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2005年9月26日 第4264号 

-主なニュース-



最優秀に鯨伏・都野川秀さん-「第35みやこの8号」-


第2回市和牛共進会


市農協主催の第2回本市和牛共進会が21日、芦辺町、壱岐家畜市場で、49頭が出品され、肉用牛増殖と経済性の高い「壱岐牛」の造成を推進するために―と開かれた。会場には、市内各地から農家や関係者らが大勢詰めかけ、各代表牛の厳正な審査を見守り、各クラスで優秀賞受賞の牛、農家に拍手が送られ、最優秀グランドチャンピオンには、第一部で優秀賞一席に輝いた鯨伏、都野川秀さんの「第35みやこの8」が選ばれ、優勝旗が贈られた。



郷ノ浦町、野元夫妻が知事賞受賞-平成17年度・県農業賞-


県農林部はこのほど、今年度県農業賞の受賞者を公表、壱岐地区では個別経営体部門で、郷ノ浦町、野元勝博さん、芳枝さん夫妻(肥育、繁殖一貫経営)が知事賞を受賞した。同賞は農林業、農村の動向に即応し、地域の特性を活かした創意と工夫で魅力ある経営活動、活力ある地域づくり、ゆとりある生活の実践活動に先進的に取り組んでいる農業者や組織を表彰し、農林業や農村の発展を促進させよう―とするもので、県内から47点の応募があった。野元さん夫妻の受賞理由については▽平成6年から肥育、繁殖一貫経営を開始するとともに、「壱州枝肉研究会」を設立、産肉データを公開したことで、地域の母牛改良と適正交配のシステムを築き、壱岐の子牛の産肉能力評価を高めた▽高い技術と経営感覚を活かした肥育牛経営を実践し、繁殖、肥育一貫経営開始10年目で高所得を確立▽削蹄、市場運搬、除角、粗飼料収穫作業の受託など、率先して地域のヘルパー活動を実践したこと―などとしている。



石田が大会6連覇-市内11チームが熱戦-


第41回市地域婦人会バレー大会


本市地域婦人会バレーボール大会(同連絡協議会主催)が24日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、石田チームが見事に大会6連覇を果し、優勝した。2位は武生水、3位は初山、箱崎。



新・市議に聞く?I


今西菊乃(53)


多くの市民の支持により、新市議会の議員26人中の1人となれ、心から感謝しています。「女性の視点」が社会、地域づくりに望まれて久しいが、重要な第一次産業の振興、少子化問題、福祉など、その視点を十分に活かしたいと考えており、様々な生活の不安の軽減による暮らしやすい市づくりを目指して4年間の任期を精一杯努めたい。そのためには、市民の声によく耳を傾けて、行政が取り組む問題、活性化策など、市民の説明する必要があり、できるだけ相方向のコミュニケイションの場をつくり、対話してゆくことが望まれている。少子高齢化など、高齢者の医療費は市の財政に大きなウエイトを占めるだけに、家族に介護を自覚してもらうことも必要となろう。子育て支援は、女性に対する社会の気配りなど、意識改革が大切。子どもたちには、どこへ出ても胸を張って壱岐を語れる教育、自然が豊かな壱岐らしい逞しさを持ち、壱岐を象徴する人物づくり―の視点を持った教育が望まれる。人づくりはまちづくり―合併したからには四町の枠をはずし、普通の方向性を見出し、壱岐の発展に取り組めるようにするのも議員の仕事となろう。腹をくくって尽力したい。



近藤団一(57)


まずは多くの市民の皆様の温かい支援により再度議会に送って頂いた事を心から感謝しています。市になっても変わらない、むしろ悪くなったという意見を良く聞きます。確かに国や県の財政を見ても、中々好転する状況にありません。その中で島の活性化を進めるにはやはり観光振興を軸とした一次産業の振興ではないでしょうか。一次産業も消費があって成り立つ訳で、島外への販路も関係者の努力で開拓はしながらも厳しい状況であります。人口減少の中で地産地消が無理な現在、観光客に新鮮でおいしい物を食べて頂くという事も一つの考えという気がします。福祉や教育については、今まで実践して来た事を活かしながら、今後も様々な施策を提言していきたいと思います。議会の活性化については過去何年も思って来た事であり、議会も議員もこのままでいいのかと自問自答して来ました。やはりイエスマンで終わってはならない。市民の為に、言うべき事は言う、正すべきは正すという観点に立って、もっと毅然とした態度で望むべきではないかという気がします。今後も改革、挑戦を行動で示して参ります。



環濠の一部を確認-九大大学院・考古学研究室-


勝本町立石東触、カラカミ遺跡


九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室(宮本一夫教授)は25日、勝本町立石東触、カラカミ遺跡(弥生時代中期後半~後期)で環濠の一部を確認したと発表した。



25年の歴史紹介するあゆみ展-芦辺町ピア21ギャラリー・壱岐こども劇場-


優れた舞台芸術の鑑賞や地域、年令を超えた集団の中で体験する様々な活動が、子どもたちの豊かな心を育む―と、全国の離島で初めて設立された壱岐こども劇場は設立25周年を記念して、これまでのあゆみを綴った「あゆみ展」を23日から一か月間、芦辺町ピア21ギャラリーで開催している。



ひとしずく


「仲秋」は陰暦の8月に当たり、その15日の夜の美しい満月が「仲秋の名月」となる。その名月、今年は今月18日がその日に当たり、まさに名月と呼ぶに相応しい満月が夜空に昇った▼午後9時過ぎだったか岳ノ辻に行き、頂上の展望台からのんびりと眺めてみようと思ったが、先客があり歓声が上がっていたこともあり、反対側の頂上からよく晴れた夜空に昇ったその見事な満月を味わった。淡く優しい月の光りが静寂を伴って、玄海灘を照らし、何とも幻想的で、かぐや姫がその光の道を通り、月の世界へ帰って行かれるようなイメージが広がるようだった▼壱岐には月読神社もあることだし、今年こそは、友人たちを誘って何かイベントを企てようと思っていたが、日々の気忙しさにかまけて、ついつい忘れていた。すると岳ノ辻に行こうと思う直前に、何かイベントをしているか?との電話が掛かってきた。その友人は自宅で、友人数人を招いて月見を“楽しんでいる”―と話した。まったく“来年こそは”である▼笙を吹く友人や前衛の舞踊家の友人らと“月の祭り”などと銘打ってイベントを是非催したい―などと、様々に想いを巡らせながら、大気が月光で清められたのか、澄んだ大気の中で、心身共に深くリラックスした時間を2~30分間、岳ノ辻のその場所で過ごした▼月夜の静けさと月明かりの美しさを少人数で味わうイベントも案外いけるかも。



社説  「身土不二」―生命をいただく食育推進に


「身土不二」(しんどふじ)=人間も植物も生まれ育つ環境と一体、ということから、住んでいる土地でできた海、山の幸=旬=を食べると、季節を通して身体の栄養バランスが整い、健康につながる=などとする言葉である。微生物によるたい肥づくり―農地の土づくり―本来の生命力を持った野菜づくり―家族や身近な人たちから観光客に至るまで、心身の健康づくり、人づくりの一助に、また、生ゴミのリサイクルへの自らの行動、本市の豊かな環境を守る元気野菜づくりなどを目標に掲げ、女性たちによる「『大地のめぐみ』の会」が設立され、会長の平山宏美さんは、女将の「平山旅館」近くの畑で実践しており、その活動を理解する女性たちが参加しての発足である。



