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2006年10月26日 第4340号 

-主なニュース-



対馬を外し壱岐・博多航路へ-県へ要望 本市航路対策協議会-


本市の空路、海路について協議し、地域経済の振興と住民生活の向上を目的とし、農協、漁協、観光協会、トラック協会など有識者で組織される本市航路対策協議会(会長・長田徹市長)が23日、長崎地方法務局壱岐支局で開かれた。同協議会ではまず、九州郵船?鰍ゥら運賃改定について報告があり、原油価格の高騰に加え、世界的な鉄鋼などの値上りにより印通寺唐津間就航予定のフェリーの船価が高くなった経過を説明した。



持ち込ませない、持ち出さない-島外の産廃の持ち込み反対-


壱岐観光協会


壱岐観光協会(村田好弘会長)は23日、市郷ノ浦支所で実行委員会(長谷川福和委員長)を開き、島外からの産業廃棄物も持ち込みに反対する方針を決定、発表した。村田会長は「産廃持ち込みによる壱岐のイメージ悪化は、観光客の減少に繋がる恐れがあり、非常に懸念している。また、汚水の土壌への浸透が心配され、何十年先にわたり壱岐にとって悪影響を及ぼす可能性がある。『持ち込ませない、持ち出さない』の理念で、島民全員で取り組まなくてはならない問題。必要であれば署名運動も実施したい」とし、断固反対の意思を表明した。



団体は男子初山、女子武生水AがV-個人83組、団体19チームが熱戦-


第17回新人戦中学ソフトテニス


第17回市中学校ソフトテニス新人戦大会(市ソフトテニス連盟主催)がこのほど、芦辺町、ふれあいテニスコート、郷ノ浦町、大谷グラウンドで開かれ、市内中学校から団体戦に19チーム、個人戦に83組170人が出場、1サーブごとにチームメイトとハイタッチを交わし声を掛け合うなど、県大会への切符をかけた好試合を展開した。



中学生から一般まで135人が熱戦-第8回一支國卓球大会-


本市卓球連盟(西原辰也理事長)主催の一支國卓球大会が22日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれた。
今年で8回目を迎えた同大会には、中学生86人、一般・高校生49人のあわせて135人が出場して、個人戦でスピード感のある好ゲームが繰り広げられた。



勝本が優勝-壱岐ライオンズ旗争奪-


少年軟式野球


壱岐少年軟式野球連盟主催の第11回壱岐ライオンズクラブ旗争奪少年軟式野球大会が21日と22日の両日、芦辺ふれあいグラウンド、青嶋球場で開かれた。同大会には、市内10小学校から軟式野球クラブが出場、トーナメント戦により2日間にわたる熱戦を展開、大会は、3試合で失点1と堅い守りをみせた勝本が決勝戦で鯨伏を11―0で破り優勝した。3位は田河。



通水記念式典を開催-1日当たり1000立法メートルを処理-


郷ノ浦地区 市公共下水道・中央水処理センター


今年3月に完成し、5月から一部供用を開始している郷ノ浦町、元居トンネル近くの中央水処理センター(第一期工事)の通水記念式典が24日、同センターで長田徹市長をはじめ、深見忠生市議会議長、市議、元郷ノ浦町長ら関係者約70人が出席して開かれた。


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約400年の伝統-芦辺町国分天満宮・奉納相撲-


本島の秋の風物詩、芦辺町、国分天満宮奉納相撲が16日、同社境内の相撲場で開かれた。毎年旧暦の8月25日が例祭日となっている同大祭では、約400年の伝統を誇る奉納相撲が行われ、市内から一般20人、中学生25人の力士が東西に分かれ、次々に土俵にあがり、力のこもった取り組みを披露、会場に詰めかけた多くの住民を沸かせた。


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??舞い?≠?奉納-収穫祭の一環で-


壱岐ざっこくグループ


イキ壱岐ざっこくグループ「かみかみの穀物の会」(小川佳子代表)は、11月1日午後5時半から、収穫祭の一環として、芦辺町、住吉神社で、浅野瑞穂さん(浅野瑞穂舞踊研究所・東京)による奉納舞いを行う。



ひとしずく


壱岐郷土館のステゴドン像横にある郷土美術館の1階には、本市出身の彫刻家、小金丸幾久氏(1915~2003年)が寄託した作品が展示され、先日は2階のギャラリースペースで書の展覧会、絵画教室の作品展が開かれていたが、普段は本市出身の画家、坪井賀子さんらの作品が常設展示されている▼その郷土美術館の効率のよい利用について考える会合が24日夜、そのギャラリースペースで開かれた。会合では▽美術館の存在を市民はもちろん、観光客へのPRのためにも看板的な表示を▽毎月1回は何か企画展の開催を▽児童・生徒らの作品発表の場として活用を▽利用料金の検討を▽美術の教諭らとの連携を深める―など様々な意見が出されていた▼中には、美術系の大学に進学した市民とのネットワークをつくり、帰省作品展の開催を▽スポーツでは、市となったことでシステムなどスリム化されている部分もあり、文化行事などもそうできないか▽市民が気軽に利用できるよう、市の広報を使うなどして情報を発信する工夫が必要▽床にフローリングを施し、安全性を高めるべき―の意見もあった▼まずは、市内在住のアーティストの作品展開催はもちろん、各地区の美術系サークルや愛好家の利用度をあげるため、この施設をより広く市民に知ってもらうことである。



