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2005年3月25日 第4220号より 

解散決議案を否決†賛成29、反対31†


壱岐市議会


壱岐市議会は定例会最終日の25日、本会議で議員発議による議会解散に関する決議案を100人を超える市民が傍聴し見守るなか採決され、賛成29人、反対31人で否決した。


同議会解散決議案は、町田正一議員を提出者に、24人の議員の賛同を得て提案され、町田議員は「財政が厳しく行財政改革の推進は議会から始められるべきで、任期は来年2月末日であるが、本年定数26で市政に取り組み職責を果たすべき」などと提案についての説明があり、賛否の討論が行われた後、無記名による投票の結果、賛成少数で同議案が否決された。


同市議会は、昨年の旧四町合併の際の在任特例により、旧四町の全議員が市議となり、議員数が62人に膨らんだこともあり、市民の間では当時から議員数を定数へ―とする声があったが、現在に至っており、同議案が可決されるためには、全議員の4分の3以上の出席と出席した議員の5分の4以上の賛成が必要だった。


盈科陸上チームが3位†激しい雨の中、全選手が力走†


虹の松原カップ 西日本選抜小学生駅伝


佐賀県唐津市など主催の第17回虹の松原カップ西日本選抜小学生クラブ駅伝競争大会が27日に開かれ、本市・盈科陸上クラブが健闘、男子の部3位に入った。


壱岐市民病院が完成=外科医師確保にめど立たず=


11診療科目でオープンへ


老朽化に伴う壱岐公立病院の移転新築により、郷ノ浦町本村触から、同町東触・桜川地区での整備が急ピッチで進められていた同病院=壱岐市民病院=がこのほど完成、5月1日のオープン目指して医療機器の搬入などが急ピッチで行われている。


旧四町合併以前から広域的な課題として長きにわたり取り組まれ、ようやくここまで漕ぎつけたものの、昨年12月の壱岐市議会・定例会で、長田徹市長が、「議会の内容、公立病院で医療ミスがあったとする一島内紙の報道などから、公立、かたばる両病院への医師派遣が、4月以降できなくなるという連絡が、九大医学部第二外科医局側からあり、影響が懸念される」などとする報告がなされ、3月末日現在も外科医師の確保にめどは立っておらずきょう1日から外科は休診となり、急ぎ手術が必要と見られる患者、症状の重い患者らは、島内の医師で対応できない場合は、従来の急患搬送システムで島外の病院に搬送するという。この状況に、多くの島民から不安の声が上がっており、離島の生命線とも言える総合病院で、1日も早く正常な運営が再開されるよう、市、議会の更なる努力が強く望まれている。


12年間無欠席†壱岐高・今春卒業 郷ノ浦町 山内尚子さん†


壱岐高校をこの春卒業した郷ノ浦町志原西触、山内尚子さん(18)は、小学1年生から高校を卒業するまでの12年間の学生生活を、無欠席で過ごした。高校の3年間は無遅刻という山内さんは、「自分に自信が持てるようになりたくて始めたチャレンジ。家族や友人たちは喜んでくれていますが、周囲の人たちの世話になりながらの目標達成だったので、やり遂げてホッとしています。でもマジたいへんでした」「これからは保健師を目指して頑張ります」と、素敵な笑顔いっぱいに話してくれた。


舟グロに男女20チームが参加†春一番風のフェスタ†


春恒例の「春一番風のフェスタ」が今年も27日に開かれ、雨が降るあいにくの天候となったが多くの人出でにぎわった。同フェスタの目玉、和船による舟グロには男女20チームが出場、一般の部で「猿岩っち、どっち!あっち!」(沼津新田触)、女性の部で「かぐや姫」(初山西触、同東触)がそれぞれ優勝した。この他レースの主な成績は次の通り。


▼一般2,市議会産業経済委員会号(市議会)3,本町流チーム(郷ノ浦本町)、消防団長艇(郷ノ浦町消防団)

▼女性の部2,紀宮様と一度よばれてみたいパールレディス(上村真珠)


ひとしずく


いつもの釣り場、牧崎で、以前から顔見知りの若い釣り人2人に出会った。2人とは、彼らが島外の大学へ進学していたこともあり、久しぶりに出会った


▼1人は小学生の頃から知っている若者で、崖を下って磯に降り、仕掛けづくりをする間に、卒業の進路など尋ねると、「卒業までの方向とは違うけど、バイト先の会社でしている仕事につきたいと思い頑張ってます。自分がしたい事が、できなかったことで、それをこれからの失敗などマイナスの経験の言い訳けにしたくないから、両親を説得して」―などと話してくれた


▼また、もう1人は、壱岐市内での就職を決め、この4月から会社務めをスタートさせるが、彼も大学で学んできた方向からは少々方向を変え、「これからの仕事にいかに活かせるのか、新たな生活をふるさとでスタートできるなんて、楽しそう」などと話してくれた


▼釣果には恵まれなかったものの、片や小学生、片や高校生のころから知っている若者から、グラス片手に夢やこれからの仕事について、趣味の釣りの事など、目を輝かせて語る2人の姿を見て、頼もしく思い、しぼみかけていた心の“熱”が、上がってきたようにも感じられた。何より2人から伝わってくるそれぞれの若さが素晴らしく、うれしかった


