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2007年3月26日号 第4368号 

3月26日号 ―主なニュース―


○ 国際コンペに出品の予定 ―壱岐で短編映画を撮影― ―東京クリエイティブプロダクション「円」―

 東京都、大正大学の学生らが組織するクリエイティブプロダクション「円」(えん)のスタッフ十四人が十六日から二十二日までの一週間、本市で短編映画「 の向こう側」(仮)の撮影を行った。
 ストーリーは、漠然とした不安を持つある少女が一人の老婆と出会い、次第に心を開く様子を描写した約二十分間のヒューマンストーリーで、目標を持てず人生に不安を持った人や新たな世界に飛び込もうとする人へ向けた内容という。
 監督は同大学の表現文化学科で講義を行う石原康臣さん(30)。石原監督の母親が本市出身だったことがきっかけでロケ地に選ばれ、昨年十二月に企画、撮影は勝本町、つたや旅館をはじめ、郷ノ浦町、猿岩、ツインズビーチなど市内各地の観光地で行われ、エキストラに本市在住者も起用されている。
 同映画には、老婆役で劇作家・寺山修司さんが主宰した「演劇実験室天井桟敷」に所属、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」に出演し多方面で活躍し、独特のしゃがれ声が演技に味わいを加える女優・蘭妖子さん(64)も出演している。
 プロデューサーの栗山直樹さん(22)は、「壱岐の人が優しい気持ちで迎えてくれて、その協力があったこそ成り立ったようなもので、壱岐のロケーションも最高でした」などと撮影の感想を語った。
 作品は今後、五月上旬ごろに編集作業を終え、完成する運びで、国際コンペに出品される予定という。

「猿岩」の駐車場で行われた撮影

○ 社説 「○○づくり」のプロセスにこそ

   
 郷ノ浦町、半城湾の最も奥の穏やかな海を見下ろす位置に、赤や白のチューリップが咲き、ナノハナからなのか強く甘い香りが辺りに漂う畑がある。昨日は観光客なのか若いカップルが、”春爛漫”とばかりに咲く花、一帯の春の風景をバックに写真を写していた。
 もう七、八年前になるのか、サイクリングで来島した観光客の男性から、その半城湾奥の一帯の風景、見事なヤマザクラが咲く壱岐の春の景色が気に入り、何回かサイクリングをしに来島したことがある―という話しを、町内の居酒屋で聞いたことを覚えている。
 その観光客ではないが、これからより美しさを増す春の花々がピークを迎え、気候もよくなると、観光客ではなくても”島の春”を様々に味わい、萌(も)え出す島の自然を自分なりの方法で体験し、実感したい―と思う頃であり、季節が進むにつれてそのメニューも多くなり、組み合わせによっては、旅の重要な目的とされる「非日常」がより鮮明に楽しめる頃となる。
 1.観光ガイド(島の観光案内人)2.地域コーディネーター(旅行商品やツアーの世話をする人)3.ブルー、グリーンツーリズム・インストラクター(農・漁業体験の指導者)4.商品開発クリエーター(地域産品を活かした新商品やブランド化を推進する人)5.観光リーダー(観光振興のリーダー候補)の五コースからなり、壱岐、対馬、上・下五島の四地区でスタートした人材育成事業、「壱岐地区しま自慢観光カレッジ」の修了式が十六日に開かれ、二十二人が修了書を手にした。
 今、少々かげりが見えている本市の観光の活性を高めるための人材として、その観光カレッジを終えた新たな人材・「芽」を、今後、どのようにその芽を活かし、伸ばしてゆくか、また、伸びてゆくかは、受け入れる側のスケール、人材に対する基本的な姿勢が問われるだけに、真摯に自らと対峙することにもなり、厳しさが見え隠れしている。が、その「場」を通過することで、現状をよく理解し、すでにある人材を含めた素質に光を当てて磨き、”新たなる何か(もの)”を創出するというプロセスの中に、活性への道筋があろう。
 市としてスタートし、この三月で三年が過ぎた壱岐の島。ここでも様々に人づくりが急務とされている。これまでも多様なプロジェクトが実施されてきたが、もう一つ受け入れ側のスタンスに、育てようとする意志が薄いように観じられてならない。「育つ」「育てる」これはどちらにとっても非常に大きなエネルギーが必要であるが、そのプロセスに”こそ”である。