社説  理念は「持ちこませない 持ち出さない」


町内の友人の店で先日、「私たち郷ノ浦商店街は、産廃施設建設に反対しています」と書かれた店内に貼り出すためのチラシと「壱岐島に於ける産廃施設建設反対」「皆さん、壱岐の島が好きですか?この美しい島に誇りを持っていますか?――新聞によると(株)地球を中心に地元3社を巻き込んで那賀地区採石場跡に産業廃棄物処理施設を建設することが詳しく報道されました。――壱岐の廃棄物のみならず、島外からチャーター船で持ち込まれ大量に処理されようとしています」。「――ゴミの島に訪れる観光客などあろうはずもありません。また壱岐の生産物のブランドも失われます。美しい壱岐の島は誰のものでしょうか?――壱岐島民の子孫からの預かりものであるはずのものです」「一般住民により 煙を上げ、世論を喚起しない限りこの島は沈没します。法的なことも解りませんし、政治的なことも解りませんが壱岐を愛する心だけで立ち上がる決意を致しました。――皆様方の奮起を期待し同志を募ります」などと書かれた郷ノ浦町商店街・壱岐産廃反対協議会のチラシが届けられた。



先輩の地元新聞社の経営者らから「採石場跡地は、現在、すでに不足ぎみの水確保のために、将来、必ずダム建設の必要性が高まる。これからダムを造るとすると、30億円以上の費用が必要となる。その採石場をダムにするため、市が、市民に1口・1万円ぐらいの市債への出費を、10年償還程度で募り、これに市が用意した費用と合わせ、買い入れ、ダム湖的に景観整備する」―の考えが聞かれた。これも、先の協議会の行動と同様に、市民が市と自分らの将来を考え、それぞれの責任で意志を決め、政治に参画してゆくという、姿勢のもので、本紙もその動きをできるだけ支援したい。これからは、地元のゴミは地元で―のスタイルが当たり前のこととなろうだけに、壱岐観光協会が「産廃の持ち込みによる壱岐のイメージ悪化、汚水の土壌への浸透は、壱岐にとって何十年も悪影響を及ぼす可能性がある。『持ち込ませない、持ち出さない』の理念で、島民皆で取り組まねばならない」と、産廃の持ち込みに対する反対表明の通りであり、この際、市は市政への住民の参画、水源確保といった点からも、クリアな姿勢を市民に示すべきであろう。市民も心を合わせ、生命・環境・人は一体であり、環境の生命力が減少すれば、人の生命力も減少する。未来の子孫とは誰か―の精神で、ここ一番の力を発揮できるかどうかが試されていよう。



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2006年10月20日 第4339号 

-主なニュース-



建設部、教育委員会が報告-第25回市行革推進委員会-


本市行政改革推進委員会(松尾榮子会長)の第25回会合が17日、市役所会議室で開かれ、前回に続き、本年4月に策定した市行財政改革実施計画について、各部局からヒアリングを行い、今回は建設部と教育委員会が出席、進捗状況を報告した。


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リキュール製造場が完成-輸出も好調、壱岐焼酎協業組合-


壱岐焼酎協業組合(篠崎修理事長)が整備を進めていた製品倉庫、リキュール製造場、焼酎自動瓶詰、リキュール自動瓶詰・ラベラーラインが9月末に完成し、稼働を始めている。新たにできた施設の敷地面積は500・64平方?b、総工費は約1億1,700万円。


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毎日介護賞・長崎支局長賞を受賞-活き壱岐住民ネットワーク-


介護の現場で顕著な活動をしている団体、個人を顕彰する2006年毎日介護賞(毎日新聞など主催)の審査がこのほど行われ、長崎支局長賞に郷ノ浦町、NPO法人・活き壱岐住民ネットワーク(東幸博会長)が選ばれた。



石田アップルが優勝-福岡県決勝大会へ-


九電杯ママさんバレー


第13回九電杯ママさんバレーボール大会の壱岐大会が15日、石田町、筒城ふれあいセンターで、島内の9チームが出場して開かれ、熱い闘いを石田アップルが制して優勝した。



就農希望者を支援へ-JA壱岐市・緊急雇用対策-


JA壱岐市は、厳しい雇用情勢の中、緊急雇用対策として、今後農業を職業として就農を希望する人を対象に、農業体験や研修会を行うなど支援を始める。



壱岐郷土館に作品の複製寄贈-長岡秀星氏-


世界的イラストレーター・長岡秀星氏はこのほど、世界平和のメッセージが愛郷心とともに描かれた「壱岐国ルネッサンス」の原画の複製(縦85?a、横60?a、原画の2分の1)を壱岐郷土館に寄贈した。



健闘!8位入賞-全国大会で芦辺地区第1分団-


第20回全国消防操法大会が19日、兵庫県で開かれ、本県代表としてポンプ車操法の部に出場した芦辺地区第1分団は見事8位に入り、優良賞を受賞した。



ひとしずく


最近はずいぶん日の入りが早まってきた。本紙の潮どきを見ると、きょう20日は午後5時43分で、秋の夜長に何をして過ごそうかなどと思う▼ビデオやDVDで映画などを観る。クラシックなどの心癒される音楽を聴きながら、物想いに耽る。詩をつくったり絵を描いてみたり、創作活動として、友人をゲストにいつもより手間をかけ、料理をしてみるのもよさそうである▼日没がだいぶ早くなり、秋が深まってきているようではあるが、日中はまだまだ暑い。最近は蒸し暑いような気がする。朝晩はだいぶ涼しくなり、少し早起きをして外に出て、澄んだ空気を胸いっぱいに深呼吸しながら、意識的に今の季節の香りを楽しんでみるのもよい。野原のような場所に出かけ夜露に濡れた草を踏み、朝一番の自然を味わってみるのも―心身ともにリラックスしていいものである▼早朝や夜、それぞれのタイミングや方法で、秋というこの季節を楽しみ物思いに耽りながら、空想の世界、イメージの中で遊んでみるのもよい。とにかくこうした時間を持つことは、自分にとっては、日々の生活の重要な一部分で、朝晩わずか数十分でも、とても大切にしているし、友人たちにもそうした時間を持つようにすすめている▼時間をつくり、自分のリズムで過ごしてみるのも案外いいもの。



