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2006年4月26日 第4304号 

-主なニュース-



人口・行革―多角的に検討-第6回市庁舎建設懇話会-


市庁舎建設懇話会(会長・九州大学人文科学研究員・高木彰彦教授)の第6回会合が21日、市役所会議室で開かれた。2月に中間答申を長田徹市長に提出後、初会合となった会議では、昨年の国勢調査の結果や類似団体の資料をもとに、本市の減少傾向にある人口の見通しや行財政改革実施計画(集中改革プラン)に基づく市職員の削減など、多方面から求められる市庁舎の規模、形態について協議を進めた。



新キャンペーンレディもPR-5月3日 観光協会・壱岐どんたく隊-


ゴールデンウィーク期間中最大の祭りといわれる福岡市「博多どんたく港まつり」が今年も5月3日から3日間、市内のデパート前や天神、明治通りで開かれる。壱岐観光協会(村田好弘会長)も3日、約80人の「壱岐どんたく隊」を編成、あす27日に発表されるキャンペーンレディ2人も加わり、各会場や市内パレードに参加するなどして壱岐の観光、特産品などをPRする。



壱岐でも黄砂-霞む景色-


長崎海洋気象台によると、今年5回目となる黄砂が24日、県内各地で観測され、長崎市内では視界が4?`にまで落ちたという。本市でも黄砂により、郷ノ浦町の岳ノ辻頂上近くや大島、長島、原島などは、かなりかすんで見えた。
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個人戦に男女125人が出場-エキサイティングなゲーム展開-


第2回市卓球・春季選手権


本市卓球連盟主催の第2回市卓球選手権(春季大会)が23日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれた。同大会では、中学男女と一般・高校男女の個人戦4種目が行われ、中学生95人と一般・高校生30人の合わせて125人が出場、エキサイティングな試合を展開した。



男女180人が出場、熱戦-第82回Sテニスジュニア春季大会-


壱岐市ソフトテニス連盟(長岡尚芳会長)主催の第82回市ソフトテニスジュニア選手権春季大会が23日、男子が芦辺町、ふれあいテニスコート、女子が郷ノ浦町、大谷テニスコートで開かれた。同大会には男子35組70人、女子58組110人の合わせて93組180人が出場、春先にも関わらず練習で小麦色に日焼けした選手たちは、コートいっぱいに走りまわっていた。



勝本が優勝-中学生女子ソフトボール春季大会-


本年度・本市中学生女子春季ソフトボール大会(市ソフトボール連盟主催)が22日、郷ノ浦町、大谷専用球場で開かれた。同大会には、武生水、箱崎、勝本の3チームが出場、リンクリーグによる総当り戦が行われた。試合の結果は、▽箱崎13―5武生水▽勝本9―0箱崎▽勝本14―7武生水となり、2勝した勝本が優勝した。



Bリーグで田小5・松永君が優勝-第328定例会-


日本棋院壱岐支部の328定例会リーグ戦が22日、郷ノ浦町、囲碁クラブ天元で開かれ、Bリーグで田河小5、松永君(3級)が優勝した。



ポンプ車機動分団A、小型ポンプ7分団3部がV-郷ノ浦地区からスタート-


本市消防団・ポンプ操法大会


今年は、消防精神の発揮を―と、2年に一度開かれる本市消防団操法大会の年で、同大会に向けた地区大会が23日、郷ノ浦地区から始まった。
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『献穀田お田植祭』-芦辺町湯岳本村触で-


県神社庁壱岐支部


壱岐でも、早期米の田植えが、豊作への思いを込めて行われ、最盛期を迎えているが、県神社庁壱岐支部(後藤元伸支部長)主催の本年度「献穀田お田植祭」が23日、芦辺町湯岳本村触、安永雅博さん方の約300平方?bの田んぼで行われた。
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ひとしずく


昨日会った人のなかに、片方の目が充血してとても辛そうに見えた人がいたので、その理由を尋ねてみると、先日の黄砂の影響で―と話してくれた▼あの黄砂現象は今年に入って最大のものではないかと思うが、それ以前からずい分、黄砂が飛んでいたようで、あの黄土の粒子が、車の窓や車体に、流れた水滴などの痕跡を残しており、「これは黄砂混じりの…」とわかる▼それにしても長崎市内では、視界が10?`以下になったというのだから“すごい”と感じるが、それよりも壱岐の原島が見づらいくらいに霞んでいる様子もなかなかのものであった▼この黄砂がひどいと、積もった雪が黄色く見えることも、最近はよくあるそうで驚かされるが、これに大気汚染物質が大気中で結びついて、降ってくることもあるというのだから“ビックリ”である▼気象庁はこの現象を、「大陸性の土壌粒子によって視程が10?`以下になる現象」と定義しており、まさに長崎市内では、10?`以下になったということだから、正真正銘、黄砂だったということになる。大陸から偏西風に乗って飛来するそれは、毎年、年末から吹き始める▼発生地の降水量に左右され、降水量が多い年は、その量も少ないとされる黄砂の発生源は、主に黄土高原、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠とされるだけに、減ることはあまり考えられない―だけにやっかいである。



社説  「笑顔・喜び・地力・光」―山田親子の講演を聞いて


郷ノ浦町、武生水中学校の生き方講演会が21日午後、先のトリノ大会で冬季オリンピックに5回目の出場を果した山田伸子さんと母・ツヤ子さん=郷ノ浦町麦谷触出身、福岡市在住=の2人を講師に行われた。山田さん親子については、伸子さん(34)が平成14年(2002年)の冬季五輪=ソルトレイク=のスピードスケート・ショートトラック競技のリレーで、4度目の五輪出場を決めた事の報告が、福岡方面在住の壱岐出身者の集いとして活動する福岡壱岐の会(神田賢一会長)の新年恒例・賀詞交歓会で、恥ずかしながら初めて知った。その時は、ちょうどツヤ子さんが、ガンとの闘病の途中で、確か長女の由美子さん=カルガリー冬季五輪の伸子さんと同じ競技で、3000?b・2位・銀メダリスト=から、3女・伸子さんがカルガリー、アルベールビル、長野の3大会に続いて4回目の日本代表入りを果したことの報告があり、新年早々のビッグニュースに会場が大いに湧き、明るさに包まれたように記憶している。