その大地のめぐみの会による講演会が23日、講師に本県の元農業改良委員でもあり、有機農業のかたわら、生ゴミリサイクルで農薬の使う必要のない元気野菜づくり、土から生命をいただく「食」・生命の循環、日本人の体に合った食教育の必要性を、今、感動が弱い、落ち着きがなくキレる・無気力・学力低下・多動症・学級崩壊・登校拒否・異常過ぎる殺人事件・種の存在を脅かす環境ホルモン―と、子どもを取り巻く非常に厳しい現実は、大人社会の現実を映すものであり、食生活を、大いに見直さなければ―と熱く強く訴える「大地をいのちの会」代表・吉田俊道氏を招き行われた。県の「生ゴミパートナーシップ推進事業」の委託を受け、県内各地に生ゴミリサイクルリーダーを育成を展開している吉田氏は、微生物による土づくり、生命の土壌づくりから産まれた野菜を、皮をむかずに丸ごと食べることで、その生命を丸ごと“いただく”のである―と自分の畑から朝摘んできたオクラを会場の約百人程度の受講者に試食してもらい、濃厚な味わいをプレゼント。その味は、生野菜が少々苦手な自分には、とても濃く、主張が強過ぎるように感じ、これがオクラの味なのか―とも思われた。横に座っていた農業もする知人は、“うまい”と一言感想を話した。きっと「それ」は本物の味なのであろう。



吉田氏は、講演後の座談会で、とにかくプランターからでもよいので、実践してほしい―などと話していたが、まずは“その味”を知ることではないか。その味の濃厚なうまさを、広く多くの人が理解し、ポイントとなる人たちが地域に一人でも多くなれば、「百匹目のサル」現象が起きるのではないか。吉田氏が語った、古くて新しい言葉「人は生きた土から生命を受けた産物の生命をいただく存在」という言葉は、非常に重い言葉で、生命の循環はまさに「身土不二」である。






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2005年9月21日 第4263号 

-主なニュース-



各地で長寿祝う行事-本市65歳以上9,445人に-


9月19日・「敬老の日」


今月19日は「敬老の日」で、18日と19日の両日、市内各地で長寿を祝う「敬老会」が開かれた。
18日には、渡良地区の敬老会が同中学校体育館でが開かれ、長田徹市長が「皆さんはあらゆる苦難と困難を乗り越え、多くの英知、多大なる努力で国家の再建に尽力された。21世紀は国民一人一人が高齢者問題を考えなくてははらない」―などとあいさつした後、小崎婦人会による踊りが披露されるなど、出席者全員で長寿を祝った。



29日まで会期延長へ-本市議会・9月定例会-


本市議会の9月定例会が2日に開会、16日閉会の会期日程で開かれていたが、同議会は会期を13日延長し、29日までとすることを決めた。



広島で4日間開催-壱岐、対馬、五島、合同観光物産展-


「ながさき『しま』誘客促進事業実行委員会」と壱岐観光協会は、21日から24日までの4日間、広島市内で「三島合同観光物産展」を開く。


 

住民総出の校区も-元気、ハッスルプレーに湧く-


秋晴れの下、各地で運動会


秋の運動会シーズンとなり、週末ごとに市内小、中学校、各自治体の運動会(体育祭)が開かれ、どの会場でも元気一杯の演技やハッスルプレーに歓声があがり、選手たちに声援が送られている青空が広がり盛夏を思わせるような天候となった18日には沼津地区では、沼津保育所、小、中学校、同地区民合同の運動会が、同中学校で、同様に鯨伏地区でも鯨伏幼稚園、小、中学校、同地区民―と、地域住民総出の運動会が同中学校で開かれた。



新・市議に聞く?G


瀬戸口和幸氏(63)



新市発足間もない新たな定数26人の議員の一員として選出していただき大変光栄に思います。支援していただいた皆さんに心から感謝すると共に、課せられた責務の重大さに思いをはせるとき、次のようなテーマに対処すべく決意を新たにしているところです。一次産業の繁栄なくしては他産業の発展もない壱岐にとっては、公共事業によって支えられていた壱岐の経済も、同事業の縮小により、本腰を入れた農漁業などの再生を図る必要に迫られています。このため、まず次の3点が上げられます。?@公共事業依存の経済から経営規模に応じた農漁業への転換・再興と連携して交流人口の拡大。?A少子・高齢化社会に対処するため子育て支援を中心とした児童福祉及び介護・医療を中心とした老齢福祉の推進。?B適正な規模で子どもたちが切磋琢磨しながら教育効果があがり、健全な社会性を養えるようにするため、特に中学校の統廃合の実施―です。国の三位一体改革のあおりで、地方としては、尚一層の小さな政府(自治体)の構築を迫られている今、行財政改革を推進することも緊急の課題と思います。



牧永護氏(58)


多くの市民の支援により、新たな市議会に送ってもらい、心から感謝しつつ、その責任を痛感している。壱岐一本化は避けて通ることができない道筋。合併してよかったと思える市となるには、もう少し時間が必要となるが、同世代の仲間たちとも力を合わせながら、全力で取り組みたい。壱岐の地域振興には、一次産業の活性を高めることが何より重要。今、個人的に努力しながら、ノウハウを蓄積させながら、新たな取り組みに踏み出し切れずにいる人も多い。そうした人たちを行政が後押しできるようなシステムもまた必要では。観光とのタイアップも重要であるが、観光との間に立ってリードする人材が必要であり、観光側からのより一層のアプローチが望まれる。人口、教育の問題を含め難問が山積みしているが、言葉は悪いが、現状の「さびれた」が、今後「死んだ」にならぬよう、今を原点に、上向きな討論を重ね、例えば、必要な行政のスリム化では、住民の責任も増えるなど、プラス、マイナス両面があり、住民の合意が必要で慎重に行われるべき。適材適所ではないが、地域にあった活性策、取り組みを、時には議会からも提案しながら展開できるよう、市民と一緒に汗を流しながら尽力したい。



『地球交響曲・ガイアシンフォニー』第5番上映会


石田地区青少年健全育成協、石中PTA


石田地区青少年健全育成協議会と同中学校PTA主催の「地球交響曲・ガイアシンフォニー第五番~21世紀に生まれ育つ子どもたちのために~」(龍村仁監督)が10月2日午後2時からと同7時から、石田町、改善センターで上映される。同上映会は、命を軽んじる痛ましい事件が後を絶たない現在、子どもたちに命の大切さを伝えよう―と市教委の共催で開かれ、入場は無料。対象は午後2時からの上映が、石田小、中学校、筒城小学校の児童、生徒とその保護者で、同7時からの上映はだれでも入場でき、多くの鑑賞が望まれている。



本市から書で3人が入選=7部門に2,033点出品=


第50回県展公募展


今年で半世紀、県内最大の総合美術展「第50回記念・県展公募展」の入選者、入賞者発表が13日に行われ、本市から書の部で出品した、川上幸枝さん、村瀬加州未さん、中山八重子さんの3人が入選した。



「いのちいただきます」講演会-23日大地のめぐみの会-


「大地のめぐみ」の会(平山宏美代表)が主催して、23日、自然界の循環と共生のサイクルを学び、現代人の生き方を見直してみては―食育推進・「いのちいただきます」の講演会が午後2時から、郷ノ浦町文化ホールで開かれる。同講演会では、本市でも数回講演、その内容から徐々に食の安心を目指す取り組みの輪が広がっている「大地といのちの会」代表・吉田俊道氏を講師に、問題を克服する力、集中力、持続力、社会に貢献しながら生きる力は、日本人に合った食から―と開かれ、食育の推進や食教育の重要さを訴える。受講は無料で、多くの参加が呼びかけられている。