○ ひとしずく

春の嵐のような天候となった一昨日から、昨日は春の強い日が差して気温も上がり、サクラの花があちこちで咲き出し、我が社近くで国の機関の合同庁舎や盈科小学校のサクラもポツポツとではあるが花が開き始めた▼昨日の午後、仕事をしながらも初夏のような陽気も手伝って春眠―どうも眠気に誘われているような状況となり、気分転換を図ろうと外に出た。その時、目の前を何かがとても速いスピードで通り過ぎていったような気がしたので、空を見上げると、ツバメが旋回していた▼季節の行くスピードは、遅いようで気づくととても速い…などと、そのツバメの姿に妙に感心しながら歩いていると、横を通り過ぎた車から、春の甲子園の放送が聞こえてきた。そういえば大相撲の大阪場所も千秋楽、プロ野球のパリーグも昨日開幕などと思いが巡った。まったく速いものである▼そう思うと、四十九歳の自分にも、それだけの四季が過ぎ行き、「そろそろフィナーレに向けたシナリオを考えなくては」の想いが頭をよぎった。「人は皆役者、人生は劇場」という言葉を、どこかで見たか聞いたように思う。やはりフィナーレというものは、明るく盛り上がってラストの一言、一音へと向かうものと考えると、逆に端々としてという言葉が浮かんだ▼さて、いずれにしても”よくやった”と締めくくりたいものである。

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2007年3月21日号 第4367号 

3月21日 -主なニュース-


○ 国指定に向け文科大臣に答申-壱岐笹塚古墳出土品162点、国文化審議会-

笹塚古墳・金銅製亀形飾金具


笹塚古墳・金銅製品・馬具類

 国の文化審議会(石澤良昭会長)は十六日、勝本町、笹塚古墳の出土品・金銅製亀形飾金具、馬具装飾品など百六十二点について、新たに指定すべき重要文化財として文部科学大臣に答申を行った。
 笹塚古墳は、六世紀末から七世紀の壱岐を治めた首長の墳墓と推定され、標高八十五mの丘陵に立地、直径六十六mの基檀上に直径四十mの盛土を持ち、円墳では県内最大級の規模を誇り、平成元年と同十四、十五年度の調査で石室内から金銅製の馬具類、鏃や刀などの鉄製武器類、鎌、鋤などの鉄製農工具類、ガラス製の玉など約千点の遺物が出土しており、その精巧なつくりは当時の金工技術の水準を知る上で学術的に貴重とされている。

○ 春の風物詩 -『美濃の谷詣り』-




 本市春の風物詩の一つ、「美濃の谷詣り」が今年も彼岸入りとなった十八日から始まった。
 壱岐西国三十三ヵ所霊場の最後の札所として知られる美濃の谷では、亡くなった人の顔が浮かぶとされる涙川(なみだごう)や十方施主供養塔へ、ツバキの花などつけた青竹の杖とへそ菓子を手に、懐かしい人の面影を胸に訪れていた。
同詣りは二十四日の彼岸の明けまで続く。

○ ひとしずく

壱岐商業高校の一、二年生二百十人が二十日、(1)芦辺町、忠魂碑周辺とたかのはら憩の森公園(2)芦辺町、清石浜(3)郷ノ浦町、岳ノ辻A、B(4)石田町、錦浜(5)勝本町、天が原2コースの7グループに分かれ、島内地域清掃活動=観光地クリーン作戦=を行った▼錦浜コースの生徒たちは、マリンパル前に集合して、錦浜までの道のりと錦浜でゴミ、空き缶など拾い集め、意外と多いその量に驚きの声が聞かれたが、岳ノ辻コースの生徒らからは、ポイ捨てのタバコの吸い殻があまりに多かったこと、生活ゴミがビニール袋に入れられて捨てられていたりなど、驚き、怒りともつかない声があがっていた▼観光地など島内各地で一斉に清掃活動を行い、観光地の美化に努め、ゴミの分別・資源再利用の意識の徹底、奉仕の精神を養う?を目的にクリーン作戦は実施され、生徒たちは、ゴミをポイ捨てしないことの大切さを肌で感じたのではないか。それにしても、ポイ捨てのタバコの吸い殻と空き缶は多い▼最近は、多くの団体などが、こうしたクリーン作戦をたびたび行っているが、まさに”イタチごっこ”的な状況で、まったく困ったものである。タバコを吸う人は、まさか自宅やその周囲、マイカー内でポイ捨てはしないだろうから、常に携帯灰皿を持ち歩き使いたい。空き缶、生活ゴミなども決められたように?である。

