳の活性が高まるであろう滋味豊かな味わいがあった。感謝。

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