ひとしずく


龍村仁監督の「地球交響曲=ガイアシンフォニー=」が壱岐でも来月2日に観れることになり、個人的にとてもうれしく思っている。会場は石田町、改善センターで、上映は午後2時と7時の2回。入場は無料である▼壱岐でこの映画が観ることができるとは、まったく思いもよらず、少し前にこの話しを聞いた時には、ほんとうに驚いたし、「やっと」と感動した。この映画を仲間と一緒に壱岐で上映することはできなかっただけに、主催する石田地区青少年健全育成協議会と石田中学校PTAに感謝したい▼子どもはもちろん、大人にも観てもらいたい。じっくりとその映像と向き合い鑑賞し、自分のコアな部分に、この映画が訴えかけてくる想いを、確認しながら、人・自然・地球・生命―と、「共に響き合うこと」「共に奏で共鳴すること」をキィーワードに、それぞれが場面ごとに感じられた「何か」に焦点を合わせ、思いを巡らせてほしい▼その第5番について龍村監督は、20世紀末に製作した第1番の生命が、2~4番へと成長し、産みの苦しみを経て5番として新たに生まれ変わろうとする映画―と解説しているが、まさに、現在の地球では、これまでの流れが大変革を経験し、新たなる次元というか、世界に向かい、産みの苦しみの最中に―である▼この秋一押しの映画である。



社説  勝本浦から壱岐市へ 美しいまちづくりに


本市と壱岐勝本浦まちづくり推進委員会が主催の「勝本浦地区美しいまちづくり推進事業」の第3回ワークショップ=研究集会=が14日、勝本地区公民館で、「くらしの中の宝物を探し、活かし方や整え方を考えよう」をテーマに開かれ、勝本浦の古きよき街並みが残る32ポイントについて、グループに分かれ話し合い発表した。魅力ある街づくりで活性化を―と行われているこの街づくり事業は、ふるさとの伝統や文化、歴史などが有する素晴らしさを再発見、再認識することで、その??宝物?≠?いかに活かし、利用しながら、地域の活性化につなげ、ひいては住民の共通の自信、アイデンティティーとして育て、確立してゆくかというものではないかと思われる。



県は昨年12月、「まちづくり景観資産」に▽石田町石田西触、碧雲荘(主屋、門、庭園)と花雲亭(茶室、待合)▽郷ノ浦町片原触、弁天荘(主屋、門)▽勝本町勝本浦、旧松本薬局▽芦辺町瀬戸浦、旧前田家住宅を登録した。この登録制度は、県内の美しい景観資産を守り伝えることなど主目的に、個性的で魅力ある景観を形成している街並みや地域景観の核となっている建造物を登録し、観光資源として魅力を高め、交流人口の拡大などにつなげていこう―などと行われている事業。これもふるさとの??宝物?″ト発見から再創造―交流人口拡大―活性化、さらに地域力の向上へと広がってゆく。勝本浦だけでなく、それこそまちづくり景観資産に登録された建造物を中心に、街並みや周辺の景観をどのように活かし、人もまちも活性を高めるべく、勝本浦地区のワークショップのような、小学生から高齢者まで地元住民が参加して、ワークショップを立ち上げ、皆で善き聞き手、話し手となりながら話し合い、その結果を公表し、その地区の具体的な事業を起こす際は、住民はもちろん、市民にも模様を伝え、意見やアイディアを募ってみるのもいいのではないか。



今、ふるさとの輝きを見つめ直したり、再発見するプロセスの中に、新たな活性への宝物が眠っているのではないか―と思うことがたびたびある。島である以上、海はもちろんのこと、街並みに加え歴史的遺物、民族的な資料に至るものまで多様であり、そこで再発見された「何か」は、次の世代へと伝えるという作業も重要で、この島に伝わり、また生まれた「何か」を含めた伝承されるべき文化は、そこに住む人たちの豊かな精神的な背景にもなり得る。はたして、島内の国宝と呼ばれる最高の宝物に目を転じて見ると、少々残念な状態にある。是非、市の背景となるよう活かしたいものである。



2005年9月16日号 第4262号 

-主なニュース-



声を上げることから始めよう-勝本町美しいまちづくりワークショップ-


魅力ある街づくりで活性化を―と、市と壱岐勝本浦まちづくり推進委員会主催の勝本浦地区美しいまちづくり推進事業・第3回ワークショップが14日、勝本地区公民館で開かれた。今回で3回目のワークショップは、「くらしの中の宝物を探し、活かし方や整え方を考えよう」をテーマに、今回は県まちづくりアドバイザーの神奈川大学工学部建築学科・西和夫教授を招き、市民45人が参加して行われた。



10月13、14、20、21日に開催-市長と語ろう市政タウンミーティング-


「市民が主役のまちづくり」を推進するため、市民と長田徹市長が直接対話し、市政に反映させるための対話集会「市政タウンミーティング」10月13日、14日、20日、21日の4日間、市内4会場で開かれる。同タウンミーティングには、長田市長、澤木満義助役、布川昌敏収入役、須藤正人教育長、各部長らが出席し、市民と直接対話をし、今後の市政の参考とする。参加は無料で、会場で本市へ質問など希望する人は、事前に所定の用紙に質問、提案事項、住所、氏名などを記入、郵送かFAXで申込む。申し込み締め切りは今月30日。申し込み問い合わせなど詳しくは、市役所政策企画課・堀江さん、福田さん(電話48―1111、FAX47―3151、Eメールkikaku@city.iki.nagasaki.jp)へ。



スピード感のある好ゲーム-第51回市バドミントン大会-


本市バドミントン競技大会(同協会主催)が11日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、スピード感のある好ゲームが繰り広げられた。今回で51回目を迎える同大会では、男子、女子、混合ダブルス、男子シングルスが行われ、選手たちは、日ごろの練習の成果を発揮した熱戦を展開した。大会の主な結果は次の通り。


▼男子ダブルスA▽?@三浦敦・植田正志ペア?A松永達也・錦戸良貴ペア▼女子ダブルスA▽?@松永由美・三浦真子ペア?A長岡鈴枝・末永淳子ペア▼同B▽?@山内みゆき・居村里栄子ペア?A伊藤弥生・横山民江ペア▼同C▽?@西口芳実・桂木多江子ペア?A森保直子・岩永福子ペア▼混合ダブルスA▽?@植田正志・三浦真子ペア?A三浦敦・松永由美ペア▼同B▽?@中山儀人・岡本紘子ペア?A塩津寿昭・横山民江▼男子シングルス▽?@錦戸良貴?A松永達也



新・市議に聞く?F


中田恭一氏(44)



市民多くの皆様の支援、支持により、定数が26人に改まった市議会に送ってもらい、心から感謝している。この任期の4年間は本市の基礎をしっかりと築く上でも非常に重要な4年間であり、その責任の重さを痛感している。「市民の声を行政」を基本に、離島ということもあり、福祉の中でも特に遅れている障害者福祉の向上、子どもらの教育に力を入れた取り組みを展開し全力を尽す。教育は、子どもたちの地域との関わりを深めつつ、自主性を育ててゆくような施策が望まれ、「壱岐の子どもたちは、優しさとたくましさを兼ね備えていて、少し違うぞ」などの声が聞かれるよう、各方面との連携を強化しながら努力したい。経済の活性化は、島の独自性でもある、第一次産業の振興を、例えば朝市の活性化のような、小さな成功を積み重ねてゆくような方向でも考えてゆきたい。小さなリスクで最大限の効果を念頭に置いて取り組み、腹を決めて思い切った施策づくりも重要であり、全力を尽す。補助金の有り方も見直す必要があろう。どのジャンルでもやる気のある若手が伸びてゆけるよう手助けし、社会の表に出てこれるようサポートしたい。