○ 社説 春、自然と季節の味に

 きょう二十一日は春分、二十四節気の一つ、昼と夜の時間の長さが等しくなり、気温の上がり方も春分から来月上旬にかけてが、一年のうちで大きいという。またきょうは「国民の休日に関する法律」で定められた「春分の日」で、その主旨は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」。さらに彼岸の中日であり、古来、先祖を祭るなど参拝行事が行われていた日でもある。
 今年は、本格的な春の到来を告げるという「黄砂現象」は発生していないように思うが、最近、テレビニュースで、大陸の大気汚染の影響が、壱岐を含め北部九州方面にも出ており、福岡市内では光化学スモッグ=大気中の一酸化炭素や炭化水素、窒素酸化物などが、紫外線によって光化学反応を起こす現象で、人の呼吸器や目などに障害を起こさせる=が発生し、風景が薄い春霞のような状態に?というのを見て、死語になったと思っていたその言葉を久し振りに聞き、驚いたというか、妙に切ない気持ちになった。
 さて、子どもたちの卒業のシーズンも過ぎ、入学、就職など、それぞれに”新しさ”を意識する頃となった。壱岐ではその時を知らせるかのように、少々早目ではあるが、山桜をはじめ、ソメイヨシノらしきサクラも咲き始めたが、この頃寒い日が続いて空気が冷たく感じられ、人間と同様にサクラも寒さで体をちぢこめ、開花を少し遅らせたのではないかと思う。早くこの寒さが抜けて、花ちらしや夜ザクラ見物に出かけ、”新旧の交流を”などと、ついつい…である。
 先日、子どもたちと壱岐の春の山菜を揚げた天ぷらや海の幸を食べた。この時季の山菜の歯ごたえやほろ苦い食味は格別で、旬の食材の滋味に富んだ味わい、香りは素晴らしい。市内のスーパーなどでは、メカブやワカメ、タケノコなども並んでおり、ワカメとタケノコを使った若竹煮やメカブの酢の物をつくり、これに最近ではめっきりその便りを聞かなくなった、サンマ程もあるサヨリの細づくりでも添えて?。そうした海、山の幸を使い、自宅でその味を楽しんでいた頃が、この壱岐の島に住んでいても、懐かしく思い出されるのはなぜか。
 この島の野山、海には、まだまだたくさんの春、季節の味があると思う。が、先にも記した通り、以前はいくらでもいた大サヨリのように、極端に減っているという現実もあることを、それらの旬の味をほおばる時に思い、その味が育った環境と育てた自然に感謝の心を抱きながら味わいたい。
 きっとその想いは、自然のサイクルと響き合う行動へとつながってゆくはず。


2007年3月16日号 第4366号  

3月16日号 -主なニュース-


○ 会長に江口石田町漁協組合長

 本年度県壱岐地域資源管理型漁業促進委員会が十四日、県壱岐地方局で開かれた。
同委員会は、資源の持続的利用を図る目的で資源管理の推進方法や稚魚放流など実証モデル事業の実施状況、その導入の具体的な検討を行うため、本市のほか、県南、県北、五島、対馬の五地区設置されるもので、本市では釣り業者会、網業者会、潜水組合、漁協、行政、公募の七委員で組織され、会長に江口一石田町漁協組合長が選ばれた。

○ 10校で380人巣立つ -市内各中学校で卒業式-


           沼津中学校卒業式

 三月は卒業式の月で、本市では一日に高校で実施され、市内十中学校が十四日に行われ、男子百九十七人、女子百八十三人、合わせて三百八十人(対昨年十三人増)の生徒が、保護者や在校生が見送る中、思い出多きそれぞれの母校を後にした。

