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2007年6月26日号 第4386号  

6月26日号 一主なニュース一

○総販売額(昨年度)は約53億7300万円 一市農協・第42回通常総代会一

 市農協の第四十二回通常総代会(吉野誠治組合長)は二十二日、郷ノ浦町、文化ホールで各地区の総代三百二十九人が出席して開かれ、平成十八年度の事業・決算報告、同十九年度の事業計画など、全十四議案を原案通り可決した。
 平成十八年度の総販売高は約五十三億七千三百万円で前年に比べ一億四百万円上回っている。その内訳は、畜産が三十六億九千四百万円(子牛約二十五億九千八百万円、成肉牛など約十億九千五百万円)で全体の六八・六%を占め、同一億八千五百万円の増と順調な伸びをみせた。

○愛好者約70人が参加 一6人の講師が来島、指導一
 一第20回親和銀行テニス教室一


 壱岐テニス協会(長島武会長)が主催、親和銀行の協力を得て毎年行っている「親和銀行テニス教室」が23日は郷ノ浦町、大谷テニスコート、24日は勝本町、サンドーム壱岐で市内各地から愛好者約70人が参加して開かれた。


サンドームで2日目、サーブの指導を受ける参加者

○『壱岐イキおりがみクラブ』設立 一宮本眞理子んさ講師に7月15日スタート一

日本折紙学会認定講師、郷ノ浦町、宮本眞理子さんはこのほど、「壱岐イキおりがみクラブ」を設立する運びとなり、第一回教室を七月十五日午後一時半から、同ホールで開く。
宮本さんは先月中旬から今月にかけ、同町、文化ホール・壱岐郷土館アートギャラリーで「壱岐イキおりがみ展」を開いて好評を博し、作品は多くの来場者の共感を呼んだ。
 参加費は大人一人五百円、高校生以下百円。小学生以下は保護者の同伴が必要で、折り紙、はさみ、木工ボンド、筆記用具は各自で持参する。
第一回教室では、クラブの運営、内容などについて要望など話し合う時間も設けられる予定で、第二回以降は八月十二日、九月九日を予定している。

○「七里ヶ曽根」の漁業競合について 一本市の漁業者ら約120人が参加一
 一水産庁・担当課長らと意見交換会一




 本島と対馬の中間点に位置し、マグロをはじめ様々な魚種が漁獲され一級の漁場となっている「七里ヶ曽根」について、近年多発している本市漁業者と大中型まき網船の競合を巡り二十二日、水産庁から資源管理部沿岸沖合課・宮原正典課長ら三人が勝本町漁協を訪れ、市内漁業者と意見交換会が開かれた=写真=。

〇エキストラ、ボランティア募る 一 撮影30日スタート、映画「奈緒子」一

 映画「奈緒子」の島内での撮影が三十日から七月二十日にかけて行われる予定となっているが、市はこのほど、映画に出演するエキストラとボランティアスタッフの募集を始めた。
 応募方法はメールか電話による登録となっており、メールは、件名に「エキストラ登録」か「ボランティアスタッフ登録」を書き、本文に氏名、性別、年齢、町名、連絡先、電話番号を明記し送信する。携帯電話からの送信も可能だが、パソコンメール受信可の設定が必要。
募集期間はいずれも三十日から七月二十日までの間で、今後、市のホームページに登録窓口を設定する予定となっている。ボランティアは道路封鎖時の交通誘導など行う。出演料、日当はでない。
 電話による応募、また問い合わせなど詳しくは、市観光商工課(電話44一6111)へ。

○社説 一今夏を無事に過ごそう一

 今年も早いものでこの六月二十六日号で本紙の二〇〇七年の前半の発行が終わり、来週の七月二日号から後半のスタートである。
 今年は、本市など北部九州は昨年に比べ五日遅く、平年に比べると八日遅れて十三日に梅雨入りしたが、雨量は少ないものの特有の蒸し暑い日が続いている。今年の梅雨明けは、ラニーニャ現象の年には早まる傾向がある一とされるが、気象庁は全国的に平年並み(七月十八日頃)になる見通しという。
 これからの梅雨末期は例年、豪雨や大雨災害が発生しやすい時期であり、台風も日本列島の南海上に姿を見せる頃である。各家庭でも「いざ!」という時の避難方法など、家族皆で今一度話し合い点検し、一人ひとりが確認しておく必要もあろう。東京の渋谷で先日発生した温泉施設の天然ガスが原因と見られる爆発のように、災害はまさに”青天の霹靂(へきれき)”で、災害はまったく予測がつかないだけに一ということである。
 市消防団の現地教養訓練が二十四日、自衛隊壱岐警備所や県消防学校から各一人、二人の講師の指導で行われ、長田徹市長が開会式で「梅雨時期の大雨や台風に警戒する必要がある。災害発生時には訓練の成果を発揮してほしい」などとあいさつ、郷ノ浦・勝本・芦辺・石田の四地区消防団から団員六百五十人が参加して人工呼吸の訓練なども行われたが、来月一日は、国民一人ひとりが生活のあらゆる面で、安全確保を心掛けることで、国民の生活をおびやかす事故や災害の発生防止を図る「国民安全の日」である。
 その七月は、人的な災害の中で最大の交通事故の防止と交通ルール遵守、マナーアップを訴える夏の交通安全県民運動が十日から十九日までの十日間、「確かめよう歩行者スピード車間距離」をスローガンに、▽飲酒・暴走運転の根絶▽高齢者の交通事故防止を重点に実施される。この運動が終わり子どもたちが夏休みに入ると、壱岐の島は人も車もみるみる増え、十分な注意とルールをよく守り、交通安全に市民一人ひとりの思いやりの心を中心にした地道な取り組みが呼びかけられ、個人・家庭・学校・事業所、地域と、一体となった活動が望まれる。
 災害や事故など、その形は様々で、発生と同時に驚くべき事態が目前に展開される。市民各人が「自らの安全は自ら確保」ぐらいの意識を持ち、自分はもちろん、周囲の環境、自然の様子にも十分に気を配り、防げる点は、まず自分の心掛け、注意で一である。 「安全」を最も身近なところから見直し、今夏を無事に過ごそう。