▼それにしても自分の感覚も、2人とのコミュニケイションで「俺もちょっぴり?結構“おやじ”かも?だ!」と実感・・。


社説 †新年度のスタートに†


今年も春の定期人事異動が発令され、本市のフェリーが発着する各港などでは、転勤や就職、進学などで壱岐を後にする人たちを見送る島ならでは†フェリーが離岸する際に流される音楽「蛍の光」、バンザイをしてエールを送る人たち、相方の思いを断ち切るように切れて風に舞う五色のテープ†と、まるで映画の1シーンを見るような、何とも切ない光景が続いているが、きょう1日から2005年度が動き出した。本年度は、旧四町の合併に向けて組織された「壱岐四町合併協議会」が策定した新市建設計画「飛翔…壱岐21世紀計画」の内容を踏まえ、本市が進むべき方向とそれを達成するための方策を明らかにし、本市のまちづくりを進める上での総合的な行財政運営指針となり、市民や企業などが一体となったまちづくり、協働のあり方・活動方針を示す「壱岐市総合計画」のスタート年である。


▽安心・安全な住みよいまちづくり▽個性あるまちづくり―と進められる壱岐市総合計画は、「自ら関わり、共に創る自然の島づくり」を基本理念に†産業振興で活力あふれるまちづくり=産業振興†福祉・健康づくりの充実で安心のまちづくり=福祉、健康†自然を生かした環境にやさしいまちづくり=自然・生活環境†心豊かな人が育つまちづくり=教育、文化、スポーツ†国内外交流が盛んなまちづくり=国内外交流†さまざまな人が関わり合うまちづくり=地域経営―と、この6項目が、今後10年間の市政運営、まちづくりの基本指針となり、様々な事業が展開されることになる。


新年度がスタートした今月は、小・中・高校と新学期が始まる月でもあり、まだ背負う本人より大きく見えるランドセルを背負って登校する児童、真新しい制服に身を包んで通学する生徒たち“新入生”を見ていると、子どもたち皆の胸に秘められた、新たなる社会への希望や夢が、不安を超えて膨らんでいくようにも感じ、「まさに次代、次の壱岐市、島を築く貴重な宝、人材なんだなあ」とつくづくと思う。それだけに、今、大人たちが築きゆく壱岐―社会の有り様への責任の重さを意識せずにはいられない。子どもたちが新たな一歩を踏み出すように、大人たちも、それぞれの場で―ということであるが、“今さら”であろうか。さて、この新年度の始まりに合わせ、春の交通安全運動が6日から10日間実施される。交通安全も島づくりも主役は島民一人ひとりである。それぞれにバランスの取れた豊かな自分づくりに励み、得た知恵を壱岐づくりに発揮しよう。


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2005年3月16日 第4219号より 

中国語専攻に9人応募†新設「コモンホール」で特別講義†


壱岐高・原の辻歴史文化コース


50年ぶりの校舎改築が終わった壱岐高校(平倉充校長)で14日、来年度から中国語専攻が新設される原の辻歴史文化コースの特別講義が、真新しい同校1号館の「コモンホール」=視聴覚室=で開かれた。今年度第3回目となる特別講義は、同歴史文化コースに在学する1、2年生らを対象に、考古学専門の別府大学・後藤宗俊教授を講師に迎えて、「イエと家族の考古学」をテーマに行われ、歴史の文献と考古学の両面から見た各時代の家族、「イエ」について講義があった。2年前に設置された離島留学制度「原の辻歴史文化コース」は、歴史学専攻(原の辻遺跡を通して考古学や歴史学に対する興味関心を高め、深く考える力を育成する)に、新設される中国語専攻(中学語の学習を通じて、基本的な会話を身につけ中国の文化や言語に親しみながら興味関心を高め、コミュニケーション能力を育成する)を合わせ2専攻になる。来年度の応募状況はコース全体の募集人数20人に対して、歴史学専攻3人、中国語専攻9人だったという。現1年生は10人、2年生は7人。


新理事長に平山泰朗氏(湯ノ本出身)†特定非営利活動法人・全国イーコマース協議会†


壱岐の味・特産品をインターネットで販売する「壱岐もの屋」からスタート、東京・新宿区にIT関連の会社・(株)ウォークスを立ち上げた勝本町湯の本出身、平山泰朗さん(33)=同社代表取締役社長=は4月1日、ヤフーや三菱商事など一部上場企業など多数参加する特定非営利活動法人「全国イーコマース協議会」の理事長に就任する。


同協議会は、全国のネットショップ732店舗と関連事業者を束ねる団体で、平山氏は「年内に1,000店舗、2†3年後には約5,000店舗程度に規模を拡大し、参加事業所がより業務を展開しやすい状況を築きたい」などと話していた。


武田哲平くん(壱岐高1)がジュニア男子で優勝†第19回福岡国際クロスカントリー†


日本陸上競技連盟、公園緑地管理財団、福岡市など主催の第19回「福岡国際クロスカントリー大会」が6日、福岡市、海の中道海浜公園クロスカントリーコースで開かれ、壱岐高校1年、武田哲平くんがジュニア男子の部(4キロ)で、強豪に勝って優勝する快挙を成し遂げた。タイムは12分54秒。