赤木英機氏(61)



多くの市民の支持、支援により、本市議会に当選でき、心から感謝している。離島振興法の恩恵により、農・漁業の足腰が弱まっているように感じられるが、壱岐の振興には、まず第一次産業の活性化が重要で、交流人口の拡大についても考えなければならない。合併しておよそ1年半、人づくりをしながら1日でも早く心を合わせて島が一つになることが望まれている。そのためには、異業種の人々が連携して組織をつくり、様々な角度から意見を出し、参考にしながら検討する―というのも一つの方向ではないか。人口の減少は、壱岐づくりのネックで、島としてどのように定着人口を増やしていくか、市、議会共々によく検討しなくてはならない。ここでも第一次産業の振興はポイントで、地産地消、安全、安心の食ブランドを確立し、壱岐から発振していくことへの取り組みも重要。とにかく、教育、産業とどの分野でも人口減少が大きな問題で、定住する若い人たちをいかに増やすかを皆で考え、U・Iターンも視野に入れ、魅力ある島づくりを展開し、住んでみたい、住んでよかった島づくり、次世代に不安、負担を残さず、明るい未来の橋渡しに、全力で尽したい。



「ぱしふぃっくびぃなす」入港=11月に「飛鳥」、12月に「ふじ丸」=


盛大に歓迎式、郷ノ浦新岸壁


秋の行楽シーズンスタート―。本島でもだいぶ秋めいて、朝晩は涼しさが感じられるようになった。本島の新しい観光スタイルとして注目され、昨年から豪華大型客船が郷ノ浦港に入港しているが、本年最初の寄港となる「ぱそふぃっくびぃなす」(津畑一美船長、乗客340人、26,518トン)が16日、昨年3月に完成した郷ノ浦港新岸壁に接岸、歓迎セレモニーが開かれた。



不登校の子どもたちにどう寄り添うか-芦辺町つばさで23日、「はあと・プレイス」-


「はあと・プレイス」=学校に行くことのできない子ども達に関わる親たちの会=(平尾典子代表)は23日午後7時から、「山北眞由美さんを囲む会~子どもが不登校になった時、大人たちはどう寄り添うか~」を芦辺町、つばさで開く。本市教育委員会の後援で開かれる同会では、県子ども劇場連絡会・山北代表を招き、不登校になった子どもに、どう寄り添っていけばよいかなど、不登校問題について講演する。また、同会は定例会を毎月第四土曜日午後七時半から、平尾典子事務所で行っており、情報交換、専門機関の紹介などの活動を展開している。会費は一回五百円。



ひとしずく


先の衆院選で、圧勝した自民党。その総裁は、自民党を“ぶっ壊す”と言った小泉純一郎首相で、どうしてもそれが理解できない―という高齢の男性▼与党が3分の2を超え、郵政民営から始まり、消費税アップ、憲法改正―と、大きな問題が次々と自民党主導で決まってしまうのではないかと思うと、本当に今回の選挙はどうなっていたのだろう―と40代の男性▼異論を唱えることもできず、もし、そうした場合には退けられる―といったスタイルに、ただただ驚くばかりで、とても不安になるし、そのスタイルにはとても危険な臭いがあるように感じる。徴兵制度も遠くには見え隠れしているようにすら思える。今回、両極がしっかりある事の大切さを強く意識させられた―と50歳代の女性▼これとは逆に、今度こそ行動を起こしてくれそうだし、閉塞感を打ち破ってくれそう―と20歳・男性。日本のリーダーとして、変わらぬ信念が素晴らしいし、何か新しい時代が始まりそうな気がして大いに期待している―と同世代の男性が話してくれたが、どうも、自分も先行きに不安が感じられる。▼それは、バランスを取るような、大きなウエイトのある力が、これは本来は国民の意志ではないかと思うが、何か重大な問題が生じたり、行き過ぎた場合にはどうなるのか―と思うからで、こうした思いが取り越し苦労になることを願いたい。



社説  守ろう 交通ルール 21日から秋の交通安全運動


数日前に携帯電話を掛けながら運転していた若い女性ドライバーが、脇道から県道に出てきて左折、ちょうど通りかかった車と衝突しそうになるシーンを見かけたが、携帯電話を停車して掛けている様子もよく見る。迷惑にならない場所に停めてからにしたい。昨日は日中、超低速で直進する軽トラックが、大きく反対側へ膨らんだりスピードを上げたり遅くしたりしながら走っていた。おそらく飲酒運転だろうが、酒店の前に横付けしたのには、あまりにも驚かされた。スレ違いざまに見たドライバーの顔は、まさしく酔っているように見えた。車内のミラーからは、はっきりとはしないが、助手席から降りた男性が、その酒店に入って行った。



今月21日から10日間、本年度・秋の全国交通安全運動が、「高めよう交通マナー、守ろうルール」をスローガンに、?@高齢者の交通事故防止?A夕暮れ時の歩行者と自転車の交通事故防止?Bシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底?C二輪車の交通マナーアップ―の4項目を運動の重点に実施され、今回の交通安全運動には、▽夕暮れ時の早目の点灯、雨天・曇天時の点灯をその重点に加え、壱岐署は期間中、取り締まりや指導など強化して、交通安全の徹底に取り組む方針。最近は、シートベルトを締めているドライバーが、数年前に比べて随分減ってきているように見える。先に記した携帯電話を掛けながらの走行や、もちろん酒酔い、飲酒運転などもってのほかである。そのドライバーだけでなく、歩行者も他の車に対しても非常に危険であり、無謀であることぐらいは、今さらであろう。事故後、気が付かなかった、覚えていない―など許されないのである。



毎年1年に4回、季節ごとに交通安全運動(キャンペーン)が県下、全国一斉に展開され、毎回、交通ルールの遵守、マナーアップが訴えられるが、本市の飲酒運転を常習的に行うドライバーの数は少しずつ減っているように思うし、思いやりの運転を心掛けているように感じるドライバーも増えているようではあるが、事故のない明るい交通社会には、まだまだ遠いだけに、市民に交通安全の徹底を呼び掛ける必要がある。壱岐署管内の本年の交通事故発生件数=人傷=は14日現在、発生48件、傷者59人、死者1人となっており、昨年同期に比べて増加傾向にある。事故の原因は初歩的な運転ミスによるものが多いとされるだけに、市民皆が今回の運動を機に、交通安全への姿勢を見直し、残すところ3ヵ月半となった今年を無事に過ごそう。








2005年9月12日号 第4261号 

-主なニュース-



谷川氏が小選挙区で当選-比例代表で山田氏復活-


与党が圧勝、第44回衆院選


郵政民営化の是非を問う自民党と、年金制度の改革・子育て支援をアピールした民主党が、現政権の継続か新政権への交代か―など、政権選択の選挙となった第44回衆院選は、11日投開票され、自民は前評判通り議席を延ばし296人と単独で過半数(241議席)を超え、公明党との連立で絶対安定多数を確保、最大の野党、民主党は、議席を113人とし、政権には届かなかった。本市や対馬、五島、大村の3市などが属する長崎三区には、届け出順に山田正彦氏(63)=民主・前=、谷川弥一氏(64)=自民・前=の2人が1議席を巡り激しい選挙戦を展開、谷川氏が山田氏に9,608票差(本市803票差)をつけて再選を果した。一方、山田氏は比例代表九州選挙区からも立候補しており、復活当選した。本選挙区の投票率は74・71%、本市は76・50%で、本市の当日有権者数は▽男12.210人▽女13,908人▽合計26,118人。