○ひとしずく

 自分が今年支払うべき集合税を最近確認して驚いた。今後、少子高齢化社会が他地域に比べ、より早いスピードで高齢化、人口の流失~減少が進み、本市では時と共にその負担が徐々に重みを増して一と思うと、どうにもやりきれない感情に襲われた▼先日は、友人が「知人が今春から扶養家族がなくなったことから、思っていたよりだいぶ高い額の通知が届き、これから毎月、それを払い続けるのかと思うと、体に力が入らなくなった一と話していたよ」と話してくれた。似たような境遇なだけに、妙に身につまされて共感した▼先の話しにもどるが、なぜ”やりきれない感情”に襲われるのだろうか。それはあと数年で2万人台に突入しようという人口、所得の増減にかかわりなく増えるであろう負担、今後、様々な場合で感じられるであろう”格差”、年金など国の否定的なイメージが膨む一方の毎日のニュースなどもその一つの理由では▼その友人の知り合いは、本気で住所を福岡市へ移そうと考え、税金についての問い合わせなどもしている一というから驚きである。自分は、福岡、都会と壱岐の税金とを比較したことなどないが、そんなことをしてみるのも、参考になってよいかもしれない▼あまり考え過ぎても暗さばかりが先に立つ。とにかく皆で、壱岐の夕張化阻止に本気で立ち上がらなければならない時期に来ている。

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2007年6月21日号 第4385号  

6月21日号 一主なニュース一

○認知症の人と家族の会スタート 一壱岐地区『はまべの会』設立総会一

 関心が高まりつつある認知症への理解と介護をする家族らの交流、助け合いなど目的に本年四月、認知症の人と家族の会・壱岐地区会「はまべの会」が発足の運びとなり今月十六日、郷ノ浦町、文化ホール会議室で、はまべの会設立総会と記念講演会が開かれた。壱岐・はまべの会の発足は県下で十六番目。

○中学生弁論大会は7月9日に 一社明運動前に協議、壱岐・保護司会一

 七月は第五十七回「社会を明るくする運動」の強調月間で、「防ごう犯罪と非行 助けよう立ち直り」を統一標語に、犯罪や非行の防止と罪を犯した人の更生について理解を深める運動が全国で展開される。
 毎年行われている同会主催の中学生弁論大会は、今年は九日午後一時半から、文化ホールで開催することにしており、多くの参観が呼びかけられている。

○熱さを吹き飛ばす熱戦  一陸上で4つの大会新一
 一市中体連・陸上・相撲大会一


市中学校体育連盟(会長・田嶋憲治石田中学校長)など主催の市中体連「陸上・相撲競技大会」が17日、陸上が那賀中学校グラウンド、相撲が箱崎中学校相撲場で開かれた。


箱崎中学校で行われた相撲

〇110人で一斉に田植え 一 稲刈り10月20日、収穫祭11月24日を予定一
 一本年度原の辻赤米づくり体験一


 田植え一稲刈り一収穫祭と、原の辻遺跡保存等協議会の本年度・原の辻赤米づくり体験の田植えが十六日、芦辺町、原の辻遺跡展示館前の水田で、壱岐高校の歴史文化コースの生徒や小学生、家族連れら約百十人が参加して行われた。


ていねいに田植えをする参加者たち

〇筒城浜など4海水浴場が「水質AA」 一県海水浴場水質調査一

 県はこのほど、過去三年間の年間利用者数が概ね一万人以上の県内二十四海水浴場を対象に、遊泳前の五月中に実施した水質調査の結果をまとめた。
 発表によると、本市石田町の筒城浜をはじめ、大浜、錦浜、勝本町の辰ノ島の四海水浴場は、今年もいずれも良好な「AA」で、ふん便性大腸菌群は検出されなかっ

〇今年は市内で2回開催 一第10回壱岐いきウエディング一

 男女交流イベント第十回「壱岐いきウエディング」(同実行委員会主催)が、今年は八月二十五日~二十六日、九月二十九日~三十日の二回、郷ノ浦町、壱岐出会いの村で開かれる。
 問い合わせなど詳しくは、市総務部政策企画課内・事務局(電話48一1111、FAX48一1553)へ。