風のささやき †ミサゴ†


半城湾の最深部に当たる郷ノ浦町庄触、海田新田の畑で先日、ミサゴがエサを捕まえているのを見かけた。注意していると、海田新田の上空を旋回する姿が見られ、それ以来、牧崎の上空などでも見られる。ミサゴは、魚食性のタカで世界地に分布している―とされているが、最近では海や湖沼の汚染などにより、環境省・準絶滅危惧種に指定され、そのことからもわかるように数が激減しており、以前は各地で普通に見られたが、壱岐では確か、数年前に黒崎半島で一つがいの繁殖が確認されているだけで、その他は、芦辺方面に数羽、これはその黒崎のものと思うが、三島方面でも見られたという話しを聞いたことがあるだけ。


はたして、まだまだ自然が豊かとされるこの壱岐に、どれぐらいのミサゴがいるのだろうか。個体を識別するのは素人には難しいのではっきりしないが、海田新田の上空などで見られるミサゴが一羽いることは確かなので、それ以上はいるはず。


よくこういった動物の存在が、自然の豊さのバロメーターにされる。もし、この壱岐にミサゴが一羽、一つがいしかいないとすると、確かにミサゴが生息する海辺にはカラス、トンビ、カモメと、ギャングのような危険な鳥類が多いが、その事実から島の自然環境について考え、それぞれに身近なことから行動を起こすことが望まれよう。壱岐の空を高く舞うその姿が、そして新天地へ巣立つその数がわずかずつでも増えるまで―である。


快晴の空に鬼凧舞う†伝統の鬼凧を作って飛ばそう†


壱岐市郵政まちづくり協議会


壱岐市郵政町づくり協議会主催の「伝統工芸『壱州鬼凧』を作って飛ばそう体験」の鬼凧揚げ会が13日、芦辺町、左京鼻で開かれ、この日は参加14組のうち13組が集まり、2月27日と3月6日、平尾鬼凧工房・平尾明丈さんの指導を受けて作った凧を持ち寄り、景勝地・左京鼻の空高く鬼凧が舞った。この日は北西の風が強く吹き、天候を心配して「だいじょうぶか」の声も聞かれたが、平尾さんの最終チェックを受けた鬼凧がその風に乗り、「ブーン、ブーン」という音を鳴らしながら次々と快晴の青空高く揚がり、一度に10の凧が揚がっている様は見事で、会場を訪れた長田徹市長も揚がった鬼凧を見上げ「青空バックに美しいね。壱岐鬼凧はいいな。昔を思い出すなぁ。」などと目を細めて話し、子どもから大人まで参加者全員が夢中になって楽しんでいた。


ひとしずく


最近、見事に花をつけた桃の木をたびたび見かける。ヤマザクラかヒカンザクラなのかよく見分けはつかないが、見られるようになってきた


▼このところ冷たく寒い日が続いているものの、その芯に春のぬくもりがあるようで、目に映る季節からも春の日の暖かさが伝わってくる。9日には福岡管区気象台が、九州・山口地方・第2回目の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表


▼それによると、2月末から今月初めにかけて気温が低い状態が続いたこともあり、第1回目の予想より1日†3日遅く修正されて、ほとんどの地点で2†4日(前半に比べ1†12日遅い)遅くなっており、きょう第3回目の予想が発表される予定ではあるが、壱岐は福岡、長崎が29日で、佐賀が30日、福江が31日とされていることもあり、その頃になるのでは


▼このサクラの開花予想が発表されると、“門出”のシーズン、春の定期異動のシーズンに入る。すでに10日には県警の定期異動が発表され、18日には教職員の異動の発表が予定され、壱岐市のスタートにより規模が縮小される運びの壱岐支庁など県職員の異動と相次いで発表される


▼自分も子どものころに4回経験しているが、今となっては、この日本全国での異動が、この国の経済をどれだけ支えているのか―と、毎年この時期に思う。大変な事である。


社説 †伝統の鬼凧づくり 鬼凧揚げ―から†


それは見事だった。


北西からの†だいじょぶか。ちょっと強すぎはしないか†をよそに、その強い風に乗って、ぐんぐんと左京鼻の空へ、ブーン、ブーンとうなりを上げながら昇っていった。先の日曜日、平尾明丈さんの指導で製作した鬼凧の凧揚げ会が左京鼻であり、†マイ凧飛ばし†に挑戦、取材中に最大で十組の凧が大空を舞い、それは圧巻で、母親と子どもで自分たちで作った鬼凧を揚げていた子どもからは「とても気持ちがいいです。凧が揚がるとこんなに強く糸を引っぱるんですね。自分たちで作った凧が揚がっていて最高」―と、凧のある大空を見つめながら目を輝かせていた。取材している自分も、カメラのファインダーをのぞきながら、心は、今、正に凧を揚げようとする人たちと一緒になり、「もっと引いて」「糸をどんどん送って」と叫び声を上げていた。見ているだけで童心に帰る素晴らしい光景で、ちょうどツアーの途中で左京鼻に着いた人たちからもそうした声が聞かれていた。