社説   壱岐の『自然』、『環境』


自然というものは、我々にとっていったいどんな存在なのだろうかと思う。これを辞書に探してみると▽人間の存在・意識の成立に無関係に存在する外界▽天地間の物質的事物。天地万物▽造化の力、人の力ではおよばない力▽自然科学の対象として因果法則の下にある、ありのままの現象世界▽人や物の固有の性格。もとからそなわっている性質▽人為が加えられていないこと・さま。わざとらしくないこと・さま―などとある。自分にとっては、様々な考えや行動の支えとなっている力で、例えば疲れた時は、ただその中に在ることだけに焦点を合わせていると癒されたり、何かを始めようとする時には、多様な方向を示す直観が湧いたり―と、毎日の暮らしにとっても、食べることから趣味に至るまで、自然に依っていることはあきらかで、それは、人の生命のリズムにもつながってくる。



何かと注目されている環境は▽広く生物が生活する場の周囲の状態。人間では自然環境、社会環境などに分けられる▽心理学で、意識・無意識にかかわらず、個体に影響をおよぼす外界の諸条件―などとあり、「広く生物が――」から考えてみると、自分の生活スペースは、美しく、癒され、想像力、感受性をより豊かに発揮できる「場」であることが理想的であり、「心理学で――」では、現在のように体に悪影響があるとされる電磁波に常にさらされ、口にする物には添加物、水銀の汚染の心配がされ、逆にこの島には、心身をリフレッシュさせる自然、生命の輝きがあり、人とのコミュニケーションでも相対的にその両極が存在しており、これが自分にとっての環境ということになる。



自分の場合は様々なことを考える際、わかりにくい言葉やとても意味合いの広い言葉が含まれ、感覚的には―などという時、まず辞書でその言葉を探し、そこから考えをスタートさせると、自分の考えを感情やそれこそ環境に左右されることなく、俯瞰とはいかずとも、冷静にまとめられることがたびたびで、我が社へ市内の中・高校生が職場訪問で訪ねてきた時などにも、おおよそこれと同様に辞書の??効用?≠?話すことがある。話しが少々それてきたが、「自然」や「環境」などと言った、非常に広く奥深い言葉について考える際には―である。本紙は「生命・環境・人は一体です」と社告を掲載しているが、先に記してきた考えを通し、それを読んでもらえれば、壱岐の島の住民として、島の自然に対し、自分がどのような責任を果たすべきか―など、それぞれに考えつく、考えついているのでは―と思うが。



2006年10月16日 第4338号 

-主なニュース-



開所後9日間で相談19件-法テラス壱岐法律事務所-


法テラス壱岐法律事務所(浦?ア寛泰弁護士=岐阜県出身=)が4日、郷ノ浦町郷ノ浦、吉田ビル3階に開所したが、同事務所開所式が14日、同町、ホテル太安閣で開かれ、司法過疎解消に向けた取り組みの第一歩として開所を祝った。開所式には、長田徹市長はじめ、日本司法支援センター長崎地方事務所・福?ア博孝所長、県弁護士会・水上正博会長、浦?ア弁護士が昨年10月から1年間所属していた池袋総合法律事務所・石田武臣弁護士ら来賓約40人が出席、県弁護士会の水上会長はあいさつの中で、「壱岐では弁護士の常駐は成り立たないと考えられたが、開所後、相談が相次いでいると聞き、壱岐にも常駐の必要性があり、県弁護士会として全面的に支援したい」と述べた。


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4団体が直接意見交換-市「市長と語ろう会」-


市は、市長との率直な意見交換を通じて、市民に市政への理解を深めてもらい、その声を市政に反映させよう―と、「市長と語ろう会」を計画、応募があった市民団体▽ぼちぼちいこう会▽本宮仲触婦人会・青年会▽壱州どし塾▽壱岐島環境問題を考える会―の4団体と先月20日から今月2日にかけて活発な意見交換を行った。



6競技に約700人出場=シーズン最大の体育祭=


第54回市民体育大会


スポーツの秋―、本島でも小、中、高校の体育祭はじめ、各地域の運動会など、多彩にスポーツ行事が行われてきたが、その中でも最大のスポーツイベント・壱岐体育協会(松永裕一会長)主催の市民体育大会が15日、郷ノ浦町、大谷グラウンドをメイン会場に開かれた。



A・初山、B・三島が優勝-第23回ジュニアソフトボール秋季大会-


第23回市ジュニアソフトボール秋季大会(同連盟主催)が14日、芦辺町、ふれあいグラウンドで開かれ、市内8ジュニアソフトクラブが出場、2パートに分かれてリンクリーグ戦が行われた。今大会は同連盟が主催して年2回開かれる春季、秋季の一つで、選手らは秋晴れの下、盛んに声を掛け合い練習の成果を披露していた。大会の主な結果は次の通り。▼Aパート▽?@初山ファイターズ?A筒城小ジュニアソフトボールクラブ▼Bパート▽?@三島マリンボーイズ?A芦辺レッドパワーズ



目指すは全国制覇-頑張れ!芦辺地区第1分団-


第20回全国消防操法大会


大村市、県消防学校で8月6日に行われた県消防ポンプ操法大会で、本市代表として見事優勝を飾った芦辺地区第1分団(ポンプ車操法)は15日、本県代表として出場する第20回全国消防操法大会(19日、兵庫県)に向け、必勝祈願祭を芦辺町、住吉神社で行い、全国制覇への決意を新たにした。


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県内の20グループが参加-壱岐でおかあさんコーラス大会-


第18回県民文化祭・第33回県おかあさんコーラス大会(県など主催)が11月12日、午前11時から、郷ノ浦町、文化ホールで開かれる。同大会は、県内のおかあさんコーラスの親睦と技術の向上、地域社会の振興に―と毎年各地区で開催されており、本市のコール・リーベ壱岐はじめ、県内の20グループから約500人が参加する。