○社説 一千羽鶴に平和への思い込め一
 一旧暦の「七夕」の日に


 壱岐郷土美術館で先月二十九日から今月三日まで、郷ノ浦町在住の宮本眞理子さん=日本折紙学会認定講師=の折り紙展が開催され、開期が延長されるなど好評を博した。
 その折り紙展にちなみ、本紙四面で宮本さんがチョウやバッタ、かぶと、カメなどの折り紙とその折り方を紹介したが、佐世保の読者から、その連載に心が動き、「千羽鶴七夕」を平和へのメッセージとして広めたい一とする便りをいただいた。
 NPO長崎県天文協会・「月」の会佐世保に所属するその読者は、旧暦の七月七日(八月十九日)・七夕に、平和への願いを込めて祈った千羽鶴を飾り、家庭・地域・職場・学校・教会・寺院・神社でも行って、その平和へのメッセージを抱いた七夕の千羽鶴を世界へと広めていきたい一としている。
 ”なぜ旧暦なのか”と言うと、西暦の七月七日は梅雨の時期で観測しにくく、天の川(織姫=こと座の一等星・ベガと彦星=わし座の一等星・アルタイル)を渡る船を象徴する月(半月より少し欠けた状態の七日月)が出るのが旧暦であるため一としており、七夕は旧暦で行いたいとし、午後十時頃から天の川が観測しやすくなるという。
 愛をテーマにした、壮大な宇宙の物語、詩(うた)に、平和への思いを込めて折り、飾られる千羽鶴が人々の心をつなげてゆく一。その便りには長崎被爆50周年歌「千羽鶴」(横山鼎(かなえ)作詞、大島ミチル作曲)と「七夕さま」(林柳波作詞、下総皖一作曲)の歌詞が添えられていた。
 「平和への誓いに新たに 緋の色の鶴を折る 清らかな心のままに 白い鶴折たたみ わきあがる熱き思いを 赤色の鶴に折る一一平和への祈りは深く 紫の鶴を折る 野の果てに埋もれし人に黄色い鶴折たたみ 水底に沈みし人に 青色の鶴を折る一一未来への希望と夢を 虹色の鶴に折る」。これはその千羽鶴の歌詞の一部であるが、「21世紀・平和と希望の七夕」と銘打つ「千羽鶴七夕」の「心」がそこにはある。
 さらに「七夕さま」の「五色(ごしき)の たんざく わたしが書いた お星さま キラキラ 空から見てる」に、その読者の思いの高さ、美しさを観(み)るようでもあり、戦い一戦争ができる国へと、平和憲法を改正しようとするかのような現政権に対し、平和主義の徹底による国づくりへの姿勢を保ち、平和を貫きたい、努力したいという思いが、まさに復活一立ち上がってくるようでもある。
 旧暦の七夕の日、八月十九日に、平和への思いを、決して戦う心ではなく、愛に満ちた安らかな心で鶴を折り、それぞれの心に家に、飾りたいものである。 

○ひとしずく
 
県産品の地方消費の促進に向け、県や生産者が連携し、経済人らの会員に地酒と旬の県産品を使った料理の魅力を紹介する「長崎酒と肴(さかな)を楽しむ会」(仮称)が近く発足するという▼全国へ自慢の県産品を発信する前に、県内で消費される本県産の焼酎、日本酒と旬の県産品を使った料理を一緒に楽しんでもらい、消費拡大を一とスタートする。この時期、壱岐ではウニ、ヤリイカ、野菜類では、アスパラ、ナス、カボチャなどが、旬の期間になるのであろうか▼これに酒類としては、発祥の地の麦焼酎、壱岐焼酎協業組合の日本酒などあり、最近、知人から焼酎はもちろんのこと、日本酒でも素晴らしい味の吟醸酒があり、うれしい限り一という声を聞いた。値段は少々はるものの、気の置けない仲間、友人らとの席なら”いけるかも”などと思い、近所の酒屋さんに入荷しているのを確認して…▼その時の肴はやはり、ウニ、イカなどの鮮魚系もよいが、豆腐一冷奴にミョウガやショウガ、シソ、ネギなど、好みの薬味をたっぷりとのせて、また、さっぱりとした甘味のない漬け物も”いける”のではないか。吟醸酒だけに、その香り、味が負けることのない肴が、個人的には良いように思う▼それにしても、この壱岐の島にはうまい特産品がいっぱいで、市民皆があちこちでPRしたい逸品揃いである。

 

2007年6月15日号 第4384号  

6月15日号 ー主なニュースー

〇次期市長選に意欲見せる ー長田市長、市議会6月定例会一般質問でー

 本市議会・六月定例会の一般質問が十三日と十四日の両日、勝本支所議場で行われ、合わせて十二議員が登壇した。
 坂口健好志議員が長田市政の三年間の実績と今後について質問、長田市長は預かり保育の実施など成果を強調した上で、今後の施策について、「残りの任期十か月では足りない」などと述べ、明言はしなかったものの次期市長選に意欲を見せた