今、子どもから大人まで、ふるさとの文化、アイデンティティー、心―などを育もうとする施設の整備を巡って様々な声が上がっているが、凧揚げ一つとっても、高さが一†はありそうな伝統の鬼凧を作り、飛ばすという一連の作業を見ても、左京鼻で揚げるには、北西風の場合、「こんなに強い風が必要なのか」「揚げる際には、強い風に凧を引っぱらせるように、糸を引くだけではなく、糸を送ることが必要なんだ」などといった発見がある。この†発見†が、ふるさとを知る、また思い出すという再認識への大きな手掛かりとなる。凧揚げに参加した大人たちの目は、子どもたち以上に輝き、心踊る体験をしていることがひしひしと伝わってきた。これも郷土の文化・歴史を学ぶチャンスであり、それも本物の経験である。確かにこの機会をあまり楽しく思えない人たちもあろうが、この島の悠久の歴史、伝わることで新たに生まれた文化は大きく、多岐にわたり、それは今、現在の人々が考えるだけ、逆にそれ以上に、いわば喜びの数ほどにあったのではないか。


原の辻遺跡はその中で、最大のウエイトを占め、国宝=国特別史跡=に指定される発見ではあるが、すべてではない。そこからこぼれ落ちるような、個人レベルの心震わせる発見、歴史、文化への感動、今につながる共感、喜びがあるのではないか。それだけに、その発見を手助けするための施設として、これまで以上に内容が充実した中心的な拠点が必要であろうことが、その凧揚げの作業の流れからも観じられた。



2005年3月11日 第4218号より 

第1期工事の地鎮祭†体験広場と北側・導入部†


原の辻遺跡・復元整備


弥生の一支国の王都、国特別史跡「原の辻遺跡」を†再現†することになる復元整備事業の第一期工事・地鎮祭が9日、同遺跡内、芦辺町鶴亀触の現地で行われた。第一期工事では、遺構見学や発掘体験などできる体験広場・遺跡中心丘陵部(1,430平方†)の、現在農地として削られている部分を弥生時代の原風景に近づけるため、平均80†土を盛り、ヤブツバキやニホンサクラソウ、キキョウなど、壱岐にその当時からあったと思われる植物を主に植え、屋根が杉皮ぶきの休憩所(10・26平方†)も設けられるという。


35人が一般質問†壱岐市議会・3月定例会†


壱岐市議会・3月定例会の一般質問が10日、11日、14日の3日間の日程で始まり、合わせて35人が長田徹市長や須藤正人教育長に質問する。質問初日の10日は、12人が登壇、近藤団一議員が市役所には4支所あり、そこまで行くのが困難な市民もある。市民が行きやすい場所に市民サービス窓口を設置してはどうかとの提案に、長田市長は「長崎市には分室が3ヵ所設置されており、本市でも検討していきたい」と答えた。


平尾典子議員の不登校やいじめなどの問題に対する心の教育についての問いには、「壱岐市にとっても人づくりは町づくり。悩みの相談や親同士の交流の場となるフリースペースような相談窓口の必要性を感じている。今後検討していきたい」などとした。


鵜瀬和博議員の少子化対策についての質問に須藤教育長は「預かり保育は、17年度から開始する方針だったが、間に合わなかったため、年度途中から実施していきたいと考えている」などと述べた。今後の一般質問では、行財政改革、学校などの安全管理について―などの質問が予定されており、今定例会は25日に閉会する運びとなっている。


男女32チームが熱戦†ジュニアバレー新人戦大会†


市ジュニアバレーボール連盟主催の「ジュニアバレー新人戦大会」が6日、石田町、石田小中学校体育館で開かれ、元気いっぱいの熱戦が繰り広げられた。


同大会は、市内の小学校から男女合わせて32チームが出場、女子は2パートに分かれて、男女別にトーナメント戦が行われ、選手らは保護者らの応援を背に、攻守に激しい好試合を展開した。


大会の主な結果は次の通り。

▼女子▽Aパート 1鯨伏A 2渡良 3勝本A、沼津A▽Bパート 1瀬戸B 2八幡B 3石田B、鯨伏B

▼男子 1石田A 2志原


童謡コンサートや介護の講演も†沖吉けい子さん 樋口恵子さん†


14日、在宅介護者のつどい


本市と市社協芦辺事業所が主催して平成16年度「在宅介護者のつどい」が14日午後6時半から、芦辺町つばさで、高齢者や在宅介護者、婦人会・老人会の両会員などを対象に開かれる。

同つどいは、高齢者の介護予防と在宅介護者の意識の向上、心身のリフレッシュを図ることを目的に行われ、沖吉けい子さんの童謡コンサートや、評論家・樋口恵子さんの「外に出ながらいきいき介護」についての講演が行われる。入場は無料で、市民多くの参加が呼びかけられている。


市民の行政への参加など†第10回本市行革推進委員会†


本市の行財政改革について検討を重ね、昨年10月に長田徹市長に中間答申を提出した「壱岐市行政改革推進委員会」(会長・世利洋介久留米大学経済学部教授、8人)の第10回会議が10日、市役所で開かれた。