その数日後、福岡市内のホテルで、マスコミや福岡壱岐人会の役員、多くの関係者らが出席した日本代表入り報告会で、伸子さんが母・ツヤ子さんらを前に「母の闘病生活の励みになれば―と、一度退いた第一線から再起、様々な不安と闘いながら日本代表に選ばれたこと、そして何より母に笑顔が戻ってきたことがうれしい。レース(五輪)では、これまでのすべてを出し切って精一杯の走りをしたい―などと話していた姿が、今でも印象に残っている。



その4年後の今年1月、トリノ五輪出場で、長田徹市長を表敬訪問し、墓参りで来島した2人に会った。2人の変わらぬ元気な姿、笑顔、明るさに驚かされた。まさに正月号に掲載した「笑顔・喜び・地力・光」が、人生にどれほどポジティブに作用し、今回、武生水中学校で2人が語り、その壇上の姿のように、自分で決めたそれぞれの何か1つに、何があっても笑顔で臨み、精励しながら地力が付き、喜びを意識するうちに自信も磨かれて人の本質的な実力となり、結果として明るさ=光=が自分はもちろん周囲を照らすまでに至っているのである。最近、方向はまったく異なるものの、そうしたアメリカ人の女性の存在にも出会ったが、自らの人生への確信の強さと周囲を照らす明るさに、女性という他に何か共通のものがあるのか―と、山田親子の講演「すべってころんで泣いて笑った」を聴きながら考えさせられ、ますます、混沌とし始めた社会に、望まれる生き方の「鍵」のように思われた。



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2006年4月21日 第4303号 

-主なニュース-



大規模災害時の支援活動など-県建設業協会壱岐支部と協定書締結-


県壱岐地方局


県壱岐地方局(本田哲士局長)は20日、(社)長崎県建設業協会壱岐支部(中原達夫支部長)と「大規模災害発生時における支援活動に関する協定書」を締結した。同協定は、地震や大型台風により大規模な災害が発生した場合、市内公共土木施設はじめ、市民の安全を確保するため、初動活動や正確な情報の把握などの支援活動を目的としており、今協定書では、34事業者が締結。県内では第7番目の締結となった。



強風で市民の足大きく乱れる


激しい夕立、雷、強風による大シケ―と激しい変化の天候が続いたが20日、今年一番と言える程の西風が吹き荒れ、台風並みの天候となり暴風波浪警報が前日午後9時過ぎから発令された。この日は長崎海洋気象台の発表によると、波の高さは6?bにも達し、この大波により九州郵船のジェットフォイル、カーフェリーは、海上大シケのために欠航となり、市民の生活にも影響が出た。また、郷ノ浦港から、大島・長島・原島を結ぶフェリー、みしま丸も第3便から長島に風の影響で寄港できなくなった。

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波が洗う郷ノ浦港



今年は6月4日に開催-出場者募集始まる-


第18回壱岐サイクルフェスタ


地域起こしのイベントとして定着し、毎年全国から多くの参加がある「壱岐サイクルフェスティバル」(同実行委員会など主催)が今年は6月4日、本島を1周する特設コースで開催されることになり、同実行委員会は5月18日まで出場者を募集している。平成元年に始まり、今回で18回目を迎える同フェスタでは、日本自転車競技連盟の本年度登録選手を対象に50?`を競う「壱岐サイクルロードレース」と一般50?`、30?`(20歳以上)、ヤング30?`(15歳から19歳までの男子)、シニア30?`(40歳から49歳までの男子)など6種目を競う第18回「壱岐チャレンジロード」、小学5、6年生と中学1年生から3年生が8?`を競う第6回「ジュニアチャレンジロード」が行われる。また、昨年の大会で事故が発生したため、より安全を追及し、コースの一部が変更となっている。



島外から14チーム-壱岐市長杯争奪-


第3回硬式少年野球大会 


フレッシュリーグ九州硬式少年野球連盟・九州北部支部所属の壱岐ブルーバード球団(清水正孝代表)主催の第3回「チャリティ壱岐市長杯争奪硬式少年野球大会2006」がG・W期間中の3日から3日間、メイン会場の芦辺町、ふれあいグラウンドほか、3会場で開かれる。島内外の少年野球球団の友好と親睦、少年少女の健全育成を目的に毎年開かれ、壱岐ブルーバードを含め、福岡や佐賀、大分、宮崎方面から小学3チーム、中学12チームの合わせて15チームが出場する予定となっている。



石田アップルが優勝-家庭婦人バレーボール大会-


壱岐家庭婦人バレーボール連盟主催の第27回親和銀行杯争奪・家庭婦人バレーボール大会が16日、石田小学校文化体育館で開かれた。市内から10チームが出場した同大会では、リンクリーグ2パートで予選が開かれ、上位2位までの合わせて4チームによる決勝トーナメントが行われた。決勝戦では、A、Bの両パートを1位で勝ち抜いた石田アップルと武生水の対戦となり、石田アップルがセットカウント2―0で昨年に続き優勝した。



男子武生水、女子石田が優勝-中学バスケット春季大会-


本市バスケットボール協会(西村宏章会長)主催の市中学校バスケットボール春季大会が15日、武生水中学校体育館で開かれた。大会の主な結果は次の通り。▽男子?@武生水?A沼津▽優秀選手=浦田将馬、永村龍之介、原田大貴(以上、武生水)▽女子?@石田?A武生水▽優秀選手=大桑千佳(石田)、喜多栞奈(同)、川崎はるな(武生水)



郷ノ浦幼稚園児が1日局長に-「郵政記念日」ちなみ郷ノ浦郵便局-


郷ノ浦郵便局(大坪広道局長)は20日、「郵政記念日」にちなみ、同局で第72回記念式典を開いた。式では、職員の事業優績表彰や部外功労団体への感謝状の贈呈があり、郷ノ浦町漁協と医療法人・玄州会光風が郵政事業に貢献したことが称えられ感謝状が贈られた。この日は一日郵便局長に郷ノ浦幼稚園園児が任命され、式後に行われた「ポスト感謝祭」では、同園児らが、同局前とRIC酒店前にあるポストを、日ごろの感謝を込めて磨いた。