『本県三区』


当 谷川 弥一 自民前64


    全体83,992


    本市10,237


比 山田 正彦 民主前63


    全体74,384


    本市 9,434



シーズン到来、スポーツの秋-本市両高校体育祭からスタート-


学校、市内各地区・運動会


スポーツの秋―となり、本島でも運動会シーズンが開幕、島内各地では今月10日から各学校や体育祭、地区民運動会などが多彩に行われる。そのスタートを切ってシーズン初日となる10日、雨が時折り強く降るあいにくの天候の中、プログラムを縮小して壱岐高校で体育祭が開かれ、若さ溢れるプレーを見せた。その翌日、壱岐商業高校で第29回体育祭が行われ、躍動感に満ちた力感あるプレーを披露した。壱岐高校は、例年と異なり「煌雪祭 壱岐高開花~伝統へ刻め!新たな壱岐高魂!」を共通テーマに、体育祭に続いて11日、文化祭を並行して開催した。壱岐商業高校の第29回体育祭は11日「You can do it!~君が持つ無限大の可能性」-をキャッチコピーに、同校のグラウンドで開かれ、100?b走や百足リレー、体育部対抗リレー、綱引き、組体操など多彩なプログラムで行われ、クラスメートや応援にかけつけた保護者らの応援を背に、生徒のはつらつとした演技、競技が繰り広げられ、得点種目では、好プレー珍プレーに大きな歓声が上がっていた。



男子初山、女子石田が優勝-第44回壱岐市バレーボール大会-


第44回本市バレーボール大会(同協会主催)が4日、郷ノ浦町、大谷体育館で開かれ、男子10チーム、女子11チームが出場、毎年9人制で行われる同大会は、今大会もネットをはさみ激しい攻防が繰り広げられ、男子は初山、女子は石田が優勝した。


2位、3位は次の通り。▼男子?A石田?B武生水、渡良▼女子?A武生水?B沼津、那賀



新・市議に聞く?F



坂口健好志氏(63)


役員の皆さんはじめ、多くの支持により、今回市議会に送ってもらったことを、心から感謝している。
「市民の立場に立って考え、行動する」を基本として、本市の将来を見据え、発展を目指して市政に取り組む際、そのための重さや必要性など判断する中で、時として政治と住民との間に距離が生じることがあるかも知れないが、将来の壱岐を意識して、腹をくくって島づくりに臨みたい。各産業の振興、市勢の浮揚と、どの分野でも人口の問題が共通して底辺に横たわっており、若い人たちが意欲を発揮できる職場づくり、経済的な問題にも光をあてた子育て支援をはじめ、高齢者や障害者(児)への福祉の問題なども含め、人間力アップ―人づくりは大切で鍵となる。以前から言われていることではあるが、第一次産業の振興が公共事業が大きく減った現在は重要。思い切って積極的な施策が必要となる。経済的に最も波及効果がある観光業の活性化も、官民一体となった取り組みが「壱岐が元気になるために」望まれ、精一杯努めたい。市民多くの生の声を生かしながら、メリハリのある市政づくりに、「今やらなければ」の危機感を持って全力を尽くす。



深見忠生氏(63)


支持者の皆さんは元より、市民多数の支援に心から感謝している。農業、漁業・第一次産業の発展なくして壱岐の地域振興はない。農・漁業の収入が、商工業へと広がってゆくという、島の独自の経済スタイルに観光業などを加え、再構築できるよう原点を見直しながら、市、議会はもちろん各種産業と、共通の目標「壱岐の発展」に、一丸となり取り組む必要があり、全力を傾ける。農業に関しては、エコファーマーなど熱心に活動を展開する農家を応援し、若く意欲のある農業者を手助けしながら、畜産、施設園芸の一層の推進。漁業は漁価の低迷、漁獲量の減少、オイルの高騰、磯焼けなど悪条件が重なっており、漁業でもより組織的な活動が必要になる。国、県の制度の見直しなど、市、議会が一丸となって働きかけたい。少子化は、どの分野にも関係する問題であるが、膨らむ教育費用への支援、女性の働きやすい環境づくり、結婚対策などデリケートな部分もあるが多様な取り組みが必要。基本は若い人たちが意欲を持ち、社会の表舞台に出てこれるような支援体制、システムづくり、人づくりが急務。交流による人材育成、地域経済の活性化など、スポーツの振興にも努めたい。



『伝統へ刻め、新たな壱岐高魂』-中国研修の報告、舞台発表など-


第42回壱岐高文化祭「煌雪祭」


9月に入り、「文化の秋」―と、壱岐高校(川本敏光校長、777人)は11日、新校舎の落成を記念した第42回文化祭「煌雪(こうせつ)祭」を開催した。



濱さんら日本の作家40人招待-韓国「蔚山韓日現代美術祭」-


韓国・蔚山(うるさん)市で8月17日から23日までの1週間、「韓日国交40周年記念・2005蔚山韓日現代美術祭」が開催され、日本から本市、画家・濱英二さんら31人の作家が招待された。



トムのサーカスワークショップショー-壱岐子ども劇場-


壱岐子ども劇場は15日午後7時から、芦辺町、離島センターで『むごん劇かんぱにい』による「トムのサーカスワークショップショー」を上演する。



ひとしずく


今月1日は、「立春」から数えて210日目で、台風襲来の時期にあたり、警戒が呼びかけられる「二百十日」で、昨日11日は、同様に厄日とされる「二百二十日」▼その10日間に、九州全域を暴風雨圏に巻き込み、九州南部など1000?_を超える記録的な豪雨に見舞われた、大型で強い台風14号が6日午後2時過ぎ、諫早市に上陸し、7日には日本海に抜け、北海道に再上陸して千島近海で温帯低気圧に変わったが、全国で死者が21人に達するなど、大きな被害が出ている▼今回こそは直撃されるか本島西側を通る最悪のコースを行くのでは―と心配されたが、福岡を通過するコースを通ったこともあり、本市では、100世帯の147人が自主避難し、農作物や農・漁業の施設、住宅の一部破損などの被害が出ているものの、人的被害の報告はなく、まさに??ほっとした?≠ナある▼台風はもちろん、まだ、しばらくは大雨や長雨などの自然災害には、テレビやインターネットの気象情報をチェックするなどして、注意を怠ることのないように心がけたい。今年は3月に福岡西方沖地震が発生しており、自然災害が発生した時の避難場所、連絡方法なども、この際、家族で再確認するなどしておこう▼本市のそうした際のマニュアルのマップもそろそろできる頃である。



社説  谷川、山田両氏の活躍に期待して


郵政民営化の是非、有権者の関心が高い年金制度改革を二大争点に、二大政党時代へと加速的に進む中、これまで4年余の「小泉政治」への評価、政権交代をも視野に入れた第44回衆院選は、自民、公明の両党で絶対安定多数を超える327議席(うち自民党296議席)となり、小泉政治が圧倒的な信任を得た格好となった。この選挙では、郵政民営化を改革の本丸と、争点を絞りアピールした与党、政権交代、年金制度改革、税制、憲法改正など掲げて支持を訴えた野党―の選挙戦が、12日間にわたり展開され、本市など本県を代表する離島に大村市などで構成される長崎三区では、自民党の谷川弥一氏と民主党の山田正彦氏が出馬、与野党一騎打ちとなり、谷川氏が再選を果し、山田氏は比例代表で復活当選した。離島の五島出身で、離島の現状を深く理解しているであろう谷川、山田両氏の今後の活躍を大いに期待したい。