○ 弁護士センターとの連携図る -2月の新規相談件数は21件 4月開所6か月に法テラス壱岐法律事務所-

 四月に開所六か月となる法テラス壱岐法律事務所(所長・浦崎寛泰弁護士)=郷ノ浦町郷ノ浦、吉田ビル三階=は十二日、二月の業務状況をまとめた。
二月の新規相談件数は二十一件(対前月四件減)で、そのうち民事に関する相談が八件、多重債務に関する相談は九件、刑事事件相談が四件となっており、民事に関する相談の内訳は家事、不動産関係がそれぞれ二件、損害賠償請求、債権・債務関係が三件、その他一件となっている。また、前月までに相談を受けていたものを含め、民事一件、多重債務十件を受任している。

○ ひとしずく

 気象庁が七日に発表した桜=ソメイヨシノ=の開花予想が、データのミスで東京、静岡、高松、松山の四地点で、誤った予想を出していたという▼福岡管区気象台は十四日、七日の第一回目の予想から寒の戻りなどで一日から六日遅く修正した開花予想を発表したが、それによると、福岡は二十一日、佐賀が二十五日、長崎と厳原など二十六日、福江が二十九日などとなっており、全国トップの開花となる福岡を除き、佐賀、長崎、厳原の予想日から、本市でもおおむねその頃には一斉に咲き出すのではないか▼サクラはバラ科サクラ属の落葉高木で、春を代表する花でもあり、開花予想にも用いられるソメイヨシノ(染井吉野)は、明治初期にかけ、東京(江戸)の染井村(豊島区駒込)に集落を作っていた造園師や植木職人たちによって育成され、売り出されたサクラで、エドヒガンとオオシマザクラの交配による園芸品種という▼ソメイヨシノもいいが、壱岐の固有種で花の密度が高く、満開になると豪華さがあるとされる壱岐山桜が彩る島の野山の景色は本当に素晴らしいが、半城湾の斜面に咲く山桜を海上から楽しむ、観光の体験メニューがある。今年もとても人気があり、市民からの問い合わせも多いそうだ▼今年は、知人にボートを出してもらい、無常というかそのはかなさをゆっくりと味わってみるのもまた。

○ 社説  春の定期人事異動に

 三月は年度末の月であり、毎年、諸官庁をはじめ、多くの企業や事業所などが、この一年間のまとめに追われながら、多忙を極める一カ月ではないかと思う。今月はまた、四月にスタートする新年度に備える月でもあり、春の人事異動で新たな陣容が発表される。
本年は、県警察の異動が八日に発表、十六日付けで発令、県教職員が二十日、県職員も近く、いずれも四月一日付けで発表、発令される。各職場は毎年のこととはいえ、引っ越しのトラックの手配などを含め、その対応にも追われる。本島の郷ノ浦、芦辺、印通寺の各港では、行く人たちと見送る人たちの心を繋ぎとめるように五色のテープが渡され、出航のドラの音を合図に、徐々に岸壁から離れるフェリー、壱岐への思い出が後ろ髪を引くように風になびく五色のテープ?と、離島(しま)ならではの別れのシーンが繰り返される。
人事異動は、それまでの職場の人事を、各職員の能力をより活かし、実力を伸ばすような格好で地位、責任を与えたり、配置転換などで刷新し、職員一人ひとりはもちろん、各職場、事業所全体の活性化、業績アップを目指して、二~三年と数年間隔で行われるものであるが、最近では、それまでの異動で身につけたノウハウなど、全体的なスケールや将来像を持って一つの職場、担当課のスペシャリストとなるべき人材を育てることも、特に本市では、望まれているように思える。
それは、現在の職場でも、仕事とは別に興味ある分野の様々な研修に参加、交流などして実力を養いながら、いざ異動で希望の職場に移った時のために?という方法もあるが、今までのように、休日も自分のためになかなか時間が使えないような、また逆に使わないようであっては、自身のスペシャリスト化やスキルアップは望めない。若手、人材が育ってゆけるようなシステム・環境づくりが、意欲という点からも急務で、それは限られた人員による効率アップにも繋がっているように見え、そうしたより前向きな姿勢の人材が、本市の新たな地域振興、発展への大きな力、うねりとなってほしい。
 さて、先にも記した通り、春の定期異動に進学や就職で壱岐を離れ、それぞれの新たなステージへ旅立つ人たち、逆にこの壱岐の島が新たなフィールドになる人たちと、それぞれに多くの思いが交錯することと思うが、この島をあとにする人たちには、何より心からの感謝を贈り、新天地での活躍を祈念したい。加えて新たな社会で、この島の暮らしで発見した魅力などPRする”特使”役を頼みたい。 どうぞよろしく。