今年は赤が勝ち豊作-勝本町・聖母宮大祭と港まつり-


島内各地で伝統の秋祭りが盛んに行われている。本市の秋祭りを代表する勝本町、聖母宮の大祭が今年も14日、海上パレードなどがある港まつりが15日、両日とも天候に恵まれて秋晴れの下、勝本浦一帯で行われた。聖母宮の大祭では、紅白の和船=御幸船=二隻で、恒例の国選定文化財・舟グロ競漕が行われ、しめ込み姿の若者たちが渾身の力を込めて櫓(ろ)を漕いでゴールを目指し、白熱した競漕の末、今年は赤が勝ち豊作と出た。


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金管楽器の明るい音色が魅了-シエナ・ブラスコンサート-


トランペット、ホルン、テューバ、トロンボーンの金管アンサンブル、シエナ・ブラスの10人のコンサートが2日夜、勝本町、かざはやで開かれ、金管楽器のプロのプレーヤーたちによる華麗なテクニックとハーモニーを楽しんだ。



ひとしずく


今年は世界で最も愛されているウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生誕250周年のメモリアルイヤーである▼壱岐でも先月、日本を代表するコンサートマスターでバイオリニスト・豊嶋泰嗣さんのコンチェルトリサイタルが開かれたように、世界各地で趣のある催しが行われている▼そのモーツァルトが、自らの死を意識しながら作曲を始め、自らの手で完成できなかった名曲「レクイエム(鎮魂ミサ曲)」の4曲目「トューバ・ミールム」(妙なるラッパ)の冒頭、トロンボーンが、まずテーマを深く豊かな味わいをもって奏で、バス、テノール、アルト、ソプラノと4人のソリストへと主役を移しながら、ドラマティックな膨らみを見せ、次の曲へと進んでゆく▼このトロンボーンの深味のある力強い響きが好きで、トロンボーンというと、このテーマと柔らかく優美さがあり、バリバリと大音量で音を割った吹き方は、イメージに合わずあまり好きではない。先日来演したシエナ・ブラスのトロンボーンセクションのそうした音、ハーモニーも素晴らしかった▼共演した両高校の吹奏楽部員たちも、あの美しい音色、本物の音をしっかりとハートに刻んだであろうか。それはトランペット、ホルン、テューバも同様である。共演した生徒たちからは、楽しかった。勉強になったの声が聴かれたが。



社説   島づくりへの新たな認識 見えにくい『人づくり』


市内の大手企業の破産申請、事業所の倒産、従業員の大幅解雇―などの雇用不安。上向きとされる景気を感じにくい社会、ごく平均的な住民からは、まったく乖離(かいり)しているような政治、拡大する格差社会の中で、不安が根付いたような社会への無力感など、壱岐のような離島を苛む日常的な閉塞感―。そうした様々に不透明な不安を多くの市民が抱える中で、市の「市長を語ろう会」が先月20日から今月2日までの間に、市の募集に対して応募があった四団体と行われた。マスコミの同席が、市民の率直な意見の発表の妨げに―ということで、かなわなかったが、市のまとめた要旨の初回の紹介(今号と次号で二面に掲載)をし、?@ぼちぼちいこう会?A勝本町本宮触公民館?B壱州どし塾?C壱岐島の環境問題を考える会の四団体のうち、?@と?Aの両団体分と市長あいさつの要旨を掲載した。



その中で長田徹市長は、25年後には、2万人を切るデータもある人口問題に「地域再生による人口減少の歯止め」が最も重要とし、「孫子のために」という発想で取り組みたい。国の三位一体のあおりを受け、今は変革の時で、旧4町から市への過渡期にあり、基盤づくりに取り組んでいる―とし、行財政改革を永遠のテーマとし、市長の報酬の一割、管理職手当の三割、議員報酬の5%カットなど、経常経費の節減、補助金検討委員会で議論をして内容によりカットし、逆に人口減少の歯止めとなるような生産性の高いものに充てるように見直した補助金と、財源の有効な使用、市民と一体となり協働のまちづくり、一層の市、議会の状況の周知が必要―などとしている。



確かに、市はまだ基礎固めの時期とは思うが、以前にこのコーナーで記した中国の古い占いの書・易経(えききょう)に「観国之光 利用賓干王」=国の光(地域・自国のよさ)を観(しめ)すことは、王がお客様のもてなしによいことだ=とする言葉があり、それは国の光を観ること観(し)めすことによる国づくり、人づくり、国威発揚の意味がある」「伝統や文化を継承しながらも、今、島民が新たな歴史・伝統、景観・環境を創るという認識を持つことが望まれる」―を新ためて紹介したい。市の基盤整備が急がれる中で、目に見える対策も確実に必要であるが、人口が2万人以下になるとされる時期までの将来展望として、国の光=壱岐の光=となる人づくりと島民の自信づくりというまったく目に見えにくい作業に、島が消えるはずもなく、その浮揚をイメージして取り組んでほしい。



2006年10月11日 第4337号 

-主なニュース-



西側展望台が完成-7日から供用開始-


岳の辻園地整備計画


県が平成16年度から整備してきた郷ノ浦町、岳の辻園地整備計画で、西側の展望台がこのほど完成し、7日から供用を開始した。西側展望台のほかに、現在整備が進められている中央展望台から東側展望芝生広場までについては、来年3月の完成を予定しているという。


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投票所を統合、削減へ-44から30ヵ所に 市選挙管理委員会-