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ポストを磨く園児たち



改修を終えて営業再開-石田町、松永記念館-


石田町印通寺浦、松永記念館は、天井の資材に白石綿(クリソタイル)が使われていたとして、昨年8月24日から工事のため休館していたが、三月末で工事が終了し、4月1日から営業を開始している。

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ひとしずく


1人で食事をしている時に、ふと「この姿は、本当に食事をしているのだろうか」と考えることがたびたびある▼最近は、本紙でも毎月11日号を中心に四面の“女性とくらし”で「食」の問題を取り上げているが、「食」に関する安全、安心の視点から始まり、非行など生活の乱れ、無気力になり失われる意欲、生活習慣病、そして消えゆく地域の伝承文化に至るまで、食が大きく影響しているのではないか―と、シンポジウムや講演、研修など様々に取り組まれている▼食は、本紙のそのコーナーで紹介した、例えば、日本人の伝統食、アワ、麦、赤米など、いわゆる雑穀数種類を白米、玄米を合わせて炊いた飯を主食に、納豆など古くから食べられてきた大豆の発酵食品、そして旬の有機野菜類を中心に食べるなど、これまでの食の有り方を見つめ直し、たっぷりと時間と手間が掛かった安全、安心の素材を、ありがたくいただく―といった、スローフード的考えを取り入れた食事まで、多様である▼この忙しい時代に、「時間的な余裕がない」「空腹感をおいしくスピーディーに満たせれば、ファーストフードでもよい」「菓子のような栄養補助食品で済ませても構わない」「金が掛かる」などといった言葉が、先に記したような「食」の有り方について、大きく聞こえてきそうである▼それでも、壱岐ではこの問題にそれぞれにチャレンジを始めた女性たちがいる。是非とも頑張ってほしい。



社説   やはり、鍵は地場産業の育成か


県紙と言われる長崎新聞の「データのつぼ」というコーナーで、県内市町村の民力度=親和経済文化研究所のデータによる=を基に、市町村合併後の地域の有り様を―と掲載されていた。国の極端な財政難、そして地方自治体のそれによって、推進されてきた市町村の合併は、本県では壱岐を皮切りに、2005年4月1日には11市33町1村体制になるが、2005年3月1日現在で計画されている合併に基づいた民力度、成長度が記されており、県全体のトータルな経済力を100ポイントとして各地域のポイントが様々に割り出されている。



まとめられた資料をパソコンを使って開いて見ると、本市の民力度は(1人当り)、総合で11位の104・61で、基本指数は103・93で7位、生産指数=7位、103・93、生産指数=11位、132・03、消費指数=13位、92・11、文化厚生指数=14位、76・15―で、23市町中、ほぼ中堅といったところに在る。合併後の成長度については、▽総合=8位、103・99▽基本=21位、99・71▽生産=4位、120・07▽消費=12位、100・31▽文化厚生=12位、103・31―とされており、生産が4位、基本・21位と大きく差があるが、8位と中域の上位の位置づけであるが、総合がトップの佐々町の場合は、基本指数=108・06、3位、生産指数=141・36、3位、消費指数=111・95、1位、文化厚生指数=108・58、7位―となっており、人口の増加を背景に、商業や医療面での整備も進んでいるようにうかがえる―などとされている。



また、合併後の民力度(1人当り)で、総合指数が大きい地域は、磁器産業が盛んな波佐見町で、このあとが水産業が盛んな小値賀町、病床数が多く医療設備が充実している江迎町が入っており、各指数の状況から、商業・医療の充実については都市部に集中しているが、生産活動は、人口の規模の影響をあまり受けず、地場産業や工場立地の有無が重要となろう―などと示されている。ここで民力度、成長度のアップ、即ち地域振興のポイントは、人口の増加が背景にあり、地域の産業、地場産業が盛んであり、商業と医療面での整備が進み充実していること―が上げられるが、さて、これがそのまま、本市に当てはめて考えられるかというと、とても厳しい。とすると、人口の規模にあまり影響されない―とされる地場産業の育成ということになる。以前、若い経営者から聞いたように、これまで以上にその育成の必要性が求め、問われよう。


2006年4月17日 第4302号 

-主なニュース-



県が1地区、1個人住宅を認定-芦辺町・長嶋家住宅をまちづくり景観資産に-


勝本浦を美しいまちづくり重点支援地区に


県は3月31日付けで勝本浦地区を「美しいまちづくり重点支援地区」に、芦辺町諸吉仲触、長嶋家住宅(主屋、石垣)を「まちづくり景観資産」に認定した。



踊り隊への参加者を募集中-壱岐観光協会-


ゴールデンウィーク期間中最大の祭りとされ、毎年全国から約200万人が訪れる福岡市「どんたく港まつり」が今年も5月3日と4日の両日、市内のデパートや天神、明治通りで開催されるが、壱岐観光協会は同まつりのパレードに、壱岐市民の代表として参加する「壱岐どんたく隊」のメンバーを募集している。募集人数は40人(応募者多数の場合は抽選)で、応募の条件は本市在住者。踊りは新壱州おけさで、練習日程などについては後日連絡があることになっている。問い合わせなど詳しくは、同協会事務局(電話47―3700、47―5302)へ。