2007年3月12日号 第4365号  

3月12日号  主なニュース


○一般質問に市議15人-本市議会・第1回定例会-

本市議会3月定例会の一般質問が8日と9日の両日開かれ、あわせて15議員が登壇、本市の財政や観光振興、環境問題などに関する質問が出された。

○「新現役フォーラム in いき」-24日、出会いの村-

「新現役フォーラム in いき」(同実行委員会主催)が24日午後2時半から、郷ノ浦町、壱岐出会いの村で開かれる。

○男子 武生水・女子 宮(佐世保市)が優勝-NECレッドロケッツ杯-


第1回中学生バレーボール大会
「NECレッドロケッツ杯中学生バレーボール大会」(同実行委員会)が10日と11日の両日、郷ノ浦町、大谷体育館をメイン会場に市内4会場で開かれ、2日間にわたり攻守に闘志あふれるファインプレーが見られる好ゲームが繰り広げられた。

○浜口選手の講演会とクリニックを開催-17日、壱岐バスケットボール協会-

壱岐バスケットボール協会(西村宏章会長)、壱岐体験型観光受入協議会主催の講演会が17日午後6時から、郷ノ浦町文化ホールで開かれる。

○人面石 現(うつ)つこの世を 咤(しか)ってる-フォト・川柳コンテスト審査終る-


原の辻遺跡保存等協議会
原の辻遺跡保存等協議会主催の本年度・同遺跡「フォトコンテスト」と「川柳コンテスト」の審査がこのほどあり、審査結果が公表された。

○約130人の歴史ファンが参加-「豊臣秀吉と壹岐國勝本城」一支國歴史発見講演会-

一支國研究会(塩屋勝利会長)主催の一支國歴史発見講演会「豊臣秀吉と壹岐國勝本城」が9日、勝本町、かざはやで市内のファン約130人が参加して開かれた。

○ひとしずく

このところ冬がその存在を誇示するように、冷たい風が強く吹いているが、昨日のような快晴の日に、窓を閉めて車に乗っていると、日差しが強くとても心地好い▼それもそのはずで、6日には、二十四節気の一つで、地中で冬ごもりをしていた虫がはい出してくる頃をいう「啓蟄」(けいちつ)が過ぎ、昨夜は我が家近くで数匹のカエルが「ガガガガガ」「ゲゲゲゲゲ」?と鳴き交わしており、少々寒かったが、しばらく窓を開けてその声を楽しませてもらった▼鳴き声の高低、発音の仕方、一つひとつの音の間がそれぞれに異なっていて、とても興味をそそられたので、そのセッションに自分も?と、交わされる鳴き声を頼りに外に出て、”この辺かな”と思われるポイントで「グワッグワッグワッ」と一うなりしてみると、たちまち反応があり…▼ジャズではないが、そのジャムセッションのわずかな時間に、通行人がなかったことで”変なオジサン”状態を見られずにホッと胸を撫で下ろしながら、夜空に凛と輝く星を「あれはオリオンの三つ星かな」などと眺めながら、この島の愛すべき自然とその感激に乾杯!でも?と、足がついつい夜の街へ?▼それにしても、晴れた夜空の月や星の美しさは素晴らしい。いつまでもそうあってほしいが、空や海の、国の域を超えて協調した取り組みが重要なのだが。