本市選挙管理委員会はこのほど、経費の削減など目的に行財政改革の一環として、投票所の見直しを行い、44投票所を30投票所に統合、削減した。



??スポーツの秋?♀yしむ-郷ノ浦・芦辺両町で体育祭-


石田町はソフトボール大会


9日の「体育の日」を前に郷ノ浦町、芦辺町で体育祭、石田町でソフトボール大会が8日、各会場で開かれ、秋晴れの下、市民総出で親睦と融和を深めるなど、“スポーツの秋”の一日を楽しんた。



ボウリングで3位に-勝本町村川ナツ子さん-


9月30日~10月4日 のじぎく兵庫国体


国民体育大会・のじぎく兵庫国体が9月30日から今月4日まで、同県内各会場で開催されたが、ボウリング競技(会場・神戸六甲ボウル)で本県代表として出場した勝本町、村川ナツ子さん(53)が成年女子・個人戦マスターズ(50歳以上の部)で見事3位に入賞した。同じく本県代表として少年女子の部に出場した郷ノ浦町、本田幸子さん(16)は予選で52選手中18位と健闘したが、惜しくも予選敗退した。



国土緑化推進機構理事長賞を受賞-本市から初、壱岐・林業研究同志会-


(社)国土緑化推進機構主催の本年度・全国育樹活動コンクールの審査会がこのほど開かれ、団体の部で本市林業研究同志会(市岡賢会長、57人)が、国土緑化推進機構理事長賞を受賞することが決まった。本市からの受賞は初。


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2等料金など値上げに-11月1日から実施へ 九州郵船-


九州郵船(株)=本社福岡市、竹永健二郎社長=は11月1日から、原油価格の高騰に伴いフェリーの2等運賃など値上げする運賃改定を実施する。



今年も16日に開催-国分天満宮奉納相撲-


約400年の伝統を誇る本市の伝統行事、国分相撲協会(村田武続会長)主催の国分天満宮例大祭・宮相撲が16日午後1時から開かれる。



女性と暮らし情報発信ひろばより-初めての農業体験記その六-


実りの秋、収穫の秋


日ごとに秋が深まり、畑の雑穀も次々と実りの時を迎えている。10月初旬、一番始めに収穫を迎えたのはモチアワ。一本の穂に600~8500粒の実が付くモチアワは、夏の暑い時期に穂を付け始め、大雨にも台風にも負けず、ぎっしりと実のつまった穂を重たそうに垂れて、風に揺れ、日に日に色づきながら、収穫の時を待っているかのようだった。9月中旬、仲間の畑の雑穀がスズメに食べられたと聞き、畑のまわりに釣り糸を張りに行った。これで、刈り取りまで鳥の被害の心配はないはず。



刈り取りのタイミングは、??現代農業?≠ニいう雑誌に『モチアワはキビのように脱粒することがないため、あわてて刈り取る必要はない』と書いてあったので、充分に色づくのを待って、刈り取ることにした。
タカキビは、高さ1・5~2?b位まで伸びたが、同じ時期に植えたものでも、実の色は赤茶色や白っぽいものなど、ばらつきがあるので、収穫は今月中旬まで待つことにした。 アマランサスは、ピンクの花の色をますます濃くし、ほかの雑穀とは一線を画した姿形で、今まさに??満開?≠フ時を迎えている。アンデス山脈原産の、その野性的で独特な美しさは、??雑穀?≠ニして収穫する前に、観賞用としても充分に楽しめる。今年はポット植えで40本ほどしか植えなかったが、来年は、今年採れた種で畑一面に、アマランサスを植えて、ピンクの花のグラデーションを見てみたいと思う。



さて、野菜畑では、5月に植えた茄子が、最近になって実をつけ始めた。ピーマンやトマトに比べてずいぶん時間がかかったので、もうダメかと思っていた。そしてなんと、今ごろになって、スイカが大きくなってきた。見た目は立派なスイカだけど、カラスが食べにこないところをみると、味は期待できないみたいだ。
収穫間近のサツマイモもどんどん太いツルを伸ばしている。こっちはかなり期待できそう……?8月に植えたキュウリの苗がよく育ち、次々と太いキュウリができ始めた。薄く切ったキュウリを塩もみして、豆腐と味噌で和えて簡単な??およごし?≠?作ったら、子どもにも好評だった。夏に植えた紫ラッキョウは、よく見ないと見落としそうな、紫の可憐なを咲かせている。9月中旬、台風が通り過ぎた後、3種類のじゃがいもとニンニク、ハクサイ、キャベツを植えた。



5月に、初めて数種類の苗を自分の手で植えてから5ヶ月、今では15種類の野菜と4種類の雑穀が育ち、ずいぶん畑らしくなってきた。雑穀にしろ野菜にしろ、こんなにちゃんと育って収穫できるなんて、去年までの自分にはまったく想像できなかったことだ。先月、武生水中学校で、『大地といのちの会』の吉田俊道さんの講演があって、聞きにいった。去年、初めて講演を聞いた時、その話の中の「雑穀の小さい粒の中には、命のエッセンスが詰まっているんですよ。」の言葉にピンときたのが、雑穀を作るきっかけにもなった。吉田さんの元気野菜づくりと食育への情熱が、話の中で何度も繰りかえされる「とにかくやってみてください!」「やってみたらわかるから!」の言葉に込められているのが、少しだけわかったような気がする。一粒の雑穀の種から何百粒もの雑穀になること、風で倒れた雑穀が自分で起きあがること、水をあげなくても野菜や雑穀が育つこと。その生命力=命のエッセンスそのものだと思う。畑仕事した日は、心身ともにすっきりして、熟睡。そして、翌日、必ず筋肉痛……。