〇今月末から撮影スタート ー本市が舞台人気駅伝漫画「奈緒子」映画化ー



 本市を舞台に描かれた人気駅伝漫画「奈緒子」がこのほど、長崎市と本市を撮影地に映画化されることが決まった。

○社説 ー”しま自慢を仕事にしよう”ー

 福岡管区気象台は十三日、壱岐など九州北部・山口地方が梅雨入りしたものと見られると発表した。今年の梅雨は、異常気象をもたらすという「ラニーニャ現象」の影響により、梅雨明けは早まり、猛暑になる可能性もあるという。
 もし、梅雨明けが早まれば、先日から壱岐を代表する海水浴場の海開きが相次いで行われてきたが、祈願が届き、マリンスポーツなど海のレジャーを楽しむために、多くの観光客が来島することになるかもーと思ったりもするが、今年は、知人によると海水温が例年になく高い日が多く、漁業への影響を心配しているーと話していた。
 離島(しま)に遊びに来て、海の幸の値段が非常に高く、また不漁などで口に入りにくくなると、年々減少傾向にある交流人口に、さらにかげりが出るのでは…などと心配される。事実、来島するほとんどの友人たちは、海の幸へのイメージを大きく膨らませている。しかし、その時の自然の状況に大きく左右されるだけに、別の切り札の必要性が今後強く望まれ、それが、国特別指定の原の辻遺跡だったり、日本固有の神々、神話であったりするのではないか。三重県の伊勢市、長野県の諏訪市、また本県のキリスト教遺産に対するようなスタンスで、いかにそこに”非日常”を描けるかであろう。
 本年度が最終年度となる「しま自慢」観光カレッジの受講希望者の募集が、今回も(1)観光ガイド(2)地域コーディネーター(3)ブルーツーリズムインストラクター(4)商品開発クリエーター(5)観光リーダーの五コースで今月二十八日まで行われている。昨年参加した友人はマニアックな観光をする人たちに、日頃から情熱を切らさずに学んでいる自らのジャンルで、より高度なガイドをして喜ばれ、別の友人は、ビギナーズクラスといった調子で学びに来ていた人たちに、そのていねいなガイドと飾らぬ人柄が好評だったようである。
 こうしたことも、非日常の範中である。来月は、社員旅行でくる企業が海辺のクリーンアップ活動を行うが、クリーンアップも演出やストーリーさえうまく描けるなら非日常である。観光立島を目指す壱岐の島としては、観光が日常から離れた空間、生活を楽しむーというものなだけに、非日常をキィーワードに、島内の様々な資源を見つめ直して再認識した上で、これまで難しかったストーリーをわかりやすくつなげ、独自な世界観、スタイルをもった物語、自信を描ける物語りづくりも必要となろう。まさに観光カレッジのキャッチコピー「しま自慢を仕事にしよう」の精神である。

○ひとしずく

ずい分以前は今頃の時期になると、プロ野球のナイター中継を自分はアンチ△△だからーなどとゲームの行方に注目し、一喜一憂しながらその放送に見入っていた▼しかし、頻繁にアメリカの大リーグ放送が見られるようになった頃から、少しずつ距離感ができ始め、最近では、野球の中継では高校野球、スポーツ中継ではサッカーのJリーグが主になってきており、深夜のスポーツニュースでその結果を知るような事である▼高校野球と言えば、先日、高野連が野球の特待生制度を問題にしていたが、スポーツ、芸術、学問など、どのジャンルでも、その制度が当たり前に存在し、そのレベルアップに一役買っているものと思うが、まったくどうなっているのやら…、高校球児たちの憧れ、夏の甲子園の地方予選が来月、本県でもスタートする▼一昨日、その高校野球のヒーローの一人で、プロ野球のパ・リーグ、楽天で頑張る田中投手が、ルーキーとしてプロ完封を果たした。早稲田大学に進学、大学野球を湧かしているもう一人のヒーロー、斉藤投手も大活躍しており、二人とも今後、どんなピッチャーになるのかーと、彼らの今後が大いに注目されている▼この二人が、今後さらに活躍するようになると、硬式野球というスポーツが、高校~大学~プロと一層の関心が高まり、再び野球中継を楽しみにする日がー。 

2007年6月11日号 第4383号  

6月11日号 ー主なニュースー

○初夏の壱岐をカラフルに ー442人が出走、433人が完走ー
 ー第19回壱岐サイクルフェスティバルー




 初夏の壱岐を駆け抜ける銀輪ー。
 今年も壱岐サイクルフェスティバル(同フェスティバル実行委員会、同市など主催)が10日、本市を一周する特設コースで開かれ、始めにサイクルロードレースが午前8時50分、郷ノ浦町、文化ホール前を一斉にスタート、カラフルなユニホームと自転車の選手たちが郷ノ浦大橋を快走し通り抜けた。