今、再び県選管の公報を読むと、谷川氏は▽2005年度の国・地方の借金総額は1093兆円、国民総生産の2倍規模で、次世代にこの莫大な借金は残せない。国民の負担はできるだけ小さく財政再建を進め、小さな政府を実現▽地方分権改革、地方が主役の時代になる。地方財政の健全化、国から地方へ。一次産業の活性化。ストップ過疎化、雇用の安定確保、活力あるふるさとづくりへの積極支援、若者が活躍できる環境づくり。離島振興の推進、希望と感動の教育、安心と豊かさの福祉―など。一方、山田氏は、地方を大事にする政治の実現を掲げ、▽格安離島航路の実現へ▽離島のガソリン税減免法案を次の国会で成立させ、消費税減免法案の提出、離島の振興と若者の島の実現▽税金のムダ使いをなくし、年金・医療・福祉の抜本改革▽郵便局がなくなり、郵便料金が上がる郵政民営化NO!▽農林漁業者に1兆円の直接支払いによる所得保障で農林漁業の再生を▽危険な米国産牛肉の輸入再開に反対。食の安心・安全を守る▽コンブによる海の浄化と資源回復▽自衛隊の早期撤退―など。



谷川、山田両氏には、言わば“公約”的に、本市をはじめ、選挙区内の有権者に示したその政策の実現に向けて、それぞれの方法で尽力してもらいたい。また皆でエールを送ろう。この総選挙では、国民の多くが持つ、自分や次の世代、地域、国の将来への漠然とした不安に、小泉首相が信念を通して見せた。その道筋に、多くの有権者が心を寄せたのではないか。が、これだけの勝利である。国民は今後、その行方に大きな責任を負ったのかもしれない。冷静に見つめよう。




2005年9月6日 第4260号 

-主なニュース-



麻生福岡・古川佐賀・金子長崎 3知事来島-壱岐で初の「九州北部三県懇話会」-


福岡・佐賀・長崎の三県知事による平成17年度「九州北部三県懇話会」が1日、3知事が来島して本市で初めて開かれた。昭和62年の第1回から今回で19回目の同懇話会は、三県の各分野での広域交流を推進し、三県が一体となった九州の全体的な浮揚など目的に開かれ、麻生渡福岡県知事(全国知事会会長)、古川康佐賀県知事、金子源二郎長崎県知事(九州地方知事会会長)ら3知事が、九州北部の三県が共有する課題や地域振興に関する方策などについて意見交換した。



自己ベストにチャレンジ=763人出場、8人が大会新=


第28回壱岐ナイター陸上


壱岐陸上競技協会(目良徹郎会長)主催の「壱岐ナイター陸上競技大会」が3日、郷ノ浦町、大谷グラウンドで開かれ、トラック、フィールドの35種目に、小学生4年生から一般まで763人(延べ出場者1069人)が参加して、学校やクラブなどで積んできた日ごろの練習の成果を発揮、各競技で最後まで全力を尽くす選手の姿が見られた。第28回目の同大会では、保護者らが応援するなか、選手たちはそれぞれの種目で自己記録の更新を目指して一生懸命にチャレンジ、今年は一般男子で、35歳~39歳100?bで浦山一寛さんが12秒3、29歳以下3000?bで川下和明さんが9分6秒4、一般女子1500?bで川富典子さんが5分16秒3、高校男子3000?bで平田龍一さんが9分33秒1、中学2年男子3000?bで田山久倫くんが10分29秒9、小学6年男子で永藤怜くんが2分38秒8、同5年で石橋卓馬くんが2分42秒1、同4年で横山義樹くんが2分58秒5―と、8人が大会新記録をマーク、小学4年男子100?bで斉藤功次郎くんが15秒5で大会タイ記録をマークした。



石田少年野球クラブが優勝-第34回県少年野球大会-


第34回県少年野球大会の決勝戦が4日、大村市で行われ、本市・石田少年野球クラブが優勝した。同大会には県下の強豪20チームが出場、石田は前年度優勝チームを破り、決勝戦への出場を決めていた。



九野坂さん800?bで3位-マスターズ陸上競技全国大会-


日本マスターズ陸上競技連合主催の第26回マスターズ陸上競技全国大会が8月26日から28日までの3日間、大阪市長居陸上競技場で開かれ、本市から出場した壱岐陸上競技会・九野坂光男さんが50歳代のクラスの800?bで3位、400?bで4位に入賞した。九野坂さんは「昨年より順位を上げる(昨年400?b4位、800?b2位)目標で挑戦したが、結果として達成できなかった。しかし、どちらも記録更新できてうれしい」―などとコメントした。



新・市議に聞く?E


小園寛昭(55)



支持者の皆さんの力強い指示により当選できたこと、心から感謝している。本市の財政状況は、極めて厳しい状態にある。壱岐市づくりには、市民のくらしと、より多くの市民が望むもの―を考慮して、政策の順位を決めて取り組むことが必要となる。基本的な姿勢として、ボス的な支配を排除して、より多くの人が望む方向で物事を決めて実施することが重要で、本島の市民の意志を掘り起こしながら、政治家として多様な出来事などに振り回されることなく、今、“何をすべきか”と常に頭に置いて、壱岐づくりに努めたい。壱岐の浮揚のために、?@産業の振興?A医療・福祉の充実?B教育などの活性化が欠かせない。過疎化への対応も鍵であり、いかに農業・漁業・観光を組み合わせた対策を取るか。母親が安心して子どもを産み育てられる環境づくりをするか―の少子化対策などにも尽力したいし急務。教育問題では、子どもたちが、厳しい社会の中でも逞しく生きてゆけるよう、大きい人数の共同生活で切磋琢磨しながら、仲間との協調を学ぶことも大切。そのためには、統廃合も視野に入れる必要がある。また、片苗新田のほ場整備にも取り組みたい。



深見義輝(45)



新たな定数26人の市議会に、支持者の皆さんの支援で送ってもらい、心から感謝しています。これからの壱岐づくりには?@基幹産業の振興?A福祉社会の充実?B豊かな島の構築―の3点が基本になり、?@は、農業と漁業では、壱岐を滋味豊かな安全・安心の食糧基地と見たて、できるだけ原点に帰り、生産力を高める工夫を様々に展開しながら、弱体化する国のパワーに依存することのない、自分たちで創り出す島づくりを目指し、第一次~第二、第三次産業の発展へとつなげたい。?Aは、少子高齢化は島の現実。それだけに、その充実は急務で、高齢者はもちろん、若い人たちにも子育て支援などの対策により、安心して暮らせる島づくりが必要で、この問題が、今後の壱岐にとって幅広く関連し、議員が一致して取り組まなければならない。任期の四年間は、農業出身だけに、農家の所得の安定を図り、後継者対策に尽力したい。また、離島の農業の特色でもある小規模農家が、様々な方策を利用して助け合っていける施策づくりも展開したい。危機感を持ち、次、次の世代が充実した生活が送れる壱岐―を創出することが我々の責務であり、最大限に努力したい。



320人が好取組-第5代横綱に山川椋太くん(石田幼稚園)-


第8回一支國幼児相撲大会


壱岐の島おこしイベントとして定着、市民に親しまれている「一支國幼児相撲大会」(同大会実行委員会主催)が本年は今月3日、芦辺町、離島センター横の全天候型多目的施設で開かれ、??ちびっこ力士?≠スちの保護者や大勢の市民が応援する中、島内外から参加した子どもたちが元気いっぱいの好取組みを見せた。第8回となる今大会には、幼稚園児226人、保育園児79人、福岡市壱岐団地から保育園児15人の合わせて過去最多となる320人が出場、個人戦の部は、石田幼稚園の山川椋太くんが優勝、第五代ちびっこ横綱となり、団体戦でも同幼稚園が優勝、大会を制した。