ひとしずく


「月―満つるも欠けるも同じつき。どこから見ているのか…そこに気づきましょうか。不思議と見る場所が見つかりますよ」▼柔和な感覚、優しさ、愛、神秘、闇を包み込むような月明かり―。音楽にも月の光をテーマにした名曲が多いのも、作曲家たちが、そのイメージから受けるイマジネーションの豊かさと、感受する力の高まりとが調和して、メロディー、作品となって産み出されてくるのであろうか。とにかく美しい作品ばかりである▼冒頭に書いた言葉は、人生の観じ方と自分が在る場の観じ方を示す言葉のように思われ、好きな言葉であり、この言葉を意識する時、いつも放浪、行乞の俳人、種田三頭火の「わけいってもわけいっても青い山」という句が、名月に照らされた山々と一緒に浮かんでくる。▼人生は、よく潮の満ち引きにより表されるが、その満ち引きも月の満ち欠けの力によるもので…と、あれこれ左様に思い巡らせることができるのも、今の時季の月だからこそであろうか。冬の冴えた月の光りではこうはいくまい▼道元の「春は花夏はほととぎす秋は月冬雪さえて冷(すず)しかりけり」の歌のような、あるがままのものをあるがままに、自然の神秘を観じる心境に、きっといつかはと思うが、遙か彼方か―とも思う。秋の夜長に月など眺めながら、心の中をそれぞれに旅してみるのも“また楽し”である。



社説   ポイントは健康 スポーツVS食欲の秋


日中にも涼しく爽やかな風が吹き抜けるようになった。春分を基点に、太陽が1年をかけて天球上を1周する道すじを24分し、季節の特徴となる言葉をあてた暦の上の区分も、地に冷たい露が降りる頃―の「寒露」が8日に過ぎ、水道の水にも冷たさが感じられるようにもなった。この季節「秋」は、農産物など収穫の時期となり、うま味を増す食材が多くなることからか食欲、肌に少し冷たく感じられる風、心地好い気候からなのかスポーツ―など、様々に秋を表す言葉が付けられることも多い。その中でも代表的な「食欲の秋」には、まったく困っている。自他共に認める??食いしん坊?≠フ私には??もってこい?≠フ季節ではあるが、過ぎたるは―の例え通り、現代では、はやらない体型だけに、少々寂しい季節でもある。



その対極のように意識される「スポーツの秋」「体育の日」の9日を前に、郷ノ浦と芦辺の両町で体育祭、石田町ではソフトボール大会が八日に開かれ、それぞれ地域住民総参加で、親睦と融和、交流の時を楽しみ、まさに爽やかな汗を流した。15日には第54回市民体育大会が、郷ノ浦町、大谷グラウンドをメイン会場に行われる。その両極のバランスが取れれば―と常に思っているが、そのように体を動かすことが億くうになり始め、体が重くなり始めると悪循環に陥り、その連鎖を断ち切ることができずに―というスタイルで、最近はこのようなスタイルも病気とされており、これを何とか正常とされるスタイルに近づけ、まずは??楽?≠ネ体づくりを―と決め、少しずつではあるが、動き始めたところである。が、始めてみると、自分の周囲で健康をイメージしてウォーキングをしている人たちを見ると、こちらが怖じけてしまいそうなくらいの迫力がある。



県壱岐地方局が以前まとめていた壱岐島勢要覧(2004~2005版)を見ると、本市の三大死因は▽悪性新生物▽脳血管疾患▽心疾患で、10万人当たりの値にしてみると、心疾患を除き悪性新生物、脳血管疾患が県、全国平均を大きく上回っている。この2大死因は、日ごろの生活習慣が大きな原因になるとされているだけに、それぐらいのことで怖じけている場合ではない。幸い気候もよくなっているのだから、目標を決め、腹をくくって?であり、これからは、負担の割合が増えるであろう医療費への対策としてもで、つまりは??食欲VSスポーツ?≠ナはなく、自分のために両方を選びバランス良く、ストレスをつくらず、楽しい毎日を―ということであろう。??頑張らなくっちゃ?=B



2006年10月6日 第4336号 

-主なニュース-



弁護士1人常駐、4日開業-法テラス壱岐法律事務所-


「日本司法センター=法テラス=」(本部・東京)が2日から全国で業務を開始したが、本市でも法テラス壱岐法律事務所が4日、郷ノ浦町郷ノ浦、吉田ビル3階に開所した。同事務所初代所長には浦崎寛泰弁護士(24)=長崎弁護士会=が赴任し、常駐、当面、事務員と二人体制で業務を行う。任期は3年。



男子・勝本、女子・武生水が優勝-突風、横なぐりの雨の中、力走-


市中体蓮・駅伝大会


本市中学校体育連盟(会長・山川正毅勝本中学校長)主催の市中体連駅伝競走大会が5日、筒城ふれあい広場周回コースで開催され、男子は勝本、女子は武生水が優勝した。



美しい音色、響きが聴衆を魅了-感動に包まれた会場-


豊嶋泰嗣コンチェルトリサイタル


 「モーツァルトVS豊嶋泰嗣 コンチェルトリサイタル~メモリアルイヤーに贈る モーツァルト協奏曲全曲ツアーin九州~」の壱岐公演が先月29日夜、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、大きな感動がコンサートホールを満たす素晴らしいコンサートとなった。今回のツアーは、W・A・モーツァルトの没後250周年と新日本フィルハーモニー(東京)、九州交響楽団などのオーケストラでコンサートマスターを務め、バイオリニストとして真価が問われる名曲の連続演奏会に、独自のスタイルでチャレンジし続ける豊嶋泰嗣さんのデビュー25周年を記念して行われた。


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山下選手が初のグランドスラム-クラブ選手権・キャプテン杯・理事長杯でV-


壱岐カントリー倶楽部3大大会


壱岐カントリー倶楽部主催の2006年・クラブ選手権決勝が1日、同ホールで開かれ、石田町、山下辰次選手(49)が優勝、3月のキャプテン杯、6月の理事長杯に続き、同倶楽部初の年間三大大会制覇??グランドスラム?≠?成し遂げた。