??いのち?≠ニ??平和?≠?見続けたい-郷ノ浦町、画家 濱 英二氏-


文化庁の平成17年度特別派遣芸術家在外研修員として、3か月間のウィーン留学を終え帰国した郷ノ浦町、画家、濱英二さんの留学の報告と、作品の披露が12日、文化ホールで行われた。濱さんは、「古くから多くの芸術家たちが集ってきたウィーンの、美術・文化・歴史・人々との出会いや交流の中から、多くのインスピレーションを受け、オリジナルの創作、発表を通して、『被爆都市ナガサキから―』の基本テーマを再認識することができた。ウィーンとベルリンでの作品発表の反響も思った以上だった」と話した。この日、披露した作品、「N/M/W the horizon 06」(1・5×4?b)は、ナガサキの被爆マリア像の存在を、現在も戦渦の続く世界の闇の部分と重ね、そこから放たれるいのちの「TUBU」に、未来への希望を見出したい―との思いから生まれた。「TUBU」とは、ツブ・粒。米粒であり、原子であり、あらゆるものの始まりを意味する。濱さんは、今回の留学にあたり、「多くの方々から温かい言葉をもらい、励みになった。創作は孤独な作業だが、多くの方々と思いを分かち合えたことで、自分自身、とても前向きになれた」と、語り、「これからも表現者として、創造を通して、??いのち?≠竍?平和?≠?見続けていきたい」と、今後の創作活動に意欲を見せた。



『THE 有頂天ホテル』を上映-23日、太安閣-


今年1月に公開され、全国で大好評となっている「THE 有頂天ホテル」(三谷幸喜監督・脚本)が23日、郷ノ浦町、太安閣大ホールで公開される。この映画は、三谷監督の「ラヂオの時間」「みんなのいえ」に次ぐ三作目で、役所広司や松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、オダギリジョーら豪華キャストで、年配から子どもまで楽しめる作品となっている。




793人が体験航海-郷ノ浦港~イルカ鼻を2往復-


マリンフェスタ・イン・壱岐


壱岐海上保安署(関口進署長)は開署1周年を記念し、福岡会場保安部所属、「ちくぜん」(総トン数3,800?d、全長105・4?b)によるマリンフェスタ=体験航海=を16日、郷ノ浦新港を出発港に実施した。



チャーター旅客船事業に参入-就航予定は7月、大川海運-


博多から壱岐、対馬航路で貨物運送を展開する大川海運(福岡市、真崎越郎社長)は、所有する貨物船「つばさ」(総トン数3,70?d)と「やまと」(同1,020?d)の似席二隻のうち、「つばさ」を改修し、同航路でチャーターの旅客船事業に参入することを発表した。



利用前に空席確認を!-ジェットフォイル・フェリー、九郵-


九州郵船は18日から、春の修学旅行シーズンのスタートに伴い、ジェットフォイルの空席が少なくなることから、利用を予定している便の空席状況などを、事前に確認するよう呼びかけている。



ひとしずく


あんなに咲き誇っていたサクラの花も、先週末の冷たい北回りの風で、そのほとんどが散ってしまい、葉桜となってしまった▼それにしても今年は、ずいぶんと開花期が長かった。普段は、入学式のころには、はらはらと散って花吹雪には及ばずとも、春風に美しく舞いながら、まるでピカピカの一年生を出迎えているようあった―なのに、今年は満開の頃とちょうど重なった▼我が社の近所には盈科小学校があり、その土手のサクラと向かい合わせて、壱岐地方局と合同庁舎のサクラが、まるで道路に天井をつくるようにアーチ状に伸び、それは見事に花をつけ、風に乗って散る様は美しくまさに見事で、毎年この時季とても楽しみにしている▼今年もとても素晴らしいその散る姿を見る事ができた。風が巻く場所ではそのように舞い上がり、降りてゆくように吹くところではそのように―と、一斉に散り始めると、それはそれは何とも壮観な眺めであり、ゆっくりと一、二往復したくなるほど▼サクラには、見る人の数だけ多くの思い出があると思う。例えば二面に紹介した「NHK趣味の園芸四月号」で「花大賞」を受賞して掲載された木村(旧姓・小山)静子さんのようにである▼さて、読者の皆さんには、サクラについてどんな思い出がありますか。本紙に投稿などしてみてはいかがですか。お待ちしています。



社説   星空観望と


昨日の夕陽は本当に美しかった。渡良半島の牧崎まで、何とか陽の沈む前に―との思いを込めて車を走らせた。そのかいがあったのか、なかったのか、日没にはゆっくり間に合い、岩場の先端に行ってその没するところをじっくりと楽しむことができた。4月も半ばを過ぎたというのに、花冷えなのか、冷たい北西の風が吹き付けていたものの、気にも留めずに見入った。その刻々と変化する空の色彩や太陽の色、その色を映す海と、まったくこの地球(ほし)に注文しているかのような壮大なスケールの美しさに、圧倒されながらも約20分間ほど日没の様子をたっぷりと眺め、存分に味わうことができた。少し海は波立ちシケ模様ではあったが、遥か彼方、日が沈むように見える辺りでは、波の形がギザギザのそれではなく、わりと凪いでいるように見え、僅かな時間ではあったが、とてもリラックスした素敵な一時を過ごすことができた。



この日は、夜空の美しさも格別であった。前日までの雨と北西からの風で空気が冷え、空気が澄んでより美しく見えたのではないだろうか。それに曇が一つもなく、まるでプラネタリウムを見上げているように、見事な星空が広がっていた。車を降りて星空を眺めていると、その小さな光の点が、どんどん近づいてくるような錯覚を一瞬味わったが、なかなかよいものである。その夜は、星空のプレゼントなのか、流れ星が左から右へと一つ走るのを見ることができた。見た瞬間に??願い事を?≠ニ思ったものの、時すでに遅し―といった感じもしたが、大パノラマの星空に向かって大きな声で願い事を頼んでおいた。少々、タイムラグがあったので、効果は??どんなものだか?≠ニいった調子だとは思うが、期待しないでその結果が出るのを楽しみにして―といったところである。



まあ、今日のようにとても美しい夕陽や日没が楽しめ、曇のないよく晴れた星空を味わうことの方が少ないのではないかと思うが、観光客の人たちにも、是非見てもらいたいし、見せてあげたいとも思う。そう言えばもうしばらくすると、あの蛍光色の光、ホタルが楽しめるころとなる。あの光は非常に幻想的で素晴らしいものである。今年もまた、いつもの場所で見られるのであろうか。今から楽しみである。とにかく、市民も観光客らも楽しめる星空観望、これからは日が長くなりゆっくり見に行けるサンセットウォッチング、これに、壱岐の島にしかない原の辻遺跡を組み合わせ、よりマニアックにして―と思う。