○本市観光客延べ数約61万4千人 ー県・平成18年観光統計速報ー

 県観光振興推進本部は七日、平成十八年度の観光統計(一月~十二月)について速報版を発表した。
 本市の観光客延べ数は、六十一万四千百二十六人で、前年に比べ約二万七千人の減。日帰り客は、七万九千六百九十人(同七百八十九人、一%増)、宿泊客延滞在数は五十三万四千四百三十六人(同二万七千八百八十二人、五%減)となっている。観光客延べ数に修学旅行宿泊数が占める割合は一・九%で七千三百四十三人(対前年二千百六十人、二二・七%減)。

○「壱岐っ娘」優勝、全国大会へ ー全国家庭婦人バレーボール県予選ー

 第19回全国家庭婦人バレーボールいそじ大会(同連盟主催)が10月5日から3日間、福井県営体育館などで開かれるが、同大会の出場権をかけた県予選が3日、諫早市体育館で開かれ、本市から出場した壱岐っ娘チームが見事優勝した。

〇今夏の盛況、安全など祈願 ー神事、座談会などに関係者約30人が出席ー
 ー石田町筒城地区海水浴場海開きー


 環境省の「快い水浴場百選」、「日本の渚百選」などに選ばれている壱岐の代表的な海水浴場、石田町、筒城浜をはじめ、筒城地区海水浴場の海開きがこのほど、筒城浜海の公園管理センターで開かれた。

〇急ぎ産廃ストップ新条例制定を ー壱岐島への産廃持込に反対する住民連合ー

 「壱岐島への産廃持込に反対する住民連合」(東谷伸氏ら共同代表)は一日、「産廃ストップの新条例制定を至急に」とする申入書を長田徹市長に提出、五日、市役所地下会議室で記者会見を開き、申し入れを行った経緯などについて説明した

○社説 ー壱岐エコシティ・アイランド宣言ー

 ドイツで先日開かれた主要国首脳会議(サミット)の焦点とされた地球温暖化対策で、先進国全体で二〇〇八~一二年の五年間に温暖化ガスの排出量を一九九〇年比で約九五%以内に減らすーという京都議定書に定めがない二〇一三年以降の温室効果ガス削減へ向け、世界の排出量を二〇五〇年に半減させる旨の提案を、安倍晋三首相が行い、日本、欧州連合、カナダの決定を真剣に検討するーと明記した経済文書を発表した。
 世界各地で温暖化の現状を取材した民放の番組みを見たが、ドイツの小さな島に住む住民は、ここ数年で海水がちょっとしたシケでも陸を覆うようになり、住まいを高床式にしたり、イタリアのベネツィアでは大潮のたびに海水が上がり、地下水への影響も心配され、商店には深刻な被害が出ている。南太平洋のツバルでは、海の水位の上昇により、人が住めない状態になりつつあるなど、非常に深刻で悲惨な被害の様子が映し出された。
 逆に、アイスランドの水から水素をつくり、有害な物質が含まれない水素を燃料とする「水素立国」を目指す取り組み、自家用車の利用を減らし、バスの運行を増やしたり、タクシーなどが停車して、30秒以上アイドリング状態だった場合、罰金が科せられたり、エネルギー需要を通常の七割だったかに抑えた都市づくり、ゴミの再資源化を幼児の頃から実際に学ぶ取り組みなど、温暖化防止、地球環境の維持のため、国策として真摯に取り組む国々の様子も紹介されていた。
 壱岐では最近、壱岐島への産廃持込に反対する住民連合が、急ぎ産廃ストップの新条例制定を求める申入書を長田徹市長に提出した。先週末には「壱岐の島いきいきサポートプロジェクト」(仮称)の会合が開かれ▽「離島(しま)」から連想される荒れる海、揺れる船などとは逆の、より豊かなイメージ先入観づくりが必要▽美しい壱岐=ふるさと=づくりを、島民皆が心を合わせ、できることから取り組むーなどの考えに、エコシティ(アイランド)宣言、環境に配慮した活性化策の展開などが、地域振興策として重要とする考えが示された。
 そのプロジェクトは「エコ」をキィーワードに、「努力」することにおびえる必要のない、住みやすい島づくりを、一つの柱として活動することになるようだが、市はこの際、全国の離島に先駆けてエコシティ(アイランド)宣言をして、農・漁業、一般産業、市民皆で”エコ”に取り組むのも一考に値するのでは。確かに痛みを伴い資金も必要となろう。将来あらゆる面で効果が上がるものと信じ、勇気ある島づくりをーである。

○ひとしずく

釣りだけでなく、一級の景勝地としても大好きな郷ノ浦町、牧崎に、久しぶりに出かけてみた▼鬼がクジラを捕る際に残した足跡、古代の”壱州人”が祭祀を行っていたパワースポットーとも言われる穴へと向う、遊歩道の右下に広がる草原の丈が伸びて、心地好い風に吹かれてなびく光景が何とも美しく、アニメ映画「風の谷のナウシカ」のラストシーンが想像された▼ずい分以前、牧崎の岬の先端に向う際中にある少しひらけた場所から、遥か水平線の丸み、海面の膨らみを見て、心動かされた息子に「地球は丸いんだね」と言わせたその場所から海を眺めた。遠く海を行くタンカー、空高く舞うトンビ、清んだ青空にポッカリ浮び行く白い綿帽子のような雲、雄大な自然の中で、ゆっくりと流れ、刻まれているかのような時の流れ▼ほんのわずかな時間であったが、心癒されるとても豊かな時間が、立っている牧崎の地から、宇宙へと広がりゆく自然の大きさに、包み込まれてゆくような感覚の中で意識された。今、そのシーンを思い浮かべるだけで、その時、その場所で覚えた感覚が、心身を通してよみがえる▼読者の皆様もそれぞれに、自分を心豊かに癒してくれる、勇気づけてくれるようなそうしたスポットを持っているのではないか。ほんとうに大切にしたいのである。