県内初の50万円突破-子牛メス平均価格 市農協10月子牛市、成牛市-


市農協の10月子牛市が1日と2日の両日、同成牛市が3日、芦辺町国分の壱岐家畜市場で開かれ、子牛のメスの平均価格が50万9,478円で、県内で初めて50万円台に乗った。子牛と成牛合わせた販売額は4億4,689万9,950円。


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瀬戸浦の秋を彩る-「瀬戸祭り」盛大に-


毎年10月の第一日曜に開かれ、芦辺町瀬戸地区の秋を彩る風物詩でもある「瀬戸祭」が2日、瀬戸浦一帯で開かれた。


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ひとしずく


さて、今晩は仲秋の名月が見れるだろうか。昨年は岳の辻山頂から、時々、流れてくる雲も、名月に気をきかせてか、さっと過ぎ去り、ゆっくりと眺めることができた▼今年1月29日から来年2月17日までの、立春(2月4日)に一番近い新月の日から始まる我が家の月と季節の暦を見ると、今晩が15夜・仲秋の名月、明日7日の晩は十六夜(いざよい)の月、二十四節季の一つで、晩秋から初冬にかけて降りるつゆのことと言う寒露の8日は、立待月▼さらに9日・居待月、10日の寝待月(臥待月)と続き、5日の待宵月から、秋の名月を中心にした月の呼び名で、芭蕉の「名月や門へさしくる潮頭」、同じく芭蕉の「いざよひもまた更科(さらしな)の郡(こおり)かな」などなど、名月を詠んだ俳句があるが、こんな時に日頃から嗜(たしな)んでおけば…などと思うが▼名月のあと、月の出はだんだんと遅くなり、秋の深まりに合わせるように夜の暗さも深まってゆく。この壱岐の島には、月読命を祀る月読神社があり、壱岐の月読命に対して対馬は天照大神とされるということを、耳にしたことがあるので、神話の世界にでもこの期間中、月を眺めながら、思いを巡らせ空想の世界へと足を踏み入れて見るのも…▼それにしても、1年、時が経つのは早い。大切にしなければ―と思う年齢になった。



社説 乗るなら飲むな! 飲酒運転を撲滅しよう


 全国各地で飲酒運転による事故が相次いでいる。日刊紙の報道によると、先月21日から10日間実施された秋の全国交通安全運動期間中、警察に摘発された飲酒運転は3,856件にもなり、前年同期に比べ24・8%減ってはいるものの、逮捕者は延べ218人(警察庁まとめ)だったという。全体では都道府県別では、千葉県がトップの387件、次いで大阪府313件、神奈川県269件という順で、九州七県では、福岡が最も多く155件(酒酔い2件)、次が本県の56件(同3件)=壱岐市0件=、?B熊本49件(2件)?C佐賀42件(3件)?D宮崎32件(1件)?E大分26件(0)?F鹿児島25件(同)―となっている。



本県警察も取り締まりや指導など、力を入れているのであろうが、摘発、検挙数はおそらく氷山の一角であり、本県以外の各警察でも同様であろう。例えば郊外のレストランで、ビールを飲んでいる人たちを多く見かけるが、その中の数人はドライバーであろうし、飲食店で「あまり飲んでないから大丈夫」「タクシーがすくない」など、店主とのやり取りを時々耳にすることがあるし、車から降りてきたドライバーが、明らかに飲んでいたことがわかる場合もある。飲酒運転の恐ろしさは、福岡市で 月に起きた飲酒運転の車が、橋の上で家族5人が乗った車と衝突、車が橋から転落して3人の子どもが犠牲となる―という、想像もできないような事故につながっていることで、事故が発生した際に「自分は酒に強い」「運転には自信がある」などという言い訳は通用しない。今後は、飲酒運転をすることを知りながら、酒類を提供したり、飲酒運転をそそのかすなど、教唆・ほう助容疑での摘発にも、力が入れられることになり、そうした悪質なドライバーが検挙・逮捕されることがあれば―ということである。



「飲んだら乗るな 乗るなら飲むな」―まったく、ただこれだけの事である。ドライバーの多くが、これを守り実践しているが、一部の常習者らが、その重大な過失を犯しているものと思う。今までたびたびしてきて、「平気の平左」を気取っていたドライバーも、飲んで運転し、いつ加害者になるのか知れないし、もし、その福岡での事故のような場合、どれだけの償いをすればよいか、罪の呵責から解放されるのか、まったく見当もつかない。市、なかはらグループが飲酒運転追放、撲滅を宣告した。各ドライバーが自身に交通安全を宣言して、思いやりのある明るい交通社会を築こう。




2006年10月2日 第4335号 

-主なニュース-



長崎労働局が再就職支援へ-県も市と連携して企業誘致など-


長崎労働局はこのほど、本市の建設業、長岡組が自己破産申請を進めていることから、今後200人以上の離職者が発生する見込みがあり、再就職支援などの対策を行うことを明らかにした。市内の対策としては、対馬公共職業安定所壱岐出張所が県や市などと連携を強化し、市内外、県外の求人の開拓、求人情報の提供に努めるという。同出張所は、「壱岐の求人倍率は〇・3倍台で、少しでも倍率を上げたい。労働局の全国のネットワークを活かし、雇用に繋がるよう努力する」などとしている。



運動会の一日を楽しむ-12団体から150人以上が参加-


壱岐保健所・ふれあい運動会


スポーツの秋―運動会シーズンも本番を迎えたが、壱岐保健所主催の本年度・ふれあい運動会が28日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれた。同運動会は、障害者や地域住民との情報交換や自己表現などを行うことにより、生活の質的向上を図り、社会の構成員として地域の中で自分らしい生活を―と毎年行われており、今年は地域生活支援センター「ひまわり」や市民病院、通産授産施設「結」など12団体から約150人を超える入所者とスタッフが参加、施設の枠を超え、全員が色違いの鉢巻きをしめ6チームに分かれ、輪投げやパン食い競争、車イスリレー、風船バレー、玉入れの5種目を行った。