最終答申に向けた話し合いを進めている同委員会の今会議では、はじめに平成16年度と平成17年度の負担金、補助金の予算額の差額について財政課から報告があり、平成17年度に「補助金等検討委員会」を立ち上げて抜本的に見直していくことになった。


また、中間答申で「民間の経営手法の導入」と共に基本的な柱の一つになっていた「市民の行政への参加」について、事務局と世利会長から議論の叩き台=個人から地域へなど、各レベルからネットワークを拡大して支援していく“コミュニティー行政”や、市民と行政が対等な立場で、補完しながらまちづくりをしていく“協働”という考え方など=が示され、今後具体的に議論していくことになった。


次回の第11回会合は4月15日午後1時半から、市役所で開かれることになっている。


市歌のCDを作成†オリジナル・音頭・マーチ†


『壱岐洋洋』


壱岐市はこのほど、本市誕生1周年の今月1日に制定した市歌「壱岐洋洋」のCDを千枚制作し、市内の公民館や学校、全国の壱岐出身者の会などに配っている。市歌は、全国から324の応募の中から郷ノ浦町、藤本健人さんの詞が選ばれ、その詞に小椋佳さんが作曲した。


CDは、元力士で歌手の大至伸行さんが歌うオリジナル編、津軽三味線奏者の高橋孝さんが歌う音頭編、マーチ編の三種類と、オリジナルと音頭のカラオケ編の5通りが収録されており、市役所と各支所で借し出している。


イエと家族の考古学†壱岐高原の辻コース・特別講義†


2月下旬に新校舎が完成し、テープカットなど校舎完成記念式典が行われた壱岐高校(平倉充校長、783人)の原の辻歴史文化コースで特別講義が14日午後1時25分から同3時15分まで開かれる。


会場は、新築された同校一号館一階のコモンホールで、講義は別府大学・後藤宗俊教授を迎え、「イエと家族の考古学」のテーマで行われる。


ひとしずく


郷ノ浦町庄触北部公民館の牧手班は、同集落センター近くに、食用の菜の花を植え「ご自由に菜の花狩りを」(見頃は20日頃)と呼びかけている


▼三段の畑に植えられた菜の花の美しさは見事で、花を摘む人の姿は見られなかったが、自分を含めて数人の人がその美しい光景を写真に収めに来ており、車を降りて中段の畑まで行ってみると、甘くて苦いような何とも春らしい香りが風に乗って運ばれ、その香りの強さに驚き感動した


▼この地区では以前、菜の花でいっぱいに―と、時季の地域を彩る運動が行われていたように思うが、こうした取り組みはきっと市内のあちこちにあるのだと思う。例えば花いっぱい運動のように。また、個人の家の庭先などでもそれは見事なところがある。花で個人の敷地、地域を彩ることは、本当に素晴らしいことと思う


▼道路脇に花木を植える活動を地域で取り組み始めたところ、最近、道沿にポイ捨てされるアキ缶の数が目立って減ってきている―の話しを聞いたが、地域のそうした環境美化のためにも、一石二鳥ではないが、効果が大きいのかもしれない。人は心理的に、美しい場所にゴミのポイ捨てなどしにくいということも、遙か以前に聞いた気も?


▼季節ごとに花がある道づくりは、地域の人たちはもちろん、様々に通り掛かった人たちの目を、心も楽しませることができて素晴らしい。正に癒しの島づくりである。


社説 †交通安全犠牲者慰霊祭†


壱岐地区交通安全協会主催の交通事故犠牲者慰霊祭が2日、芦辺町、壱岐消防署の会議室で行われ、今年も遺族をはじめ、来賓や関係者ら約30人が参列して開かれ、「もうこれ以上、犠牲者を出してはならない」の思いを参列者全員が胸に、仏式により厳かに執り行われた。今年で27回目となった慰霊祭では、これまでに犠牲となった117柱の霊を慰め、「死亡事故ゼロ」と交通安全への誓いを新たにするものである。この慰霊祭を契機に、交通ルールの遵守、マナーアップ、思いやりの心で、市民一人ひとりが交通事故のない安全で住みよいまちづくり、島づくりに参加したい。


壱岐署管内で発生した昨年中の交通事故発生件数は、物損事故と人傷事故合わせて379件、このうち人傷事故は発生56件、傷者63人、死者無しと前年に比べ件数21件、傷者42人、死者2人と大きく減少したものの、物損事故が323件と26件増加している。事故の特徴的な傾向として、大半が脇見運転違反などの安全運転違反で、65歳以上の高齢者に係わる事故が約33%と大きな割合を占めているという。交通事故防止―今年の交通安全年間スローガンは「守ろう交通ルール、高めよう交通マナー」で、年間重点推進事項は▽高齢者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽暴走族の追放などとされており、交通社会の一員としてそのスローガンのもと、ドライバー、歩行者、運転免許の有無に関わらず、一人ひとりが、まずは個人的なレベルからスタートして家族、地域へと、交通安全への取り組みを着実に広めたい。