○社説   子守唄は人づくり、人間関係の原点

見聞きするうちに怒(いか)っていた肩も下りて解(ほぐ)れ、緊張していた心も柔らいで温(ぬく)もり、からだ全体が徐々にリラックスしてゆくような音楽や絵画、そして観葉植物、生け花など、心癒されるものの人気、需要が高まっているという。壱岐でもそうしたものでリラックスした時間を楽しんでいる人も多いのではないか。原稿を書く際などはいつも、リラックスして取り組めるようにクラシックのバロック音楽やヒーリングミュージックと呼ばれる分野の音楽を、聴き流せる程度のボリュームでかけている。そうした時にいつも使う我が家のダイニングテーブルの前には、ヒーリングアートが飾られており、特別に何かをする時以外も、心ができるだけ大きく波立たぬよう、また、激しく波打った時も、そうした音楽や絵などの効果により、再び心が安らぎを取り戻し平らかになれば?と思い、身近に置いている。
経済界は今、「育てる」ということに一生懸命になっており、真摯に「人」と向き合っている。地域?社会?国が本当の意味で豊かにならなければ、国が滅びる可能性も大いにある。その基になるのは人?家庭で、家庭では愛が育ち人が育つ。人づくりの基本は、心がけて相手を認めて褒めること。そこでうれしいという感情から頑張るための動機が産まれる。さらに責任を持たせて仕事を任せ、そこでも褒めることにより結果として活力が出てくる。ある意味、この「人を育てたい」という思いは、祈りのようでもあり、子守唄はその原点でもあろう。これは、日本子守唄フォーラムin壱岐の福岡でのシンポジウムで、パネラーの一人が語った言葉である。この言葉の中には、子守唄の真実が流れ、まさに唄う母親?聴く幼子と、共に癒され、励まされ、育ちゆく姿が見えるようであり、今、最も大切にされなければならないとされる人間関係、心開いたコミュニケーションがあり、物質、金、権力に縛られない、本当の人間の幸福が、生命のリズムが息づく。郷ノ浦町、弁天崎公園と文化ホールで5月19日と20日の両日、子守唄が唄われ、唄い聞かせながら子育てができる、優しく美しい社会環境づくりの大切さが、そのフォーラムで壱岐から訴えられる。これは本当に素晴らしい。文化、人材育成には大きなエネルギーが必要で、その効果は目に見えにくいが、このフォーラム開催は、これまでにない壱岐からの情報発信であり、人々の本来の豊かな人間性復活へのチャレンジでもあろう。是非、壱岐から流れを創出したいイベントである。

2007年3月6日号 第4364号  

3月6日号  主なニュース


○平成24年度までに職員100人削減へ-本年第1回市議会定例会-

本市議会の本年第1回定例会が2日、市勝本支所議場で開会、総額219億1千万円の平成19年度一般会計当初予算など予算20件、条例関係15件、その他11件の合わせて46議案と請願2件、報告1件、陳情2件が上程された。

○箱崎が初代チャンピオン-島外から4チームが参加-

第1回市長旗中学生軟式野球大会


第1回壱岐市長旗中学生軟式野球大会(同実行委員会主催)が3日と4日の両日、芦辺町ふれあいグラウンドなど4会場で開かれ、はつらつとしてずい所に好プレーの見られる好ゲームが展開された。

○沼津が15年ぶり5度目の優勝-市内のクラブが出場、熱戦-

第35回市少年剣道錬成大会
壱岐剣道協会主催の第35回市少年剣道錬成大会が25日、盈科小学校体育館で開かれ、市内7少年剣道クラブから出場した少年剣士たちが本年度を締めくくる団体試合を元気いっぱいに行った。

○女子Aパートは瀬戸が優勝-第25回市ジュニアバレー新人戦-

第25回市ジュニアバレー新人戦大会(同連盟主催)が3日、郷ノ浦町、大谷体育館と盈科小学校体育館を会場に開かれた。

○油彩画「壱岐玄景」を市に寄贈-「濱英二創作展」実行委員会-


国内のみならず海外でも創作活動を展開し、人、愛、平和、壱岐の風景などをテーマにした作品で多くの人に強い印象を与えている本市郷ノ浦町出身の画家、濱英二さんの創作展が昨年12月、同町文化ホールで開かれたが、同展実行委員会(若宮泰治代表、19人)は先月28日、同展に出品された126点のうち。油彩画「壱岐玄景」(P50号=1×1・35メートル、1983年作)1点を市に寄贈した。