2006年4月11日 第4301号 

-主なニュース-



好調な市に広がる安堵感-販売額4億9,987万円-


市農協・4月子牛市


本市でBSE感染牛が3月に確認されて以後、販売価格の行方など、大きく注目されていた本年度第1回目となる本市4月子牛市が9日と10日の両日、芦辺町国分、壱岐家畜市場で開かれた。不安視されていた販売者数も2日間で前回並みの延べ約100人が来場、2月に続き高値で好調な取引となった。



初代会長に大野二三四女史-九経連『九州女性の会』-


福岡方面に住む壱岐出身者が集う福岡壱岐の会の元会長で、福岡市への提言活動など展開する「ばさらの会」を主宰する本市勝本町出身、大野二三四女史(84)は18日、九州・経済連合会=九経連=(会長・鎌田迪貞九電会長)に、新たに創設される「九州女性の会」(仮称)の初代会長に就任することになった。



ウィーンから帰国-郷ノ浦町、画家-


濱英二氏


文化庁の平成17年度新進芸術家海外留学制度で特別派遣在外研修員として、オーストリア・ウィーンに留学していた郷ノ浦町、画家、濱英二氏の帰国記者発表が12日、文化ホールで行われる。濱氏は留学中の制作活動やウィーンで制作した作品=初公開=の解説などする予定。



球春・プレーボール-第1節に6ゲーム-


壱岐少年軟式野球連盟・日産杯リーグ戦


「球春」―春の高校野球も終わり、プロ野球の両リーグが開幕、ボールゲームのシーズンが到来した。 本市でも壱岐少年軟式野球連盟主催の日産リーグ戦が9日、勝本町、B&G、天ヶ原両グラウンドで開幕し、9月までの約半年間にわたる戦いが幕を明けた。同リーグ戦は勝本、那賀、田河、八幡、瀬戸、盈科、石田、霞翠、鯨伏、箱崎の市内10小学校の軟式野球クラブが出場し、9月の第6節(最終節)まで1チーム9試合を戦う総当たり戦で、昨年は勝本が全勝優勝を飾っている。



今年は7人が入学-郷ノ浦支所で入市式-


壱岐高校・離島留学生


壱岐高校(川本敏光校長)の本年度・離島留学生入市式が10日、郷ノ浦支所で開かれた。今年の同校の離島留学生は、中国語専攻5人、歴史学専攻2人の合わせて7人。



潮風に耐えて咲く生命力に心動かされて-日本画家・笠青峰さん-


「壱岐の山桜を海から見た素晴らしい絵が、3月25日から博多の日航ホテルで展示されますよ。」
前回の女性欄、「自然の食物・手当てで健やかに生きる」のコーナーで紹介した、佐賀県江北町で古代米を作る武富勝彦さんが先月壱岐を訪れ、雑穀グループの仲間と島内を案内した時に、そう話してくれた。武富さんは、笠青峰=りゅうせいほう=画伯と親交があり、個展よりもひとあし先に湯布院のアトリエで「壱岐海桜」を見る機会があり、その美しさ、迫力にとても感動したという。笠青峰・日本画展??人生即櫻交響曲?≠ヘ、ホテル日航福岡の1階ロビーと2階のエントランス大吹抜け部を個展会場とし、その「壱岐海桜」の絵は、1・5×3・5?bの大きな作品で、ロビーの中央に、まさに??主役?≠フように飾られていた。大きなキャンバスに描かれた美しい壱岐の海と山桜に、個展に訪れた人だけでなく、そこを行き交う人たちが思わず立ち止まり、その絵に見入っている様子を見て、壱岐市民として、とてもうれしく感じた。
沖縄から北海道まで40年間、桜を追いかけてきたという笠画伯に話を聞いた。


▽??壱岐海桜?≠ヘ、どういうきっかけで描いたのですか


数年前、壱岐を訪れた時に、知人から「壱岐の山桜が美しいので、ぜひ見てください」と言われ、桜の時期とそうでない時期の二回、見に行きました。船から見た山桜は、海に向かって潮風に耐えて咲いているその姿が、とても生命力に溢れていて、感動しました。これはぜひ大きな作品にしようと思いました。


▽これだけの大作を完成させるのは大変だったのでは


このような大きな絵は、キャンバスに向う瞬間から、自分が絵よりもつねに優位に立っていないと負けてしまいます。絵よりも自分が上ということを意識して描き、ある程度描けたところでようやく、その絵と同じ位置で描くことができるようになるのです。制作期間は6か月。その間、まるで格闘技をやっているようでした。


―― 一年のほとんどを過ごす湯布院のアトリエでは、毎朝6時に起きて朝食をとり散歩をして、9時から6時まで、絵筆を持つ。アトリエの地下にコンサートホールを作り、国内の一流の音楽家をはじめ、世界最高峰のオーケストラ・ウィーンフィルのメンバーも一年に数回訪れ、そこでコンサートを開くというほどのクラシック愛好家で、今回も、取材に訪ねた前日、その会場で演奏会が催され大盛況だったという。笠画伯が描く様々な桜と出会い、壱岐の山桜の美しさをあらためて感じ、壱岐にしかない自然を大切に守りたいと強く感じた。※個展は今月14日まで。



ひとしずく


会うたびに「人」「社会」への高まる愛、行動するためのバイタリティと情熱を、意識させられる女性がいる。その女性について、様々に語る人たちがいるが、そんな人たちの中に、今、その人ほど、明るい社会を―と、実践している人をあまり知らない▼おそらく過去に相当激しい経験、過酷な体験を積んで、その今があるのだろうが、たとえ過去に??何か?≠ェあったとしても、今、何をしているかであり、彼女の社会に貢献する情熱を支えるための、例えば多様な学び、その姿勢は、見事であり、年齢や性別を問わない学びのネットワークを使いながらも非常に大切にしている▼特に最近は、女性の社会参画に対する必要性を高く掲げ、様々な場でアピールしている。そのアピールの仕方は本当に多岐にわたり、これもまた驚くべきスタイルである。はたして、会うたびその視線に、自分が目指す方向への真摯な姿勢、それこそ腹が座っているかどうかをチェックされているようで、その時のコミュニケーションのスタートは緊張する▼84歳という年齢からはまったく想像できない「熱さ」を持った女性であり、今回、九経連の女性部的存在として発足する「九州女性の会」(仮称)の初代会長に、これまでの一貫した活動が評価されて就任することになった彼女、大野二三四さんの今後の活躍に、大いにエールを贈りたい。