昨年の法の改正で罰金が高額になり、以前に比べると減っているようには思うが、飲食店や深夜のスーパーでは「アレアレッ?」と感じるドライバーもあり、飲酒運転のドライバーは後を絶たず、昨年中の飲酒絡みの事故は7件発生し、検挙者数は39人にもなる。この数字は未だ「氷山の一角」であろうことは言うまでもないが残念なことである。飲酒運転は、大事故に直結する違反である。「すぐそこまで」「自分だけ」は絶対に許されない。春の交通安全運動が来月6日から15日までの10日間、「よくみてね いっぱいのばした もみじの手」をスローガンに、1,子どもと高齢者の交通事故防止2,二輪車の安全利用の推進3,シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―の三項を重点に実施されるが、交通安全は、毎日の心掛けの積み重ねでもある。その積み重ねで、快適な交通社会の島・壱岐づくりを、市民皆で展開し



2005年3月7日 第4217号より 

新年度予算など46議案を上程†各町消防団統合・壱岐市消防団へ


壱岐市議会・3月定例会


壱岐市議会の3月定例会が4日、勝本町、文化センター議場で開会、総額209億8,700万円の平成17年度一般会計当初予算案など予算21件、条例関係17件、その他8件の46議案と陳情1件が上程された。


文化ホールで27日「市歌」発表会


壱岐市は誕生一周年を記念して3月1日、郷ノ浦町、藤本健人さんが作詞、有名な小椋佳さん作曲の「壱岐洋洋」を本市の市歌に制定、その市歌発表会を27日午後3時から、郷ノ浦町文化ホールで開く。入場は無料、市民多くの来場が呼びかけられている。


「芦辺強いほう」優勝†壱岐の華杯†


第8回フットサル大会


(株)壱岐の華と壱岐サッカー協会主催の「壱岐の華杯・フットサル大会」6日、雪で開催地が芦辺町、ふれあい広場グラウンドから勝本町、サンドーム壱岐に変更になったが、どの試合もスピード感あふれる熱戦が展開された。決勝は「芦辺強いほう」と「芦辺弱いほう」の対戦となり、同強いほうが壱岐の華杯を制した。3位はアクセス、ドルトムントA。


壱岐産大麦使用†壱岐焼酎発表会†


=壱岐地区麦類生産流通協議会=


JA壱岐市や本市、島内酒造メーカー7社などで構成される壱岐地区麦類生産流通協議会(田中哲一 会長)主催の「壱岐産大麦使用・壱岐焼酎発表会」が1日、郷ノ浦町、ホテル太安閣で開かれた。壱岐焼酎による地産地消への貢献を―などと開かれ、かねてから産地指定により世界のブランドでもある本市の麦焼酎に地元産の麦を―とする愛飲者らの声は高く、その希望が実現する形で、壱岐市誕生記念日の3月1日、原料の大麦や米に壱岐産を使用した新製品が発表された。この日発売されたのは▽山の守酒造・山の守かめ仕込み27度▽玄海酒造・麦焼酎壱岐海の王都27度▽猿川伊豆酒造の原の辻麦街道25度▽壱岐の華・壱岐の華昭和仕込み25度▽壱岐焼酎協業組合・壱岐市誕生一周年記念25度。価格は1,000円から1,800円。


銅版画展を開催中†濱児童絵画教室†


濱児童絵画教室の銅版画(エッチング)展が20日まで、芦辺町、ダイエー内のピア21ギャラリーで開かれている。銅版画展は、「ぼくの・わたしの地球のねがい」をテーマに、同絵画教室に通う子どもたちが、地球上で起こっている戦争や平和、自然災害などについて話し合い、地球の気持ちになって制作した銅板による版画約50点が展示されており、市民多くの鑑賞が呼びかけられている。


風のささやき†地元の大麦使用†


壱岐産本格麦焼酎


東京の実家へ帰省した際、バスの窓から、酒店が壱岐産の麦焼酎を配達、空きビンを回収している様子が見え、妙にうれしかった。また、報道によると、日本貿易機構上海センターが、上海市のデパートで壱岐産の麦焼酎2銘柄を含め焼酎や清酒など60銘柄を試験販売しているという。壱岐でできる麦焼酎は平成7年、麦焼酎発祥の地として国の産地指定を受け、産地としてのブランド化がされており、友人たちが島外から来島したり、福岡で会う時には自信を持ってすすめ、楽界の著名人やプレーヤーたちが長野に集う際にも友人に頼まれて送るなどしているが、とても好評である。焼酎ブームと言われる最近の波に乗り、壱岐の焼酎メーカー7社もそれぞれに、従来の味に工夫を凝らし売り上げを伸ばしているようであるが、メーカー各社は来月以降、JA壱岐とタイアップして壱岐産の米、麦を使い仕込んだ焼酎を発売することになっている。いったいどんな香りがして味がするのか今からとても楽しみで、かねてから壱岐産の焼酎ファンの間で夢のように語られてきたことが、限定生産ではあるが現実となることはうれしい。