2007年6月6日号 第4382号  

6月6日号 ー主なニュースー

○ 市議会・6月定例会開会 ー補正予算案はじめ11議案など審議ー

 本市議会の六月定例会が四日、勝本支所の議場で開会、平成十九年度一般会計補正予算案など議案十一議案、承認六件、報告五件の十一件の合わせて二十二件が上程された。一般会計補正予算案は児童手当・児童扶養手当給付事業、道路改良事業など二億五千二百二十一万四千円。一般質問は十三日、十四日の二日間、閉会は二十五日の予定。
 議会初日は、長田徹市長が行政報告を行い、整備が進められている県立埋蔵文化財センターと市立一支国博物館(仮称)の建設について▽敷地造成工事を進めてきたが、設計の協議、調整により本年度に繰り越して事業を行っており、十一月末までを工期に順調に進捗ーとした。
 観光商工関係で▽猿岩の岩の崩落など自然環境交付金の内示を受け、危険度調査、当面保持するための石の安定化工事を実施▽石田町、松永記念館について、九州電力(株)の寄付を受け、所蔵されている松永翁の肖像写真約百点のための展示室の改修費を計上ーなどと述べた。
 市民病院の経営は、平成十八年度の事業会計決算は約三億四千万円の赤字となる見込みで、そのうち現金支出を伴う赤字額は約六千三百万円。前年度決算に比べ約一億円減少しているが、外来患者数の減少と入院患者数の伸び悩みが赤字の原因。現場職員の意識改革をさらに図り、今後より一層の経営努力をしたいーなどとした。
 行政報告に続いて、議会活性化特別委員会(委員長・小金丸益明議員)がこれまで審議した内容を報告、▽常任委員会の任期を二年に▽会派制の導入は適当▽一般質問は答弁の時間を含め五十分間で回数制限なしーとする結果を報告、今後は次期改選時の定数条例改正を大きな柱とし、議員報酬など調査、協議する方針。

○受講者を募る ー本年度「しまごと発見隊」ー

 原の辻遺跡保存等協議会(会長・須藤正人市教育長)主催の本年度「しまごと発見隊」が二十一日午後七時から、芦辺町、離島センターで開講する。
 しまごと発見隊は、国の特別史跡・原の辻遺跡をはじめ、県内で最多とされる二百か所を超える古墳や神社、仏像、天然記念物などの指定文化財を対象に、「五感を刺激する」講座を実施し、多くの市民に文化財の重要性と関心を高めてもらおうーと開かれる。本年度で四年目。
 募集定員は百人程度で、対象は島内の文化遺産に興味がある高校生以上の一般(島外者の参加も可)。申し込み締め切りは初回講座(六月二十二日)の当日受け付けまでとなっているが、第二回以降の一般参加も可能。
 申し込みなど詳しくは、市教育委員会文化財課(電話45-1202、FAX45-1227)へ。
 講座の日程など次の通りで、時間はいずれも午後七時から午後九時まで。ただし島内史跡巡りは午前九時から午後三時までで、別途参加者を募集することになっている。多くの参加が望まれている。
▼第1回▽6月21日、芦辺町、離島センター(長崎歴史文化博物館長・大堀哲氏講演=進化を続ける博物館づくり=)
▼第2回▽8月22日、石田町、改善センター(市文化財課・河合雄吉氏講演=原の辻遺跡史跡公園整備とボランティア活動=)
▼第3回▽10月18日、郷ノ浦町、文化ホール(壱岐高校原の辻歴史文化コースのテーマ研究発表)
▼島内史跡巡り▽10月27日、辰ノ島(無人島散策ツアー=海浜植物群落=)
▼第4回▽12月20日、勝本町、かざはや(福岡大学名誉教授・小田富士雄氏講演=笹塚古墳の被葬者と副葬品=)

○子牛は4億1、430万円販売 ー成牛は1億3641万円ー
 ー市農協・6月子牛、成牛市ー


 本年度第二回目となる市農協の六月子牛市が一日と二日の両日、成牛は三日、いずれも芦辺町、壱岐家畜市場で開かれ、販売額は子牛が四億千四百三十万七千九百五十円、成牛が一億三千六百四十一万二千八百五十円の合わせて五億五千七十二万八百円となり、前回に比べ平均価格で子牛が五・二六ポイントの減、成牛は六・八四ポイントの増となった。