社説  思いやりの心を活かそう 春の交通安全運動


「手をあげて しっかり見よう 右左」。新入園、新入学の園児、児童の安全確保を第一に、春の全国交通安全運動が6日にスタート、先に記したスローガンの下、?@子どもと高齢者の交通事故防止?A二輪車と自転車の交通事故防止?Bシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底―の3点を、今回の交通安全運動の重点として、15日までの10日間、「夕暮れ時における早めの点灯、雨天・曇天時の点灯」を含め、壱岐警察署、県壱岐地方局、本市、壱岐地区交通安全協会、学校、PTAなど、関係各機関、団体などにより推進されている。



今春の定期人事異動で、壱岐署の署長が上野厚警視から、3面に紹介している通り檀浦栄造警視に交代した。檀浦新署長は、この3月市議会で「安全・安心まちづくり推進条例」が決まったことを受け、交通安全も安全、安心の街づくりの重要な柱として、指導や取り締まりを強化したい方針であることを、語っていたが、そうした島づくりに向けて行政、市民とも連携を深める一方で、市民のそうした街づくりへの意識の向上が、また取り組みが、さらにもう一歩進めた島づくりへつながる―とも話した。まったく同感であるし、市民各人が、それぞれの場で起こすアクションこそが、安全・安心の市づくりへの重要なポイントである。壱岐署管内の今年の交通事故発生状況は4月10日現在、人傷事故は発生12件、傷者11人、死者1人となっており、物損事故も75件起きている。先日、恥しながら右折しようとした車を避けようとして、道路横の60?a程度の低い擁壁に乗り揚げ、横転するという事故に遭遇した。その瞬間に関係車両の運転者、同乗者をはじめ、多くの人たちが救助に集まり、車を起こしてくれたことで、壊れた車から出られたことなど、その素早い手助けには本当に驚いたし、その後、その車を皆で押して現場横の駐車場内へ移動させるなどの手助けもしてくれ、その真心に心から感謝したい。



ケガをしなかったので、こんなことが書けるのだろうとも思うが、その時に事故現場で知った人を思いやる心の大切さが、その手助けをしてくれた人たちから、より多くの人たちへと伝わり、交通安全の心へとも広がってほしい―と、強く思う。また、「こんな所では」などという妙な安心感は、交通社会では、その思いやりにはならないということが、身を持って理解できた。読者の皆さんも、、十分に注意してほしい-と思う。とにかく運転者も歩行者も気を抜くことなく、この交通社会に臨み、ルール遵守、マナーアップに努めることで、新年度を無事に過ごそう。



2006年4月6日 第4300号 

-主なニュース-



結束して観光振興を-63人に修了書授与-


壱岐地区「しま自慢」観光カレッジ


「ながさきしま自慢観光人材育成協議会」主催の壱岐地区「しま自慢観光カレッジ」(学長・長田徹市長)の修了式が31日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれた。修了式では、コースにより2回から7回の講義を終えた▽観光ガイドコース14人▽地域コーディネーターコース6人▽ブルー・グリーンツーリズムコース3人▽商品開発クリエーターコース13人▽複数のコースを受講した27人の合わせて63人に修了証が手渡された。



本市分は約55億6千万円-本年度国・公共事業予算-


国の本年度予算がこのほど決定し、本県三区選出の衆院議員2人から、本市関係分の公共事業予算の配分額=国庫補助事業か所別予算額=について連絡があった。それによると、新規分は水産業で漁場に保全に対して7千万円、まちづくり交付金として原の辻遺跡周辺の整備で1億8,100万円、同交付金の郷ノ浦地区の道路整備などで4,400万円の予算が決定している。本市分の全体額は、55億6,004万円となっている。



第1便が半城湾内遊覧-35人が壱岐ヤマザクラ楽しむ-


勝本町漁協・海上見学


本市の観光で今春、注目の」体験型観光メニューの一つ、郷ノ浦町半城湾内での勝本町漁協による「壱岐ヤマザクラ海上見学」の第1便が2日朝、同湾、麦谷漁港から出港した。当日は、海を渡る春風は少々冷たかったが、この季節特有の移動性高気圧に恵まれた好天の中、本島を訪れた観光客35人が漁協の船に乗船し、湾内の斜面に点在するヤマザクラの群生を約50分間の行程で遊覧、カメラを片手に、海面に迫り出したヤマザクラをバックに記念写真を撮るなどゆっくりと楽しみ、乗船した観光客らは、「海から桜を見物するのはとてもユニーク。穏やかで静かな湾は雰囲気がいい」などと話していた。



脳神経外来を毎週土曜日開設へ-品川病院-


郷ノ浦町、品川病院は毎月第3週目の土曜日に脳神経外来を行ってきたが、このほど、脳神経外科医・宮城靖氏の招聘が決まり、今月1日から、脳神経外来を第3土曜日も含め、毎週土曜日の開設となった。



今春も9日に開催-壱岐国牛まつり-


壱岐島の春の風物詩の1つで、村おこしイベントとして定着、畜産振興や無病息災を祈願する郷ノ浦町牛方触、津ノ上山頂の牛まつり「壱岐国牛まつり」が今春は9日に行われる。



モダンアート展に石彫を出品-郷ノ浦町 種田和夫さん-


絵画・彫刻・版画・デザイン・スペースアートの各部門に、モダンアート協会の会員による作品が公開される第56回モダンアート展がきょう6日から、東京都上野の東京都美術館で始まった。会期は17日の休館日を除き21日まで。同会員で彫刻家、本市唯一の私設美術館であり、観光スポットにもなっている小さな美術館=郷ノ浦町石の神=館主・種田和夫さんの250?`を超す作品=石彫=が出品、公開されている。