○ひとしずく

北まわりの風が当たりにくい場所では、ヤマザクラが咲き始め、ハイモクレンも見事な花を咲かせている。この暖冬で見頃はどれくらい早まっているのかと思う▼前線や低気圧の影響で、一昨日はフェリーが欠航するほどの大荒れの天候となった。それまでの初夏を思わせるような陽気が一転して、昨日は冬型の気圧が強まりシケ模様の天候で、寒が戻り、今、電気ストーブを最大の出力にして使用している。この寒の戻りの影響で、膨らみ出した蕾や咲き始めた春を代表する花など、そのピークは、少しは平年に近づいただろうか▼気象庁は今月1日、昨年12月から本年2月までの天候をまとめ発表したが、それによると、”記録的な暖冬”とされる今冬は、福岡、東京、大阪、名古屋など75地点で観測史上最高となり、九州・山口地方の県庁所在地で史上最高でなかったのは鹿児島、宮崎の両市だけで、隣の対馬市では平均気温が8・1度で、記録を53年ぶりに更新したという▼町内の海産物を取り扱う店で先日、暖冬の影響について尋ねてみると、海草の成育を心配する声が聞かれた。海草は魚による食害や水温の上昇が原因と見られる磯焼けなどにより、ずい分以前からその減少が叫ばれてきたが…▼今更と思うことなく、「誰かがいつか」を「自分も今から」に変えて市をあげて取り組みたい。

○社説   ”飲むなら乗るな”新道交法改正案

酒酔い運転は懲役5年以下、罰金100万円以下、酒気帯び運転は懲役3年以下、罰金50万円以下▼車両提供者▽酒酔い運転・懲役5年以下、罰金100万円以下▽酒気帯び運転・懲役3年以下、罰金50万円以下▼酒類提供者▽酒酔い・懲役3年以下、罰金50万円以下▽酒気帯び・懲役2年以下、罰金30万円以下▼同乗者▽酒酔い・懲役3年以下、罰金50万円以下▽酒気帯び・懲役2年以下、罰金30万円以下など、車や酒類提供者、同乗者の罰則を新たに盛り込んだ道交法の改正案が2日に閣議決定された。酒酔い運転は、アルコールにより正常な運転ができない恐れがある場合で、酒気帯び運転は、呼気1リットル中のアルコール濃度が0・15ミリグラム以上の状態をさし、平成13年6月に施行されて以来、さらに刑罰を引き上げるなど、後部座席でのシートベルト着用の義務化、高齢ドライバーに対する認知機能検査の導入なども加えられた今回の改正案は、今秋にも施行したい方針とされ、非常に悪質な飲酒運転でひき逃げをした場合の懲役の上限は15年になるという。

壱岐署管内の今年の飲酒運転検挙者数は 現在、6件、6人で、すべてが酒気帯び運転となっている。それでも”氷山の一角”とされるこの数字を”ゼロ”にするのは難しいが、最近は厳罰化の効果も上がり、飲酒運転をするドライバーをだいぶ見かけなくなったが、新改正道交法がスタートすると、酒類を提供した側、同乗者が乗車を依頼した際なども罰せられることから、飲酒運転はさらに減るものとみられる。そもそも車は酒を飲んで運転するものではない。”それでも自分は”と思うようであれば、まず、カウンセラーか病院で相談すべき。これから春爛漫のころとなると、歓送迎会や花散らしなどで酒を飲む機会が増える。まさに「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」である。酒を飲み過ぎるのは体調のためにも良くないが、酒を飲むという行為、それ自体は悪い事ではない。最近では「酒飲み文化」などといった言葉は死語に近づいているようだが、おいしく楽しく、周囲の人に迷惑をかけるような事態に陥らない、愉快な酒であれば?と思う。飲酒運転には、先にも記した通り、専門のカウンセラーや医師の処方と道交法の適用の、両輪による対処が必要で、これまでの罰則強化に加え、そうしたドライバーの精神状態、心の様子に対応できる専門のカウンセラーや医師の処方が、先にも記した通り必要で、今後は、その両輪の対処が望まれる。

2007年3月1日号 第4363号  

3月1日号  主なニュース


○あす2日に開会、20日閉会-46議案上程、本市議会・定例会-

本市議会の議会運営委員会は2月22日に開かれ、本年・第1回定例会の日程をあす2日に開会、20日までとすることを申し合わせた。

○ドルムントが一般の部で連覇-市内の15チームが参加-



壱岐の華杯・フットサル大会
本市でも小学生の大会が催されるなど、人気を集める競技・フットサル(5人制サッカー)の「壱岐の華杯フットサル大会」(壱岐サッカー協会主催)が25日、芦辺町、ふれあいグラウンドで開かれた。

○550号記念句集「わかば」刊行-俳句・わかば句会-

市内の俳句愛好者の会・わかば句会(野田隆也代表)の550号記念句集「わかば」(A5版、55ページ)が、このほど刊行された。

○男女54人が出場して熱戦-第54回市バドミントン大会-



第54回市バドミントン大会(同協会主催)が25日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、シャトルを追ってスピード感のある熱戦が展開された。