○ 修学旅行で老人ホーム訪問 ー=今年で6年目の交流=ー
 ー広島市立・城山北中学校ー


 今年も修学旅行シーズンが到来ー。
本市にも関西方面を中心に各地から修学旅行団が来島し、多彩な観光メニューを体験しているが、二十九日に広島市・城山北中学校(佐藤昌史校長、三年生・百三十三人)が二泊三日の日程で来島、最終日の三十一日、勝本町、市立老人ホームを訪問した。




○社説 ー「新しい壱岐島の観光」にー

 郷ノ浦地区の海開きが先月、修学旅行のシーズン入りを前に、渡良半島の塩樽・小水浜両海水浴場=ツインズビーチ=で開かれ、昨日五日には本島を代表し、白砂青松の風景、水質など全国的にも一級の美しさを誇る石田町、筒城浜海水浴場の海開きが、筒城浜海の公園管理センターで行われ、出席した関係者全員で今シーズンの安全と盛況を祈願した。
 日差しにジリジリと肌を刺すような強さが感じられる日も多くなり、壱岐の島を代表する海水浴場で海開きが次々と行われると、観光関係者はもちろん、多くの島民が”いよいよ”といった感覚で、海、夏の観光シーズンを意識し、島全体が妙に気忙しく感じられるような、観光のトップシーズンのイメージが、脳裡をかすめるのではないか。
 そうしたシーズンを目前に、本年を「新しい壱岐島の観光」という新たなブランドイメージの定着を進める上で、最も重要な年と位置づけ、壱岐・唐津・福岡と連携を強化した観光商品の開発、島内受け入れ体制の強化を図りたいーなどとする壱岐観光協会の総会が開かれ、今春フェリーが就航したことに伴う福岡(九州郵船)ー唐津ー壱岐トライアングルプロジェクトの推進、対馬・五島と共同で展開してきた「ながさき『しま』の誘客促進事業」、団塊の世代をターゲットにしたイベントの開催、本年度中の法人化に取り組みたいーとする方針が示された。
 「観光」という言葉を辞書(広辞苑)に探してみると、「他の土地を視察すること、また、その風光などを見物すること」などとあり、日本大辞典には「日常生活地域を離れ、他の土地の風景や史跡などを見物し、楽しみながら旅行すること」と出ていた。ということは、壱岐からの場合、島を離れるためのフェリー、高速船、飛行機に乗り込むところから、「他の土地を視察する」「日常の生活や地域を離れる」ーの旅行、観光がスタートし、目的地で様々に楽しみ家路へーということになる。
 その”様々な楽しみ”という点が、観光立島を目指す壱岐にとって最も肝心となることなど”今さら”であろうが、島内の受け入れ体制の強化という取り組みが、その新しいブランドイメージ定着のための指針として上げられているだけに、従来のサービス、商品、資源など、心も新たに新鮮な目を持って見直し非日常をいかに楽しく、時に感動を織り込みながら、多様に演出しながらも、この島の持つ豊かな歴史、自然などといった本質を、心身で味わってもらえるかーという点が、その新しさにつながるのではないか。

○ひとしずく

芦辺町、清石浜をホームグラウンドとして活動するサーフィン愛好者のグループ「壱岐ローカルサーファー」が全国海岸協会から、海岸愛護の海岸功労者に選ばれ表彰された▼海への感謝の気持ちを込めて取り組んでいる海辺の清掃活動、市民らが安全にサーフィンを楽しむための技術、マナーを指導する教室を開催するなどの活動を行っており、本県からの受賞は六年ぶりというが、島民の一人としても少々誇らしい受賞である▼海岸の清掃活動は、島内各地区で様々に実施されているが、サーファーとして自分たちの楽しみが創出される美しい海、浜辺といかに向き合ってゆくかーという想いが、伝わってくるようでとても素晴しい。これから海のレジャーが最盛期を迎えるが、海に接する人々に、常にそうあってほしいと思う▼漁業はもちろん、生活、産業、歴史、趣味、レクリエーションに至るまで、海から多大な恩恵を受ける本島であるだけに、島民の一人として、海の環境美化への取り組みは、島の陸の部分を考える上でも様々に影響があり、今後の地域振興といった点からも、これまで以上に重要となってこよう▼この壱岐の島を取り巻く海は、まさに“宝”の海である。その宝が宝であり続けられるようにと願い、市民皆がそれぞれの場で、それぞれの取り組みをーと思う。

2007年6月1日号 第4381号  

6月1日号 ー主なニュースー

○本年度中の法人化目指す ー壱岐観光協会・本年度総会ー

 壱岐観光協会(村田好弘会長)の本年度総会が二十五日、石田町、改善センターで開かれた。注目されている同協会の法人化については、本年度中に設立する方針で一致した。

○ 元気いっぱい運動会 ー 真夏を思わせる日差しの下ー
 ー渡良小学校など7校でー


 五月晴れの見事な青空が広がった27日、渡良小学校(久保晴義校長、83人)の本年度・運動会が同校グラウンドで開かれ、児童たちは伸び伸びと元気いっぱいに運動する姿を、保護者らに披露した。