中国語講座を開設-11月から壱岐高校-


壱岐高校は地域開放講座として、11月4日から30日までの合計10回、同校で中国語会話講座を開く。この講座は、同高校で今年度から新設された中国語課程を担当する上海外語大学から派遣された中国語講師・毛文偉氏と澁谷憲昭教諭を講師に、中国語の基本的な発音を身に付け、中国語に慣れ親しみ、日本と中国の漢字の違いや意味などを理解することなど目的に開かれる。申込期間は10月1日から14日までで、定員に満たない場合は14日以降も受け付ける。応募者多数の場合は抽選。申し込み問い合わせなど詳しくは、同高校・澁谷教諭(電話47ー0081)へ。



好評、壱岐の塩ポテトチップス


カルビーのポテトチップス「こだわりの日本の塩シリーズ」第三弾として先月29日から、『ポテトチップス壱岐の塩』を発売している。ポテトチップス壱岐の塩は、本島の沖合100メートルから汲み上げた海水を100%原料にして作られた塩を使って製造され、本物を求める大人たちのこだわりにしっかっりと応える仕上がりという。



ひとしずく


「馬肥ゆる秋」―何とニガニガしい言葉なのか。入院でもしない限り、夏ヤセなどしたことはなく、喰い意地のはった自分にとって、何とも恐し気な響きを持った言葉である▼スーパーに行くとマツタケが並んでいたりして、これと壱岐牛で―とか、土びん蒸しを―などなど、デザートのフルーツは・・・で、夜食のスウィーツはアズキと抹茶とバニラの風味が素敵なカップ入りアイスクリームに―と、メニューが次々と頭を巡る▼先日、漁で獲れたマダイをいただいて、刺身やムニエルにして食べたが、すっかり味は回復して素晴らしかった。イサキも同様に旨味が戻ってきているものも多く、これにクロ(メジナ)も直加わってくるはずで、中でも尾長グロのたたき、しゃぶしゃぶは―などと、イメージが膨らんでくる▼そして何より、新米の頃となった。壱岐に来てその味を知るまでは、田舎を持つ友人たちの新米に寄せる思いを、なかなか理解できなかったが、釣った魚が新米に変わり?などの経験をするうち、この味の豊かさと香りの素晴らしさ、巡る季節感と一年という時の流れ―と、様々なイメージが湧き広がってゆく。旬の味の王様であろう▼その時季を迎えた壱岐の島の恵みは本当に素晴らしい。その素晴らしさが途絶えてしまうことがないように―とよく思う。島民皆で心から大切にしなければ―とも思う。



社説  安全・安心―信頼される壱岐市民病院に


本年5月に開院した郷ノ浦町東触、壱岐市民病院の落成記念式典と記念祝賀会が3日、文化ホールで、県知事の代理として山崎晋一朗福祉保健部長、県議会・末永美喜議長、山口壮三県議らが出席して開かれ、出席者全員で、本市の地域医療の中核施設、災害拠点病院としてスタートした市民病院の落成を祝った。島民の医療と福祉の増進に寄与するためにと明治28年(1895年)、旧壱岐公立病院の前身として壱岐石田郡立病院が開設、その後、昭和24年(1949年)に改称し壱岐公立病院となり、昭和39年(1964年)に改築されたが、老朽化が著しく進みスペースが狭く、島民のニーズ、近代医療へ対応が難しく、移転新築される運びとなり、紆余曲折の末、建設地が現在地に決まり、平成15年(2003年)12月に建設が始まり、今年3月に完成に到った。



「安全で安心して医療を受けることができる病院」として、本島の医療水準の向上、市民の健康増進、疾病の予防、診断、治療、リハビリ―と、包括的、継続的、合理的な医療体制の確立、本市の中核医療機関などとして「高度で温かい包括医療ができる中核病院」を目指すなどと、基本理念、基本方針に示されている。パンフレットの市長のあいさつの中には「患者さんが主役であるという認識を再認識して、病院に関わる全職員が連携して病院運営に取り組み、よりよき医療サービスの向上に努め、地域住民に信頼される病院に」などの言葉があり、中田和孝病院長は同様に「地域医療への貢献、高度医療の提供、受診・療養環境の整備、医療サービスの向上を目指し、住民の生命と健康を守るため、地域に根ざし、親しまれる『砦』になれるよう、職員一丸となって努める」などと述べている。



まったくその通りで、確保できていなかった外科の医師1人も決まり、今月から診療に参加しており、現在、本市ができる限りの医療スタッフが揃い、診療に当たっているものと思う。オープンからは少々遅くなったが、若い医師はもちろん、ベテランの医師、看護士、一般職員に至るまで、基本理念、基本方針を、それぞれに再確認してもらいたい。本紙、記者には、利用した市民から様々な声が寄せられる。その中には患者―利用者に対する初歩的なコミュニケイションの不都合を指摘するものが多い。もちろん感謝の声や見事な仕事ぶりをほめる声も届く。この5月にスタートした市民病院である。市民に信頼され親しまれ安心して受診できる病院として、その歴史を刻んでほしい。


2005年9月1日 第4259号 

-主なニュース-



本県3区も自民、民主の対決に


11日投票、第44回衆院選


2003年11月の前回の選挙から1年半ぶり、小選挙区比例代表並列制が導入されて4回目の総選挙となる第44回衆院選挙が先月30日に公示され、今月11日の投票日に向けた12日間の激しい選挙戦に突入した。立候補届け出は同日夕方に締め切られ、全国300小選挙区と11ブロック比例代表(定数180)で1,132人で議席を争うことが確定し、現行選挙制度化で過去最少の激戦がスタートした。本市などが属する長崎三区には、届け出順に、山田正彦(63)=民主・前=、谷川弥一(64)=自民・前=の2氏が立候補して自民、民主両党が直接対決する形の激戦となっている。公示の翌日から各支所で不在者投票が始まっており(最高裁国民審査は4日から)、投票日前日の10日まで行われる。また、この選挙では、第最高裁判所裁判官国民審査も執行される。



あす2日に開会、16日閉会-17議案を上程、本市議会定例会-


本市議会の議会運営委員会が8月25日に開かれ、本年度・第3回定例会が2日午前10時から開会し、会期は同日から16日(閉会)までとすることを決めた。26人の市議となり初の定例会となる同議会では、行政報告、一般会計補正予算案10件、条例議案3件、その他4件の合わせて17議案が上程される運びとなっている。



専門家8人の研究発表など-第2回九州古代種子研究会-


第2回九州古代種子研究会が3日に市教委石田事務所、4日に芦辺町、原の辻遺跡調査事務所で開かれる。



壱岐ブルーバードが初優勝=島内外9チームが熱戦=


第3回白竜旗争奪硬式少年野球大会


フレッシュリーグ九州硬式野球連盟・九州北部支部所属の壱岐ブルーバード球団(清水正孝球団代表)主催の第3回「白竜旗争奪硬式少年野球壱岐大会」が8月27日と28日の両日、芦辺町、ふれあい広場グラウンドをメイン会場に、市内4会場で開かれ、見事、壱岐ブルーバードが初優勝した。



男子・筒城東南、女子・久喜が優勝-第44回石田町バレー大会-


第44回石田町バレーボール大会(市教委石田事務所など主催)が28日、石田小学校体育館で、男子23チーム、女子19チームが出場して開かれた。同大会は、自治公民館対抗のトーナメント方式により、毎年9人制で行われており、地域代表の選手たちは、家族や同僚ら多くの声援を背に受け、この日のために練習してきた成果を随所に発揮、チーム内で掛け声をかけ合うなど、地域間の友好も図った。大会は男子が筒城東南、女子は久喜が優勝した。その他の主な結果は次の通り。▽男子?A池田東?B君ヶ浦西、本村▽女子?A筒城仲下?B筒城東南、本村