○総合的な活用策など協議-第1回北部海洋性公園開発計画検討委-

壱岐北部海洋性公園開発計画検討委員会の第1回会合が21日、委員らの互選により委員長に同漁協理事・大久保照亨氏、副委員長に勝本町観光協会長・長谷川福和氏が選ばれた。

○ひとしずく

「君たちの前途は輝いていますが、多くの困難も待ち受けていますが、その時に君たち一人ひとりに必要なものは、地球全体および宇宙をも視野に入れた透明で強い意志、そして生命全体を考える力」▼これは日本科学未来館の館長など務める毛利衛さん(59)が、スペースシャトルで2度目の宇宙飛行をした際、宇宙から日本の子どもたちへ贈ったメッセージで、今、地球規模で異常気象が起きるような状況の中では、大人の我々も考えなければならないメッセージでもある▼21世紀、これからの時代は、個が際立ち一人ひとりがつながり方を工夫し、人間関係をどのように築いてゆくか。また、淡々と表す自らの想いが共鳴し合う者同士、互いに切磋琢磨しながら、上下関係をつくらずに密になってゆく時代、とてもシンプルな毎日が、生活として充実するような方向へ、焦点の合わせ方を変えてゆく時代?という▼きょう一日は、壱岐・壱岐商業と本市の両高校でも卒業式が行われ、両高校合わせ364人が卒業した。毛利さんのメッセージ、そうした時代の方向性を頭に入れ、「光り行く日々の大気を感じつつ夢見る花の開花を示さん」の気概を持って、それぞれの道を?と思う。


○社説   近づく春の観光シーズン

郷ノ浦港に大型客船が接岸できる岸壁が完成して以来、今回で 回目の寄航となる商船三井客船の「にっぽん丸」(総トン数・21,903トン、最大船客定員・532人)が18日、400人を超える旅行者を乗せて寄航する。春の行楽・観光シーズンの開幕である。今、本島では梅はピークを過ぎたものの、菜の花が満開となり、郷ノ浦町庄触の見事な菜の花をはじめ各地で、まるで蛍光塗料が含まれているかのような鮮やかさで咲き誇っている。野山や道の片隅に咲いているクローバーの花も美しいし、楚楚と咲く名も知らない花の美しさも格別である。また逆に、フラワーポットや花壇に植えられ、ドライバーや通行人らの心を癒す花も素晴らしい。これからは壱岐山桜が咲き、観光客はもちろん、市民にとっても心和む季節である。最近はブルー・グリーンツーリズムなど、体験型の観光を楽しみにやってくる観光客は増えているようで、本市でも、さらに観光業の振興による多様な波及効果を?と、観光商品づくりやリーダー、ガイドの育成など、「人」に焦点をあてたプログラムが展開されるなど、まちづくり、地域の活性化を図る上で、観光振興は欠かせない?と、県、市が力を注いでいる。

壱岐の特に西側の沖磯を知り尽くしている福岡の釣り名人は、「壱岐の磯釣りはとてもマニアックで、知れば知るほど、通えば通うほど、初心者から上級者まで楽しませてくれる」などと話していたが、昨年度から内閣総理大臣認定の地域再生計画事業として、壱岐、対馬、五島で行われてきた「しま自慢観光人材育成プロジェクト」の講師の一人も、壱岐の観光振興について、歴史や自然?など様々な資源をよりマニアックに掘り起こした商品開発、例えば学べる、市民と一緒に知識をより深められるような方向性を持った商品が必要?などと話していたが、まさに同感である。最近は通年型の観光商品づくりが主流で、中でも冬の集客力アップが命題ともなっているが、ある関係者は、夏のシーズンに来島する旅行者はずい分減っている。10年、20年前の筒城浜一帯のにぎわいを取り戻す対策も同時に重要なのでは?などと熱く語っていた。これも同感であり、夏の旅行者の減少について、冷静に分析して、その結果を基に、戦略を練り直す必要も?と思う。今、神話をテーマに神社を巡るツアーや神話のシナリオづくりなどする企画がスタートした。これらの企画がスタートしたあと、どのような広がりを持つことになり、反響を得るのか大いに注目している。

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