○10日AM 8:50スタート ー島内外475人が参加ー
 ー第19回壱岐サイクルフェスター


 地域起こしイベント・壱岐サイクルフェスティバル(同実行委員会、市など主催)が10日、本島を1周する特設コースで開かれるが、参加申し込みが25日に締め切られ、今年は475人(対前年63人増)から申し込みがあった。

○壱岐ローカルサーファーに ー 全国海岸協・海岸功労者表彰ー

 芦辺町、清石浜をホームグラウンド活動しているグループ・壱岐ローカルサーファーがこのほど、(社)全国海岸協会(陣内孝雄会長)が主催する本年度海岸功労者(海岸愛護)に選ばれ、二十八日に別府市、Bコンプラザで開かれた同協会の総会で表彰式が行われた。


サーフィンするメンバーたち

〇6月は環境月間 ー不法投棄監視合同パトロールー

 六月は環境月間で、全国各地で関係機関が連携し、不法投棄防止のための合同パトロールが実施されるが、本市でも13日に海域、26日に陸域のパトロールが実施される。

〇式典と音楽会 ー 設立40周年・壱岐ロータリークラブー

 壱岐ロータリークラブ(品川健治会長)の創立四十周年記念音楽会「テノールとコーラス『夢の共演』」と記念式典が二十七日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。


見事な歌声を披露した市山氏

○社説 ー梅雨入り間近、災害多発期に備えようー

 早いもので今年も今日から六月・水無月である。そろそろ蒸し暑さを感じる日もあり、梅雨入りの日が気になる。
 今年の梅雨は平年並みの梅雨入りで、ラニーニャ現象=ペルー沖から太平洋中央部まで、赤道近くの海面水温が、平年に比べて半年から一年半ほど低いままになる現象で、エルニーニョ現象の逆の現象=の影響を受け、九州、西日本を中心に梅雨明けは平年並みか早目になる見込みという。
 本市など九州北部は、今月五日頃に梅雨入りし、梅雨明けは七月十九日頃と見られており、今期の特徴は「メリハリ型」で、晴れて夏のような暑さを感じる日もあれば、強い雨が降り続く日もあり、比較的に天気の変化に減り張りがあるーとされ、特に今月下旬からは強い雨が降りやすい見込みで、梅雨明けが早まる可能性が高い見込みーとなっている。
 これから台風の襲来が多いという九月一日の二百十日、その十日後の二百二十日と、豪雨や長雨、台風など、自然災害への注意、備えが呼びかけられるシーズンに入る。市民としては、身近な周囲の自然にも気を配り、”ちょっといつもと違う”など異状が感じられるような際は、市役所や消防署などに連絡するなどして、その異状に対応しておくことが望まれ、家庭や職場などでは、避難の方法・場所、連絡の取り方など話し合い、決めておくことも大切。
 さらに、平年より気温が高くなる見込みというこれから、気温、湿度の上昇に伴い、食中毒の発生が心配される時期に入る。食品を取り扱う業者はもちろん一般市民、家庭でも▽手洗いの励行▽清潔・迅速・温度管理▽体力、気力の充実ーなど、徹底してその発生防止に努めよう。これも”安全”についての備えであり、市民の前向きな安全への姿勢が、災害発生時にその被害を最小限に食い止める力ともなろう。交通災害、火災など人的災害なども同様である。
 市、県壱岐地方局、壱岐警察署、壱岐消防本部、市内郵便局、県建設業会壱岐支部による本年度防災合同パトロールが三十日、台風や豪雨、長雨など災害多発シーズンを前に、災害危険カ所とされる市内五カ所を確認しておこうーと実施されたが、先にも記した通り、通勤(学)時に見かける自然、家の周囲の自然など、普段から注意して観察して記憶し、異常があれば通報するーといった、安全で快適な生活環境づくりにも市民皆で参画したい。
 とにかく、日頃から安全について考え、それぞれの場で取り組みながら、このシーズンを明るく無事に過ごそう。

○ひとしずく

真夏の日差しが照りつけるような天候となった二十七日、本市では小学校七校で運動会が開かれ、児童、保護者らともに、運動会の一日を楽しんだ▼この日は、せっかくの天候にもかかわらず、北九州市では、大気汚染防止法に基づく光化学スモッグ注意報が発令され、この日運動会を予定していた八十五校が、児童の健康を考慮して中止、それでも児童や保護者、職員らの一部が、目やのどに異常を訴えたという▼ずい分時間をかけて練習してきたせっかくの運動会、これまでは「雨」がその敵役を務めてきたが、その座を光化学スモッグと分け合うような事態となり始めている。それこそ「照る照る坊主」にマスクを着けてみるのもいいかも?悪天候と大気汚染とでは、まったく別ものなだけにたちが悪い▼九州地方知事会が三十日、山口県萩市で開かれ、九州、山口地方で発生した光化学スモッグをめぐり、国に対して原因究明と外交ルートを通じた対応も視野に入れた対策を求める緊急要望をまとめた▼会長の金子原二郎長崎県知事は記者会見で、「必要があれば九州地方知事会として、中国(原因とする意見が多い)に申し入れるかもしれない」ーと述べたとされるが、気温が高く、その発生が連日のように心配される時期も近づいており、早急な対策が強く望まれる。

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