新・市議に聞く?D



町田正一氏(52)


市民多くの支援を受け、市民の代表として市議会に送ってもらい、心から感謝している。今回の市議選について、住民の熱意が、合併により定数が膨らんでいた市議会を、定数通りの議会とすることで、行財政改革を推進しよう―と、結果的に議会の解散、選挙へとつながっていたものと思っていたが、本来当選すべき候補者たちが落選しており、不満が残るものとなった。今後、任期の4年間で、議会の改革や若い人たちの意欲が湧いてくるような壱岐づくりに取り組みたい。今後▽行財政改革、職員の給与体系の一律ではない抜本的見直し▽水産業の振興・農業に比べて、国の法体系の整備も遅れている。壱岐の発展は水産業振興が鍵、観光をはじめ、他の産業と連携を深め、所得の安定など目指し、農業と同様に意欲が持てる産業への転換を▽障害者(児)を持つ親の不安解消など目指し、障害者(児)が生活していける施設づくり―など、実現に向けて全力で努めたい。新しい発想と企画力が勝負とされる現在、本市が全国の先進的な自治体となれるよう長期的な人材育成を推進し、若い人たちの意見が反映できる島づくりに尽力する。



大久保洪昭(62)


漁業者の皆さんはもちろん、多くの有権者の支援に心から感謝している。中学を卒業して以来46年間、漁業をし現在も漁に出ているが、仕事も生活も厳しい漁業者のために、少しでも役立てればと今回の市議選に立候補した。一本釣りなど漁業に関することは、現役の漁業者でもあり、「体」で理解しているので、主に漁業から見た壱岐の地域振興に、任期の4年間、精一杯尽力したい。最近は、マグロ漁で一息ついている漁業者も多いと思うが、マグロ漁を行うには、船や漁具など装備の近代化が必要で、自然と生き物が相手で確実な漁業の確証はない上、魚価の低迷、原油の高騰による燃料の値などにより、漁家の経営は切羽詰まっているだけに、市が漁家に対して思いきった施策を展開するように努める。後継者対策や少子化、高齢化問題など、その根本に所得の向上、安定化がある。観光とタイアップした新たな事業の創出や事業としての環境美化、保全など、新たな取り組みを展開する必要がある。壱岐の活性化は漁業の活性化なくして有り得ない。「将来を思うなら、今を精いっぱい頑張るしかない」の精神を基に、市議としての職責を全うしたい。



海のシーズンもフィナーレへ-水着コンテストに島外から19人-


石田町筒城浜でビーチフェスタ


本島の夏、海のシーズンも終わろうとしているが、夏休み最後の週末となった27日、石田町筒城浜海水浴場で「筒城浜ビーチフェスタ」(同町観光協会主催)が行われた。コンテストには、福岡や大分などから来島した女性19人が出場、グランプリに坂本麻希さんが選ばれ、準グランプリ臼倉淳子さん、3位に足立千並さん(いずれも福岡市)が入賞、見物客から大きな歓声が上がっていた。



工事終わり「六地蔵安座供養」-芦辺町八幡浦、はらほげ地蔵-


遭難した海女の冥福、鯨の供養慰霊のため、また、流行の疾病退散祈願―など、本島の代表的な観光地にもなっている芦辺町八幡浦、「はらほげ地蔵」は今年3月から、改修工事が行われてきたが、その完成に伴う「六地蔵菩薩安座供養」が30日、同浦の現地で行われた。



ひとしずく


青空、朝日に輝き夕陽に映える雲、星空、夜空と、とにかく空を見ているのが好きである▼最近は、数年前に比べ、この地球が宇宙の軌道を行くスピードがその時の風や雲の飛び方などから、速くなっているような表情をしているように感じられる時があり、その時、その瞬間が何とも言えず好きだし、夜空の星をリラックスして漠然と眺めている時に、突然、星が降るように近づいてくるような感覚にとらわれる一瞬があり、それもまた好きである▼「見上げてごらん夜空の星を」という歌もあるが、秋めいて澄んだ星空を眺めていると、尊敬する脳障害の小さな友人が数年前、心通う友人と交わした歌「来世にも希望の光届けられ君を囲みて星間にぎすむ」「来世にも希望の光輝きてコスモスかけて絵の里に達す」が、たびたび思い出される▼今年は、地球の半分程の大きさで、地球のすぐ外側を回る火星が大接近する年とされ、オレンジ色に輝くその星は11月ごろまでよく見えるようになるという。今月は18日が「十五夜」で、「仲秋の名月」―と、幻想的な夜空の光を楽しむことができる素敵な月である▼釣りをした夕方から渡良半島の牧崎へよく通うのも、釣りをしながら、フッと眺める空の、刻々と変化するその様が非常に美しいからでもある。忙しい毎日の中で、時には美しい壱岐の空を見つめるぐらいの余裕を持ちたいものである。



社説  あなたの1票には力がある 必ず投票を、衆院選


郵政民営化の是非、国民の関心が最も高い年金制度の改革が、最大の争点とされる第44回の衆院選が先月30日に公示され、投票日の今月11日までの12日間の選挙戦に突入した。本市が対馬、五島などと属している長崎三区には、届け出順に▽山田正彦氏(63)・民主前▽谷川弥一氏(64)・自民前の2氏が立候補し、まさに、自民・民主両党、二大政党化の中で直接対決の形となったが、小泉首相が自民公明両党で過半数の確保、民主党の岡田克也代表は政権交代ができなければ、両氏とも辞任することを明らかにしており、この衆院選は、構造改革、景気、格差のより一層の拡大化、外交、憲法改正、税制、少子化など、四年を超える小泉政権への審判となる。



前回の衆院選に続き、今回も、各党の政権公約=マニュフェスト=が有権者が判断の材料として問われることになる。各政党の主張については、連日のように党首たちがテレビニュースや日刊紙で、様々な角度から取り上げられ語るなどしており、できるだけ注意して見聞きしてほしいし、選管が出す選挙公報も大いに参考にしてほしい。「公約」は、国民の政治不信、不安への最大の要素とも言われるが、その実現力も有権者の判断材料となろう。この総選挙では、選挙区の投票をする候補者と比例代表の政党を選ぶことになるが、山田、谷川両候補者の公約は、長崎新聞によると、山田候補は▽郵貯・簡保の資金を地方の活性化に▽離島のガソリン税減免法案の成立▽米国産牛肉の拙速な輸入再開阻止▽食の安全の確立▽農林漁業者に直接支払いによる一兆円所得補償で農林漁業再生▽現在の年金給付額を下げることなく若い人が安心できる年金制度の創設。一方、谷川候補は▽農林水産業の生産、所得の向上▽雇用の安定確保、活力ある郷土づくり▽希望と感動の教育▽安心と豊かさの福祉▽長崎新幹線の早期着工▽離島振興を協力に推進、海洋国家日本の発展▽都市と農山村漁村の交流促進と観光促進▽少子化対策▽財政再建を進め、小さな政府の実現―とされている。



「あなたの一票には力がある」「日本の行き先を決めるのは、あなたです」のキャッチコピーが入った選挙啓発ポスターをあちこちで見かけるようになった。県・本市・選管と明るい選挙推進協議会も同様の標語で、この総選挙と最高裁判所裁判官国民審査へのアピールをしている。この選挙は、有権者の1票の力を実感できる選挙となる可能性が大きいともされている。国・県・市・地域づくりの主役はもちろん有権者=市民である。棄権などせず、きっちりとその意志を示そう。


 

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