ひとしずく


県広報広聴課はこのほど「長崎県の日本一・世界一part・10」という冊子(A4版、45?n)を作成した▼「日本で世界で長崎県が誇れるもの」が集められた。長崎は、鎖国時代に西洋に開かれた唯一の窓口であり、そこから始まった歴史、文化が数多くある。若い人の活力や熟練した人の技による世界での活躍もめざましく、県のナンバー1や事始めの情報がつめ込まれている▼県の魅力を知って、さらに好きになる手助けに―とされる冊子は、▽ナンバーワン編、優勝・表彰関係▽事始め編▽オンリーワン編▽日本三大○×編▽百選編―の6コーナーにまとめられており、島の数や面積、農漁業、動植物、自然に関するものなど、多数掲載されていてなかなかおもしろい▼壱岐関係では▽郷ノ浦町黒崎沖とされるサンゴ礁の北限▽原の辻遺跡の船着き場跡・石積み護岸・銅鏃、三翼鏃の出土数・木製楯・床大引材・鉄製金槌、権、歯・口の健康に関する図画ポスターコンクール小学高学年の部最優秀で三島小の高濱修一君、麦焼酎発祥の地、春一番などが紹介されている▼この冊子に関する情報提供、問い合わせは、同課広報班(電話095―895―2023まで。希望者は同広報班へ。



社説  風さそふ……「壱岐やまざくら」


市内のサクラの花はそろそろピークを過ぎたのではないかと思うが、今春は、新1年生を迎えるサクラの花が、例年になく多く残っているように思う。日ごとに鮮やかさが増してきた壱岐の島の野山のあちこちで、見事に花を咲かせているヤマザクラが見られ、注目される半城湾内の斜面に咲くヤマザクラを船が眺める観光メニューもスタートして、好評のようである。本島の照葉樹林の緑の中に、ポッ、ポッ、ポッと、明りが灯るように点々と咲く「壱岐やまざくら」は、「ツクシヤマザクラ」系統で、花が大輪多花性で、色は純白から淡紅色まで品種によって様々で、「天狗巣病」に耐病性、耐潮性、萌芽性が強く、成長も早く寿命が長いなどの特徴があるとされ、まったく美しい花を咲かせている。何かたくましさと生命力が感じられ、市の花木・ヤブツバキと共に、壱岐を代表する花木である。



そのやまざくらの花の特徴から命名された自生の桜は「鶴亀」「恵比須」「大谷」「鯨伏」「若宮」「筒城」「花神」「曽良の夢」「白翁」「越天楽」「龍神」「満天銀河」「天使の舞い」など、所在地の名を冠したものから、イメージが豊かに膨らみそうなものまで20種類にもなるというから、何とも素晴らしい。今、島の自然の中で成長する壱岐ヤマザクラを、是非とも大切に咲かせ続けたい。



壱岐では「花見」のことを「花散らし」と言うが、今週末が天候に恵まれれば、まさに散る花を愛でながらというところであろう。先日、雨が降るなか、毎年、その咲き具合が気になるサクラ=これはソメイヨシノではないかと思う=の花が折からの風に吹かれ花が散る様を見ていると、急に感傷的な心持ちとなり、あの「忠臣蔵」で義士たちの主君・浅野長矩(あさのながのり)が残した辞世の和歌が思い出された。「風さそふ 花よりもなほ われもまた 春のなごりを いかにとかせん」で、「風を誘うように散る花よりも、私は春を名残(なごり)惜(お)しいと思うが、どうすることもできない」という歌とされ、決して今の自分が死を目前にしているわけではないが、その時の自分の心境にも似て、ぐっと込み上げてくるものがあり、その感動は日長一日続いた。そんなシーン、光景が浮かぶサクラの古木、ヤマザクラがある場所、市民それぞれの名所を募り、マップを作成し、巡るコースを設定してみるのも、また、趣きがあっておもしろいのではないか。同時に、サクラを観てその美しさを楽しめる心のゆとりを―とも思うが。





2006年3月31日 第4299号 

-主なニュース-



海洋都市として独自性強調へ-次年度事業計画など承認-


原の辻遺跡保存整備委員会


原の辻遺跡保存整備委員会(委員長・西谷正九州大学名誉教授)の本年度最後となる第3回会合が28日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、次年度の整備事業案を承認した。会合では、本年度復元整備事業計画の報告があり、高床主祭殿、平屋脇殿、大型竪穴住居の三棟の復元に着手(10月完成予定)したことや同委員会の環境復元、生活復元、施設管理運営、建物復元整備の4部会の本年度調査報告が行われ、それぞれ専門分野の委員が説明、協議された。



九州国立博物館で観光物産展-壱岐観光協会-


壱岐観光協会は23日、福岡県太宰府市、九州国立博物館(昨年10月開館)で観光物産展を開いた。
同展は、「時空(とき)を翔(かけ)るシルクロード壱岐」事業として行われ、壱岐神楽、新壱州神楽の披露、観光アンケートやパンフレットの配布などあり、物産展は展示物への配慮から屋外で行われたものの好評だったという。



男子盈科・女子霞翠が5位入賞=男女43チームが出場=


唐津市 虹の松原カップ駅伝


第18回・虹の松原カップ西日本選抜小学生クラブ駅伝大会(唐津市、同実行委員会主催)が26日に開かれ、男子の部に出場した盈科と女子の部に出場した霞翠がともに5位に入賞した。同大会には、九州各地の小学校陸上クラブから男子の部に25チーム、女子の部に18チームのあわせて43チームが出場して、日ごろの練習の成果を発揮して健脚を競い合った。男女とも国民宿舎虹の松原ホテル前をスタート・ゴールする7区間15?`のコースでタスキを繋いだ。