壱岐支庁がまとめた壱岐島勢要覧2004†05版を見ると、焼酎の出荷量は▽平成12年度1500kl▽13年度16391kl▽14年度1878kl▽15年度2448klと伸びており、15年度の販売額は22億3200万円で、好調の本年度子牛市の販売額を上回っており、壱岐を代表する特産品、産業として今後が期待されるし、本市の焼酎メーカー各社が、その歴史と豊かで深い文化を担いながら切磋琢磨し、壱岐島のいわば顔の一つとして、国内外へ広く麦焼酎と壱岐の島を伝えてほしいものである。愛飲する我々も、機会あるたびに、それぞれが好きな製品を手に、アピールしたいものである。できれば肴にピッタリの壱岐の産物をプラスして。


ひとしずく


ちょっとした買い物でスーパーに行ってみると、小さめで柔らかくゆでたタケノコがあった。ワカメと一緒に料理した好物の「若竹煮」がイメージされたが、見回してみると、タラの芽や海藻のメカブも††春†があった


▼知人,釣友らが、郷ノ浦湾内の防波堤やちょっとした磯に、春に味がよいとされるメバル(目張、眼張、鮴)をたびたび釣りに行っている。今の時季のメバルのことを、九州を代表するチヌ(黒鯛)釣り名人が著書の中で、「春の乗っ込みチヌを釣る前に、まずタケノコメバルを…」という下りがあり、メバルが泳いでいる姿が、掘ったばかりで皮がついているタケノコに似ていることから、そう呼ぶということを知った


▼ここ数年、釣ったことがなかったサンマサイズのサヨリ(細魚、針魚)が、渡良半島・牧崎の寒グロ(目仁奈)釣りの途中、偶然針に掛かった。このサヨリも春の到来を告げるように、磯近くを群れで回遊する。透き通るような美しい身で、淡白だが味もよいことから、以前はよく釣っていたが、最近は珍しいサンマサイズで、大切に持ち帰って刺身にして、久しぶりの味をいただいた


▼昨日6日の朝、外に出てみると、雪が降ったあとがあちこちで見られた。海の中も陸上も、今はちょうど冬と春が混然としていて、海・山の幸がうまい。自然の旬の恵みに感謝!


社説 †オープンまで約2ヵ月†


壱岐市民病院


「最近は救急患者で比較的に軽い症状の人しか手術ができなくなっていると聞く。何かあったら不安」「本当に4月から、外科の医者は壱岐に来ないのか」「何かあっても、自力ですぐに都会の病院に掛かることのできない市民、選べない市民はどうしたら…」など、公立病院の診療に関する不安への声が、最近、周囲のあちこちから聞かれるようになっており、日ごとに高まっているように思われる。


基本構想によると、5月1日にオープン、6日に一般外来の診療開始の予定で整備が進む新公立病院は1万7,838・44平方メートルの敷地に、地下1階、地上5階、鉄筋コンクリート造(床面積1万2,173平方メートル)で、病床数は一般120床、精神70床、結核6床、感染症4床の合計200床。診療科目は▽内科▽小児科▽循環器科▽外科▽整形外科▽泌尿器科▽脳神経外科▽皮膚科▽耳鼻咽喉科▽眼科▽産婦人科▽麻酔科▽精神科▽放射線科▽消化器科▽呼吸器科▽リハビリテーション科の合わせて17科目となっており、人工透析室(人口透析機四床予定)も設置される。


今月4日に開会した本市議会・定例会での施政方針を見ると、病院事業の説明の中で「公立病院は、総合病院としての機能や救急医療の高度設備など、採算性の低い部門や赤字部門を担って経営しており、今後の医師招聘問題、医療費の抑制など、病院経営は厳しく、経営基盤の確立が必要。4月からの診療体制として、泌尿器科を常勤で開設、内科5人、外科2人、整形2人、精神2人、他科各1人の合計15人の医師でスタートの予定」などとしている。が、本市の中核病院として非常に重要な外科医師の確保ができておらず、その招聘については「六大学、七医局、独立行政法人(国立病院機構)、地域医療連携(NPO)、島内医師会へ依頼、交渉を続けているが、大学などの話では、これまで派遣を続けてきた関連病院も臨床研修医制度の影響で縮小している現状。新規の派遣は困難との返答で、4月から外科医不在ということがないように努力する」などとされている。開院まであと約2ヵ月、議会、市の更なる努力で外科医師の確保を―と切に願うが、正に医療は離島・壱岐の生命線、その非常に深刻な問題がここまで至り、市民に不安が広がっているという事実。病院を選ぶことができない立場にある市民の心情をも真摯に受け止めてもらい、市民の病院としてこれまで以上にその役割が果たせるよう、気持ちよくオープンに漕ぎつけてほしい。


2005年3月1日 第4216号より 

一般会計209億8700万円†本市17年度当初予算案†


デイサービスセンター建設など


壱岐市議会の平成17年第一回定例会が4日に開会、25日に閉会する22日間の日程で開かれ、一般質問は10、11、14日の3日間行われる。本市は2月14日、今議会に提出する議案について記者会見を開き、209億8,700万円の平成17年度一般会計当初予算など46議案を発表した。


石田クラブが大会制す=55人の少年剣士が出場=


市少年剣道錬成大会


壱岐剣道協会(末永正幸会長)主催の第33回「壱岐市少年剣道錬成大会」が27日、郷ノ浦町、大谷体育館で、凛と張りつめた寒気を突いて開かれた。剣道の普及と発展、青少年の健全育成を目的にはじめられた同大会は、市内7少年剣道クラブに通う小学5・6年生55人が参加して行われた。大会の主な結果は次の通り。▽団体戦 1,石田少年剣道クラブ 2,田河少年剣道クラブ 3,郷ノ浦少年剣道クラブ