壱岐勢健闘6位以内に4人-第36回県ジュニア陸上選手権-


第36回県ジュニア陸上競技選手権大会が9月23日、諫早市、県立総合運動公園陸上競技場で開催され、本市から壱岐ジュニアランナーズと盈科陸上クラブの会員ら13人が出場、6位以内に4人が入賞した。



原の辻・カラカミ両遺跡に関連性-九大 カラカミ遺跡発掘調査説明会-


九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室(代表研究者・宮本一夫教授)は9月19日から2週間、勝本町立石東触の環濠集落・カラカミ遺跡の発掘調査を行ってきたが、その調査報告が26日、発掘現場で行われた。


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本市から県知事賞1氏1団体-本年度長崎県農林業大賞-


本年度長崎農林業大賞(同運営委員会主催)の受賞者が27日に発表され、本市からは、県知事賞にしまの農林業経営部門で芦辺町、藤本博子さん、地域営農部門で芦辺湯岳生産組合、特産部門・運営委員会長賞で郷ノ浦町、高瀬正明さんと高瀬哲子さんがそれぞれ受賞した。



地方審査出品の2点決まる-私のアイデア貯金箱-


第32回「私のアイデア貯金箱コンクール」の本市内地域審査会が25日、郷ノ浦郵便局で行われ、地方審査出品作品に、鯨伏小学校5年、白川美和さんの作品「さる岩での記念さつえい」と盈科小学校6年、宮田優希さんの作品「アキカン車」の2点が選ばれた。


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ひとしずく


近所に住む釣友から市場に水揚げされ、郷ノ浦町内のスーパーが仕入れたという見事な魚体のオナガグロの写真を見せてもらった▼その大きさは、重量が3・6?`で、体高(幅)が横に並んだ立派なアラカブの全長程もあって、風格さえ感じられる迫力満点の魚体で、何より“自分も釣ってみたい”と、釣り上げた漁師が少々うらやましく思われた▼釣りは、今さら言うまでもないが、壱岐の島の魅力をシンプルに表した娯楽の一つで、マニアックな体験型観光の一つの分野に入るのではないかと思っている。特に大物への夢を胸に沖の瀬に渡り、竿を出すといったスタイルは、そうした領域に―であろう▼そのスタイルを維持し、安全に楽しんでもらいたい―と、郷ノ浦町沖の瀬を仕事場に、“壱岐一番の腕(操船技術)”と島内外の多くの釣り師たちから愛されていた船長、日高初一さんが、これからのシーズンを目前に逝った▼思い出されるのは、頭に手をやっての照れ笑いと思い通りの釣りができた釣り人を見る時の暖かな視線、そして、少々波立った海で、釣り人を瀬から回収する際に見せる仕草や掛ける言葉、姿―。いつかは船長に胸を張って釣果を見せたい―との思いで、いつもその船に乗り込んでいた▼シケた海で安心感と一緒に聞くあの愛船の明恵丸のエンジン音と波を切るようにやってくる勇姿も、今はただ、彼の存在とともに懐かしい。



社説   ??感動のコンサート?≠ノ


九州交響楽団、新日本フィルハーモニーなどでコンサートマスターを務めるバイオリニスト・豊嶋泰嗣さん、フルートの世界的な名手で、指揮者としての評価も高い有田正広さんが指揮、北九州市、響ホール室内合奏団が伴奏する演奏会「豊嶋泰嗣コンチェルトリサイタル」が29日夜、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、大きな感動をぶコンサートとなった。この演奏会は、豊嶋さんは、今年デビュー20周年を迎え、生誕250年のモーツァルトのバイオリンコンチェルトなど全曲を演奏するというコンサートツアーの壱岐公演として行われたが、壱岐が選ばれたのは、デビュー直後から壱岐に来演、今回で6回目となること。その頃から応援し続けている島民の皆さんへの感謝の気持ちを伝えたい。文化ホールを満員にして自分の演奏を聴いてもらいたい―などと開かれた。



豊嶋さんが来演した演奏会は記憶に残るものばかりである。中でも今回は、プロの演奏家としてその真価が問われるモーツァルトの作品ばかりの演奏ということで、格別のコンサートとなり、指揮、伴奏とも見事に調和し、モーツァルトが十代最後の年の名曲3曲を、神様とも称されるストラディバリウス製作の愛器(1719年製)で、確かの技術と、その伸びやかで柔らかく、豊かで膨らみのある明るい音で表現され、会場には至福と言っても過言ではない幸福な時が流れていた。150人程度の聴衆では、本当にもったいないような演奏で、是非、市役所や管理職にある職員や議員らにも聴いてもらい、こうしたコンサートなど舞台芸術や絵画など、本物の芸術など、文化がどれだけの幸福感を市民にプレゼントできるのか、より一層厳しさが増す島の現実の中で味わってほしいもの―と思った。芸術には人を強く大きく、優しく平和に育てる力があり、今、問題となっている心の問題にも届く力、公正で暖かな心を持った人々を育てる力がある―と考えるからである。そのためにはやはり、小手先のものではなく本物である必要があろう。



芸術の「秋」である。市美術展が11月16日から19日までの4日間、芸能祭が19日、それぞれ文化ホールで行われる(文化祭は今回中止)。それまでの間の目玉としては、チェルノブイリ原発事故の影響による甲状腺異常の治療などにその益金が当てられる少女合唱団「キエフナイチゲール合唱団」のトークと演奏会が今月26日午後7時から、勝本町、かざはやで開かれる。心と心をつなぎ、育てる演奏会である。多くの市民の来場が望まれる。



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