団体はわかみやが優勝-第6回勝本町グラウンドゴルフ-


第6回勝本町グラウンドゴルフ大会(同協会主催)が27日、同町、B&Gグラウンドで公民館地区など18チーム90人が出場して開かれた。同大会では団体と個人の2部が行われ、グラウンド周辺のサクラは五部咲きと、春のさわやかな風が吹く中、10人がホールインワンを達成するなど出場者らは互いの健闘を歓び、楽しいひとときを過ごした。



勝本が2連覇-全日本学童選手権-


軟式野球大会壱岐予選


壱岐少年軟式野球連盟主催の全日本学童選手権大会壱岐予選が25日と26日の両日、芦辺町、ふれあいグラウンドと青嶋球場で開かれた。6年生が抜け新チームとなって2回目となった同大会には、市内の10小学校が出場、トーナメント戦で争われた。2日目に行われた決勝戦は、那賀と勝本の対戦となり、7―1で勝本が那賀を破り、今月初旬に行われた新人戦(同連盟主催)に続き優勝、2連覇を飾った。3位は八幡。上位の勝本、那賀、八幡には5月3日から3日間、大村市で開催される県大会への出場権が与えられた。



モダンなデザインのビルに=4月1日供用開始=


芦辺港・新ターミナルビル


本市の東の玄関口、芦辺港ターミナルビルの新築工事が4月1日の供用開始に向け最終整備の段階に入った。旧ターミナルビルの老朽化に伴う同事業は昨年3月に着工、延べ床面積が旧ターミナルビルに比べ約2割増しの1,256・96平方?b、地上2階建て鉄筋コンクリート造りで、総事業費は約6億2千万円。



和歌山からイルカ3頭届く-勝本町、イルカパーク-


本市北部の観光名所の1つ、勝本町、イルカパークに30日、新たにイルカ3頭が搬入され、現在飼育されていた6頭と合わせ9頭となった。仲間に加わったイルカはオス2頭、メス1頭のバンドウイルカで、和歌山県、太地漁協から購入。到着したイルカは身体測定や採血などが行われた後、同パーク内の円型いけすに移された。



2組合が新たに認定される-特定農業団体-


特定農業団体に芦辺湯岳生産組合(山川光組合長、36人)が昨年12月26日に本県第一号として認定されたが、本市は28日、石田町池田西上生産組合(柳川信行代表、20人)と郷ノ浦町、平人生産組合(永田実代表、33人)の2つの組合を新たに認定した。



ひとしずく


高校球児たちの夢と憧れ―春の甲子園大会が23日に開会、連日、若さあふれるはつらつプレー、ゲームを展開し、まさに熱いドラマが繰り広げられる甲子園球場で応援する人、テレビ、ラジオ観戦の多くの人たちに感動を与えている▼あのユニホームが躍動する姿、野球というスポーツへ臨むひたむきな姿勢が素晴らしく、一つ一つのプレーから目が離せない。また、ベンチ入り出来なかった部員が、応援の生徒らと一体となり、チームの先輩や仲間たちのプレーに声援を送る姿も、時に過ぎたように感じられるものがあるが、これまた素晴らしいものである▼特に今大会では、大会7日目に15回を戦い抜いて引き分け再試合となり、翌日もまた、9回を気迫に満ちたプレーで、共に懸命にぶつかり合う姿が、大きな感動を呼んだ早稲田実業―関西のカードは、本当に見事なゲームであった▼さらに本県からの出場校・清峰が大会8日目、東海大相模との対戦で見せた延長14回を戦った勝利も素晴らしかった▼その甲子園を前に、プロの日本代表が、初代チャンピオンとなった「ワールド・ベースボール・クラシック」より強い感動があった▼野球に限らず高校球児たちのその姿に見習うべき点は多い。



社説   新年度のスタートに


笑顔が溢れる壱岐市づくりへの思いを込め「笑顔」、日々の暮らしの中で大きなキーワードとなる「喜び」、社会の格差が広がりゆく中で、それぞれに未来の力を信じ、自分や故郷の素晴らしさを見直して、心に刻むようにその力を高めながら、夢や希望へとつながってゆく「地力」、自らの道を照らし明るい1年にしようという、祈りにも似た思いによる「光」―と、「笑顔」「喜び」「地力」「光」の4つの言葉を配した元旦号から、早いものでこの年も4分の1を終え、いよいよ新年度・仕事の年としての1年、平成18年度が、その陣容も新たに力強くスタートする。県地方局、壱岐市、国の機関、事業所など、その新年度のスタートを控え、例年通りに春の定期人事異動が実施され、トップや部・課長とそれぞれの枠組みのヘッドとなるクラスから職員まで、その顔ぶれに新たなメンバーが交代、加わるなど変わり、1日も早く新しいチームによる布陣を整えて新たなスタートを切ってほしいものである。



今日、その異動により、まったく新たな職場へと動いたり、この壱岐が初めての離島勤務となる人たちも多いと思うが、できるだけ早くその枠組、「しま」の環境、仕事に馴染むよう努めるなかで、大いにこのしまの人、自然、歴史など周囲の様々なスタイルを、今さらのように冷静に、客観視しながら見つめ、役立てて欲しい。そのツール、方法の一つとして、本紙のような郷土紙を活用して欲しい。金子原二郎知事が今回の定期異動についての談話としてその中で、「『県民主役の県政』を基本に、県民が将来に向けて夢を持てる元気な長崎県づくりを」と発表している通りに。



また、新年度が動き出す4月は、ピカピカの小学1年生に象徴される新学期がスタートする。まだまだランドセルが大きく見える新入学の児童、制服というスタイルがその新たな社会を表している中、高校の新入生と、そうした児童、生徒たちを見るたび、彼らはこれからの壱岐―社会をどのように動かしてゆくのだろうか、また、動くように走ってゆくのか―との思いが動く。彼らが活躍する時代には、どんな状況が目の前に出現するのか、今の時点ではまったく見えてこないが、まずは個人として、よくよく自分を取り巻く環境と内面を見つめ、ただ考えたり批評したりするだけでなく、思う方向へ小さくても大きなものとなるであろう一歩、行動を起こしてほしい。はたして、そうせざるを得ない状況に到っているかもしれないが、そんな中にあっても、1人でも行動を起こせる人に―と思う。




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