親子、友人らと挑戦†凧飛ばしは13日、左京鼻で†


伝統の壱州鬼凧づくり


壱岐市郵政町づくり協議会主催の「伝統工芸『壱州鬼凧』作って飛ばそう体験」の凧づくりが27日、郷ノ浦町、盈科小学校体育館で開かれ、親子や友人らと参加した14組・約40人が鬼凧づくりに挑戦した。


新校舎完成記念式開く†壱岐高校†


壱岐高校(平倉充校長、783人)は23日、2002年度から3ヵ年で公舎2棟を新築、1棟の改修を終え、テープカットなどある校舎完成記念式を行った。鉄筋4階建ての新校舎は、約16億5,300万円の事業費で、管理室のほか教室32室、図書室や視聴覚室には最新の設備が備えられており、校舎の外観はベージュにグレーで、落ち着いてモダンな雰囲気に仕上げられている。


ひとしずく


つい先日、スタートしたばかりのように感じる2005年も、もう「弥生(やよい)」・3月で、きょう1日は市内の両高校卒業式があった。この日は壱岐市の1歳のバースデイでもある


▼民間の気象情報会社が先日、今年の桜=ソメイヨシノ=の開花予想をまとめ発表、それによると、開花の時期は平年並みで、本県から北部九州地方は、3月25日から4月5日のラインの中に入っており、この春の気温も平年並みと予想されていた


▼桜を前に明後日・3日は、気節の折り目となる五節句▽1月7日・人日(じんじつ)、七草▽3月3日・上巳(じょうし)、雛、桃など▽5月5日・端午、菖蒲など▽7月7日・七夕▽9月9日・重陽(ちょうよう)、菊など―の一つ、桃の節句で、これにウグイスの名調子が加わり、その鳴き声があちこちで聞かれるようになれば春も本番


▼5日には、二十四節季の一つで、地中で冬ごもりをしていた虫たちがはい出してくるころ―の「啓蟄(けいちつ)」である。人々もこの壱岐の島も、冬の寒さ、時に突風となり吹き乱れた北風に、縮んでいたからだを大きく伸ばし、これから日の光に満ち、生命力あふれる躍動の季節に備えたいものである


▼深呼吸をして、息を腹がくびれるほどに吐き、胸が大きく広がる程に息を吸い、心身共に新鮮な大気で満たし、それぞれの新たな頃に臨もう。


社説 †両高校の卒業生へ†


今年もきょう1日、壱岐・壱岐商業両高校の卒業式がそろって行われ、壱岐は男子115人、女子138人の合計253人、壱岐商業が男子64人、女子56人の合計120人で、両高校合わせて373人(男子179人、女子194人)が、人生の中で、最も多感な頃と言われる16†18歳の3年間を過ごした、思い出多き学舎を後にした。今からおよそ30年前の自分のその頃に思いを馳せると、善くも悪くも、それはそれは多くの出来事があり、沸々と喜びや悲しみなどの感情が込み上げ、来る日も来る日も才能について考え、無力感にさいなまれたこと、喫茶店で様々なジャンルの人たちと話したり、思いのたけをぶつけたような手紙、詩を書いたこと―と、次から次へとその時の情景が鮮明によみがえる。どの出来事もきらめく宝石のような経験として心に刻まれている。きっと、きょう両高校を巣立った卒業生の君たちも、何年かの歳月を経ると、そうしたものを感じるはずで、また、そうあってほしい。


進学や就職で多くの若者たちが、ふるさと壱岐を離れ、新たな場へと旅立ってゆくが、そうした心に残る経験の一コマ一コマを大切に胸の奥に抱きながら、より豊かな相方向のコミュニケーションを、その場で出会う人たち、出来事、環境とも築きながら、自分の考えや目標、進路を他の人やものと比べて優劣をつけ、自身を小さな枠へ押し込めようとせず、それぞれの場が、喜びや楽しさ、やる気創出の場となるよう手を抜かず、とてもシンプルな毎日の生活が、自分の行動でより充実し、満たされたものとなるように焦点を合わせ、一歩一歩着実にこの時代を歩んでほしい。

 

社会は、「寄らば大樹」といったピラミッド型のスタイルから、個々がそれぞれの違いを認め合い、活かし合いながら、「1+1」が限定されるものでなく、無限大となるような、個がそれぞれに際立つ方向へと向きを変え、結果として、意味のない競争や一方的なパワーの押しつけなどない、よりストレスが少ないコミュニケーション、人はもちろん、あらゆるものと共生・共存できる時代へと移行しているともされる。そのような変化の中に在り、これからの人生を主役として、より豊かに歩んで行くためには、「これが私である」と胸を張り、今の自分が最高、素敵に思える選択が出来るかどうかがキーポイントとなろう。忘れずに心掛けたい。

 チャレンジを

 止むことなしや

 その心

 若きを保て

 知を得て高く



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